球界トピックス
５月１日
東京ドーム：巨人２勝１敗１分
Ｄ ００８２００１０６ １７
Ｇ ０００００００００ ０
勝：人斬り抜刀斎１勝１敗
負：カリメロ１勝３敗
本：ティモンズ２、山崎５，６、ショーゴー１
名手・川相、悪夢のフル欠場！ 失意の投手陣、晒し者の17失点！
前日、絶妙のバントヒットで巨人を逆転勝利に導いた立役者であるにも拘わらず、茂雄はまたも名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志がヒットで出たものの、清水は完全無策の強攻策を強いられて、サードへのファールフライに倒れると、続く江藤はゲッツーに倒れる最悪の展開で無得点と早くも川相不在の弊害を露呈。前回、川相不在の影響により、エラー連発のバックに足を引っ張られ、無惨にＫＯされたと言うのに、またもや川相不在のマウンドを強いられて、辟易としている巨人先発・カリメロは３回、先頭の渡辺に二塁打を浴びると、中村を歩かせ、人斬り抜刀斎には簡単に犠打を決められて、一死二、三塁のピンチ。ここで井端に一、二塁間を破られて、あっさり先制点を献上。更に、荒木のスクイズを川相不在で冷静な判断力を欠いていたガッツな貴公子・仁志が間に合いもしない本塁へ送球し、２点目を与えた上に荒木まで一塁に生かしてしまう体たらく。これで川相不在の重さを改めて痛感し、失意のカリメロは波留，ティモンズ，立浪と連打を浴びて、５失点。この期に及んでも、茂雄はその裏に打席が回るからと次の投手を出し渋り、かと言って、名手・川相を守備につかせる訳でもなく、結局、何のフォローもせずに最悪の状況は依然として続いた儘。茂雄の非道な采配により、晒し者にされたカリメロは、二死後、打者一巡して回ってきた渡辺，中村にもタイムリーを浴びて、この回、悪夢の８失点。続く４回からマウンドに上がった２番手の木村もこの茂雄の非道な采配を見せつけられて不信感一杯の上、川相不在で不安感一杯とあって、ティモンズに２号ソロを叩き込まれると、山崎武にも５号ソロを浴びて、１０点目を献上。５回、巨人は先頭のマルちゃんが左手一本で左中間を破る二塁打。続くマッスル千代の富士のボテボテのサードゴロをがジャッグル。これを見たマルちやんは川相不在では一つでも先の塁を狙うしかないと焦って、三塁へ突入するも憤死。走っている途中でアウトと観念したマルちゃんはぶち切れたか、ベースカバーに入った井端目掛けて殺人スライデングを敢行。井端は膝を痛めながらも、その儘、ショートの守備に戻り、マルちゃんの目論見は脆くも失敗。続いてインケツ続きのニックンが打席に入った所で悪太郎・堀内氏は「今のニックンを見ていると、打てないのは当たり前と言う感じですね」と、いかにも名手・川相を出せと言わんばかりにインケツ続きのニックンを使い続ける茂雄の嫌がらせ選手起用を痛烈批判！ 勿論、茂雄は川相に代える事などなく、ニックンはここでもあっさり凡退する相も変わらずのインケツぶりで、続く左門も倒れ、結局、この回も無得点。これに愕然とした木村は直後の６回、中村にタイムリーを浴びて、１１点目。９回には、これまた川相不在で不安感一杯の３番手・平松が途中から守備で入っていたテルの打球を左臑に直撃され、負傷降板。緊急登板となった４番手・野村も当然ながら川相不在とあって不安感一杯。これに対して、中日は荒木，波留と連打を浴びせて、１点をあげると、更に、この日から一軍に昇格したショーゴーが左中間スタンドへ史上４２人目のプロ初打席初アーチとなる３ランを叩き込み、歓喜のレフトスタンドは「ショーゴーショーゴー、ショゴショゴショーゴー♪」と大合唱！ 更に、森野がヒットの後、山崎武がこの日２本目となる６号２ランを放ち、この回、怒濤の６連打で一挙６点。結局、名手・川相が悪夢のフル欠場となった事で敗れるべくして敗れた巨人は今季初の完封負け。しかし、茂雄は相変わらず、敗因は自分の嫌がらせ采配ではなく、カリメロを初めとする投手陣のせいにしており、カリメロ，木村，平松の二軍送りを決定！ お門違いの責任を押しつけられた投手陣の不信感は頂点に極まりつつある状態。こんな調子ではＶ２など夢のまた夢と言う声が所々で挙がっている。
左：川相不在の中、連打を浴びて晒し者にされ、失意のカリメロ
神宮：ヤクルト１勝２敗
ＹＢ ００００００００００５ ５
Ｓ ０００００００００００ ０
勝：森中３勝２敗 負：五十嵐１勝２敗
延長11回、小川、決勝タイムリー！ 横浜、６投手完封リレー！
両軍一歩も譲らない投手戦は０−０の儘、延長戦に突入。迎えた１１回、横浜は一死満塁のチャンスを掴むと
小川が詰まりながらもセンター前に落ちるタイムリーを放ち、ついに均衡を破る先制点をゲット。
更に、この後、ズーバーのタイムリー，石井タクローの走者一掃のタイムリー三塁打で、一挙５点。
最後は斎藤タカシがピシャリと締めて、完封リレーを達成した。
甲子園：阪神２勝２敗
Ｃ ３００００００１０ ４
Ｔ ００００１００００ １
勝：佐々岡３勝３敗 負：カーライル２勝２敗
本：ロペス６、悠久の若虎２
佐々岡、２戦連続完投で３勝目！ 阪神、打線沈黙で６連敗！
広島は初回、カーライルの立ち上がりをとらえ、キュラソ星人の犠飛，ロペスの６号２ランで３点を先制。
これで主導権を握った広島は８回にもキュラソ星人のタイムリーでダメ押し。
先発・佐々岡は５回に悠久の若虎・桧山に２号ソロを浴びて、完封こそ逃したものの、完投で３勝目をマークした。
福岡ーム：ダイエー４勝３敗
Ｍ ０００００００１１ ２
Ｈ ３０００１０２０× ６
勝：田之上３勝２敗 負：横田１勝２敗
本：井口７、
田之上、12年目のプロ初完投勝利！ ダイエー、首位返り咲き！
初回、小久保，松中，Ｊ．マッケンジーの３連続タイムリーで先制したダイエーは
５回には井口の７号ソロ、７回には小久保のタイムリー二塁打等で着々と加点し、６点のリード。
ロッテは８回に初芝のタイムリー二塁打でようやく１点を返すと、９回にも１点をあげたものの、反撃もここまで。
５安打２失点の好投を見せたダイエー先発・田之上はプロ１２年目にして初の完投勝利。これでダイエーは再び首位を奪回した。
西武吹き抜けドーム：西武３勝３敗
ＢＷ １００１００６００ ８
Ｌ １０１１００１１１ ６
勝：戎１勝２敗 負：水尾１勝１敗 Ｓ：具１勝２敗７Ｓ
本：松田さん１、エセネオエセ松井３，４、玉野１
相川、決死の顔面死球！ オリックス、怒りの大逆転勝利！
エセネオエセ松井の２打席連続アーチ等で西武の１点リードで試合は終盤に突入。
迎えた７回、オリックスは連打で無死一、二塁とすると、ここで代わった潮崎から代打・相川が顔面に死球を食らって退場。
この死球で火がついたオリックスは代打・藤井の犠飛で同点とすると、ハイツ田口，塩崎のタイムリーで４点を勝ち越し。
更に、今度はデニーが松田さんに死球を食らわせて乱闘寸前となった後、アリアスもタイムリーを放って、ダメ押し。
西武はこの後、２点差まで詰め寄ったものの、最後は具に抑えられた。戎はあと一人で完投を逃したものの、今季初白星。
大阪ドーム：近鉄５勝１敗
Ｆ １００００００００ １
Ｂｕ ０００００００００ ０
勝：伊集院光の弟子・金村３勝２敗 負：高村０勝３敗 Ｓ：ミラバル７Ｓ
本：井出１
史上初、プレイボールホームランのスミ１完封！
井出のプレイボールホームランで１点を先制した日本ハムが、この貴重な１点を守り抜いて、連敗を脱出。
先発の伊集院光の弟子・金村は立ち上がりから危なげのない投球で８回を３安打無失点に抑え込むと
最後は守護神・ミラバルが締めて完封リレーを達成。初球を叩いた先頭打者アーチの１点のみの勝利は史上初の珍事となった。
近鉄先発・高村は１失点完投ながら援護なく３敗目。近鉄は４度、一日で首位を明け渡す事になった。