球界トピックス
4月23日
選手会が年俸調査結果を発表! 巨人、7年連続1位!
この日、労組・日本プロ野球選手会が今季の年俸調査(出来高分は含まず)結果を発表した。これによると2位の中日に総額15億円以上もの差をつけて7年連続1位となった巨人の開幕時一軍メンバーの平均年俸が1億1585万円と、初めて1億円を突破した事が明らかになった。本来ならば、2億以上貰っていてもおかしくない名手・川相の昇給分を全て破戒僧・清原の大幅ダウン補填分に回すと言う茂雄の非道なやり口によって、1億円の大台から陥落させられた川相は平均値以下の年俸と言う悪夢の様な展開に各関係者から非難の声が飛び交っている。一方、京都の花札屋に鈴木(マリナーズ)を売り払い、約14億円をゲットしたオリックスは5位から一気に最下位へ転落。球団総額で13億8160万円と鈴木一人を売却した金額にも満たない何ともショボい結果となった。
新庄、元巨人・デセンスから2号アーチ!
メッツの新庄がシナジー・フィールドでのレッズ戦に6番ライトでスタメン出場。5回の第2打席で元巨人のデセンスからレフトスタンドへ11試合ぶりとなる2号ソロを叩き込んだ。巨人時代は8戦で0勝1敗と言う大した記録を残していないデセンスの事など、新庄は「全然知らなかったよ。(メジャーで)今まで対戦した事のない投手だとは聞いていたけど…」とすっかり忘れ去っていた模様。新庄とデセンスは日本でも確かに未対戦ではあるのだが、デセンスが5回を無失点と在日中、最高のピッチングをした試合が実は阪神戦(1999年9月23日)。この日、三本柱を全員後ろに回す策に酔いしれ続けて、先発陣が弱体化しており、一軍に帯同したばかりと言う事で川相不在の重大さを比較的分かっていないからと、茂雄はデセンスを先発マウンドに送り込む奇襲を敢行。これに対して、阪神は、初回一死から、田中シュータのファールがネクストバッターズサークルにいた新庄の左くるぶしを直撃! 歩く事すら困難な状態に陥った新庄は、この儘、ベンチに引っ込むと言うアクシデントで退場を余儀なくされ、デセンスとの対戦は実現しなかったのだった。因みに、この日も川相不在の影響で拙攻三昧の巨人は5回まで無得点に終わり、名手・川相…ではなくソーサ元木を代打に送られる嫌がらせを受けて引っ込められたデセンスは日本で唯一の白星をゲットするチャンスを逃すハメとなった。ともあれ、新庄の一発が貴重な中押し点となり、メッツは5−1と快勝。バレンタイン監督も「新庄はまた当たりが戻ってきている。彼はどんな球にもきちんと対応出来るね」とご満悦だった。