東京ドーム：巨人２勝１敗
ＹＢ ０００１００４００ ５
Ｇ ００３１０００００ ４
勝：斎藤タカシ１勝０敗２Ｓ
負：斎藤雅０勝２敗
本：鈴木なおのり１、清水２
名手・川相、悪夢のフル欠場！ 茂雄、ヘッポコ継投炸裂で連勝ストップ！前日、茂雄の嫌がらせによりまたも川相はフル欠場に追い込まれた上、その茂雄にシメてシメてシメまくられながらも川相不在の危機を救い続けてきた今夜の松井さんが４四球と歩かされまくったにも拘わらず、完全無策一発依存のファミスタ野球が炸裂し、よりにもよって、破戒僧・清原のサヨナラ弾で締めてしまった事ですっかり浮かれ気分の茂雄は調子に乗って、この日も名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は２回、制球の定まらない横浜先発・バワーズから今夜の松井さん，破戒僧・清原が連続四球を選んで、無死一、二塁と先制のチャンス。しかし、ここで川相と違い、バントに絶対の自信を持っていない江藤がバントの構えからストライクを見送り。これで川相不在とあっては一つでも先の塁を狙うしかないと焦っていた松井さんが二塁を大きく飛び出し、捕手・谷繁からの牽制に刺されて憤死。結局、江藤は見逃し三振に倒れると、清水も凡退して、無得点と川相不在を痛感させる拙攻ぶり。しかし、続く３回、依然として制球の定まらないバワーズから斎藤雅が四球を選ぶなど、一死満塁と再び先制のチャンス。ここでマッスル千代の富士は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のライトフライとなり、斎藤雅が先制のホームイン。続く松井さんはまたもや歩かされたものの、破戒僧・清原が三遊間を破る２点タイムリーを放ち、この回、３点。川相不在とあって初回から持ちうる全ての精神力を注ぎ込んで投げ続けていた事で早くも疲労困憊の斎藤雅が直後の４回、鈴木なおのりから今季初アーチを被弾したものの、その裏、清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ２号ソロを叩き込み、再びその差は３点と広がった。４−１の儘、迎えた６回、巨人は先頭の清水がヒットで出るも、完全無策の野放し野球を愛する茂雄は阿部に強攻策を命じて、あえなく三振。続く斎藤雅の打席で川相不在とあっては一つでも先の塁を狙うしかないと焦っていた清水が谷繁からの牽制に刺されて憤死すると、斎藤雅も三振に倒れて、結局、無得点と、またもや川相不在の弊害を露呈。相変わらずの拙攻ぶりに川相不在の重さを痛感して愕然とした斎藤雅は直後の７回、一死満塁のピンチを迎えると、代打・中根にレフトフェンス直撃の２点タイムリー二塁打を浴びて、１点差。しかし、代えるべきはサードないしはショートである事にこの期に及んでもまだ気付かないのか、はたまた「旧三本柱解体プロジェクト」推進へ絶好の機会と睨んだのか茂雄は斎藤雅を引っ込め、小野仁を投入。やはり、川相不在で不安感一杯の小野仁の代わりばな、石井タクローの打球は前進守備のショート・ニックンへのゴロ。三塁走者・井上が果敢に突っ込むのを見たニックンは本塁へ送球するも、これが一塁側へ逸れた為に阿部のタッチが遅れて、同点！ このニックンの守備にますます川相不在の不安感を強くしてしまった小野仁は金城にレフト前へタイムリーを浴びて、ついに勝ち越し点を献上！ その裏、巨人は二死からマッスル千代の富士がファールで粘った末に四球を選ぶと、今夜の松井さんが「松井さんシフト」で狭くなっている一、二塁間をしぶとく破り、更に、破戒僧・清原がナベツネ曰く「当たり屋」の本領を発揮して死球を食らって、満塁と一打逆転のチャンス。しかし、江藤はショートへのポップフライに倒れて、三者残塁と、またまた川相不在を痛感させる大拙攻で結局、無得点。８回から横浜は早くも抑えの斎藤タカシを投入。これに対して、巨人は清水，阿部とあっさり退けられて二死。ここで小野仁の打順となったが、茂雄は名手・川相…ではなく左門を投入する嫌がらせを敢行。左門はあえなくピッチャーゴロに倒れたものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務である左門の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。そして土壇場９回、先頭のガッツな貴公子・仁志がセンターフライに倒れ、インケツ続きのニックンの打席を迎えた所で、茂雄は名手・川相…ではなくヒットマン後藤を投入する嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤はあえなく空振り三振に倒れたものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるヒットマン後藤の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。続くマッスル千代の富士も空振り三振でゲームセット。名手・川相が悪夢のフル欠場に終わった上、茂雄のヘッポコ継投が炸裂したとあって、敗れるべくして敗れた巨人の連勝は４でストップ。しかし、茂雄は川相をフル欠場に追い込んだ上、失脚させたい斎藤雅の白星をまたもや粉砕し、松井さんは２安打２四球と全打席出塁したものの徹底したマークに一発を打てず、破戒僧・清原はしっかりタイムリーを放ったとあって、いたくご満悦の様子で「相撲で勝って勝負に負けた様なものですねぇ、エヘヘヘ〜」などと訳の分からない事をほたえる始末。実際には「陰謀が成功して勝負に負けた」だけの何一つ次に繋がらない最悪の試合展開で指揮官がこんな調子では、最早、Ｖ２は絶望的との声が所々で挙がっている。
星野恐怖発言、効果覿面！ 31年ぶり３連続完封！
打順改造が的中！ 代打・町田、決勝タイムリー！
井口、一発含む４打点！ ダイエー、５割復帰！
メイ、サヨナラヒット！ 加藤、プロ初完投勝利！
延長10回、ルーキー・阿部、サヨナラタイムリー！