球界トピックス
4月12日
ナゴヤドーム:中日0勝2敗1分
G 000011000 2
D 000100000 1
勝:ヒゲ入来1勝0敗
負:バンチ0勝1敗
S:岡島4S
本:今夜の松井さん4、ガッツな貴公子2
力投・ヒゲ入来、2年ぶりの白星! 今夜の松井さん、ダブルメモリアル弾!
前日、茂雄の嫌がらせによりまたも川相は悪夢のフル欠場となったものの、その茂雄にシメられた今夜の松井さんのおかげで勝つと言う皮肉な結果となったが、あくまで破戒僧・清原のおかげで川相不在でも勝ったと言い張る茂雄は調子に乗って、この日も名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は、中日先発・バンチの前に4回までノーヒットと完全に沈黙。一方、この日、一軍に昇格したばかりの巨人先発・ヒゲ入来は今季初登板早々、川相不在のバックを強いられる嫌がらせを受けてやりきれない思いに駆られながらも、堪え性のない茂雄による「二軍に幽閉→一軍昇格即先発→川相不在で打たれる→翌日二軍降格」と言う地獄のローテーションにハマる訳にはいかないと、初回からペース配分を無視して、持ちうる全ての精神力を注ぎ込む全力投球モードを展開。しかし、その影響で早くも疲労困憊となった4回、二死から福留に内野安打を許すと、続く山崎武にはタイムリー二塁打を浴びて、先制点を献上。1点を追う巨人は直後の5回、三冠を阻止せんとする茂雄に「松井さんの打球はライナーばかりで、チャンスで犠飛すら打てませんよ、エヘヘヘ〜」などと打球の質にまでイチャモンをつけられて憤懣やるかたない今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに茂雄に楯突くがごとく弾丸ライナーでライトスタンドへ史上366人目の1000試合出場を達成に花を添える史上41人目の通算250号と言うダブルメモリアルアーチを叩き込み、同点。続く6回には、ガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ2号ソロを放ち、勝ち越しに成功。9回には、またも松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフトフェンス最上段に直撃の二塁打。しかし、続く破戒僧・清原のピッチャーゴロで川相不在とあっては一つでも先の塁を狙うしかないと焦った松井さんが飛び出してしまい、憤死。更に、続く江藤はショートゴロゲッツーに倒れると言う、またもや川相不在を痛感させる拙攻ぶりで結局、無得点。しかし、その裏、一死からマウンドに上がった3連投の岡島がきっちり締めて、何とか1点差を守りきり、ヒゲ入来に2年ぶりの白星を献上した。この日も茂雄はシメた筈の松井さんの一発のおかげで勝った事には不服な様子で松井さんについてはノーコメントを貫きながら「仁志の一発がききましたね、エヘヘヘ〜」などと、またも松井さんをないがしろにしてシメる始末。V2へ最大のキーマンがフル欠場で拙攻を繰り返すと言う、しなくてもいい苦戦を演じる事で抑えのエースが酷使を強いられる上、活躍した主砲は監督にシメられるなど、早くもチームには歪みが出ており、この儘では、潰れるのも時間の問題と危惧する声が所々で挙がっている。