球界トピックス

4月10日



茂雄のイカレ采配にショックのカリメロ

堅実無比の犠打を決める名手・川相

厳しい警戒もあっさり突破する職人技

ナゴヤドーム:中日0勝0敗1分
G  000010000  1
D  100000000  1
 あまりに遅すぎた川相投入! 茂雄、怒濤の嫌がらせ三昧でむざむざ引き分け!
8日の試合で捻った左足首の腫れが引かず、出場が危ぶまれていた今夜の松井さんに対して、茂雄は「マッスル千代の富士はいいですよ。今年は当然、首位打者でしょう、エヘヘヘ〜。松井さんの三冠王? 松井さんとマッスル千代の富士の2人で三冠を取ればいいんですよ」などと、松井さんの夢を開幕早々に踏みにじる嫌がらせ発言茂雄は現役時代、本塁打では到底王さんにかなわないからと、6度にも渡って打率,打点の部門で王さんの三冠を阻止する嫌がらせをかましていたが、晩年になってとうとう力及ばず、結局、三冠王を達成されてしまったと言う苦い過去がある。自分には出来なかった快挙を王さんに達成されてしまった事を未だにやっかんでいるらしく、王さんの後継者と目される松井さんの三冠も意地でも阻止したい模様だ。更に、茂雄はこの日もV2へ最大のキーマンと目される名手・川相をベンチに幽閉される暴挙を敢行。あまりの茂雄の嫌がらせ三昧に辟易とし、モチベーションの上がらない巨人先発・カリメロは初回から一死二、三塁のピンチ。ここでティモンズをショートゴロに打ち取るも、相変わらず、前進守備を敷きたがらない茂雄の不可解な指示により、むざむざ先制点を献上。一方、川相不在とあって繋がりに欠ける巨人打線は毎回の様に走者を出しながらも、後が続かない拙攻続きで、4回までゼロ行進。しかし、迎えた5回、ヒットの清水を二塁に置いて、ガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフトの頭上を遙かに越えるタイムリー二塁打となり、ついに同点。しかし、依然として川相不在の不安感が払拭出来ないカリメロに対して、中日は6回、先頭の福留が一塁線を破る二塁打で出ると、何と4番・ティモンズに送りバントをさせて、一死三塁。ここで立浪がきっちりレフトへ犠飛を打ち上げて、福留が勝ち越しのホームイン…かと思いきや、何と福留のタッチアップがレフト・清水の捕球より一瞬早かったと言う大ボーンヘッドでダブルプレー。直後の7回、巨人はヒットの江藤を清水が送って一死二塁。ここで茂雄は名手・川相…ではなく、チュウを代打に送る嫌がらせを敢行。チュウはあえなく三振に倒れたものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるチュウの結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。更に、カリメロの打順でも名手・川相…ではなく、マルちゃんを代打に送る嫌がらせを敢行。マルちゃんも見逃し三振に倒れて、結局、無得点となったものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるマルちゃんの結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。巨人は8,9回にも先頭打者を出しながら、無得点に終わる淡泊な攻めで勝ち越せず、試合は延長に突入した。10回、茂雄はこの期に及んで名手・川相ではなく左門を代打に送る嫌がらせを敢行。左門はあえなく凡退したものの、川相をベンチに追いやる事が最大の任務である左門の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相にご満悦。この後、仁志がこの日、4本目のヒットとなる二塁打で出たものの、この仁志の活躍を悉く無駄に潰すインケツぶりを遺憾なく発揮しているニックン,マッスル千代の富士が倒れて、またも無得点。11回にも一死から破戒僧・清原がヒットで出たものの、無得点に終わり、とうとう12回に突入。先頭の代打・ヒットマン後藤がヒットで出ると、今季から引き分け再試合がない為に、ここで点が取れなければ、負けも同然と言う事で茂雄は渋々ながらもついに名手・川相を代打で投入120%犠打と警戒されている場面であるにも拘わらず、川相はいともあっさりと打球を殺す芸術的な犠打を見せつけて、犠打世界記録へ27個と迫った! 仁志が粘って歩いた所で、茂雄はインケツ続きのニックンに対して代打・阿部を投入。ここで星野監督は何故か右の正津に代えて右の紀藤を投入する謎の継投を展開。しかし、阿部にはストレートの四球で満塁とすると、マッスル千代の富士に対しても全くストライクが入らず、カウント0−2となり、この儘、押し出しかと思われた矢先、紀藤が初めて投じた7球目のストライクを打ったマッスル千代の富士の打球はファーストゴロとなり、最悪のホームゲッツー。これで巨人の勝ちは消滅した。その裏、ニックンが引っ込んだ事により、茂雄は名手・川相を渋々ながらもショートの守備へ。そして、この回からマウンドに上がったルーキー・三浦はマイケル,ピンキー井上とその川相の所へ打たせる頭脳的投球を展開。その後、満塁と粘られた上、川中がファールフライを落球する大チョンボをやらかしたものの、最後は野村が福留を打ち取って、1−1の引き分け。川相をスタメンで起用していれば、打線が繋がり、あっさり勝っていたのは言うまでもなく、そもそも、初回にきっちり前進守備さえ敷いていれば、勝っていた試合だと言うのに、茂雄のヘッポコ采配により、またも勝てる試合をむざむざ落とす結果となった。最後の最後でニックンを見限った茂雄が今後、川相をスタメン起用するのではないか?と言う淡い期待を抱く者もいる様だが、恐らく、それは叶わぬ夢であろう


甲子園:阪神0勝1敗
S  000002000  2
T  000000000  0
勝:山本1勝0敗 負:井川1勝1敗 S:高津2S
 若松監督、執念の継投策実る! 代打・池山、決勝犠飛!
0−0で迎えた5回、無死一、三塁のピンチに、若松監督はまだ無失点の先発・伊藤を降板させる非情采配。
しかし、これが奏功。2番手・島田は一死満塁から井川を併殺に打ち取り、このピンチを脱出。
すると直後の6回、代打・池山の犠飛,寿司職人ラミレスのタイムリーで均衡を破る2点を先制。
あとは山本−五十嵐−石井弘−高津と繋ぐ万全の継投で完封リレーを達成した。

横浜:横浜0勝1敗
C  006000003  9
YB 000000101  2
勝:鶴田1勝1敗 負:野村0勝2敗
本:ロペス1、新井1
 ロペス、豪快グランドスラム! 鶴田、2年ぶりの白星!
集中打を生かした広島が今季初の連勝を飾った。0−0で迎えた3回、キムタクのタイムリー三塁打で先制すると
更に、浅井のタイムリーの後、ロペスが1号グランドスラムを叩き込み、早くも試合を決めた。
先発・鶴田は7回を1点に抑える好投で、2年ぶりの白星と同時に移籍初勝利を飾った。

福岡ドーム:ダイエー4勝0敗
Bu 022002000  6
H  34011103× 13
勝:篠原1勝0敗 負:高村0勝2敗
本:井口2,3、小久保5、J.マッケンジー1
 山田3回KOも、松中効果で打線爆発!
初回、松中の執念のヘッドスライディング等で二死満塁としたダイエーはJ.マッケンジーが走者一層の二塁打。
その後、両先発投手が早々とKOされる打撃戦が展開され、両軍共々6点ずつ追加。
3点差の儘、迎えた6回、ダイエーは井口のこの日、2本目の3号ソロで10点目をあげると
8回にも、小久保の5号2ラン,J.マッケンジーの1号ソロで試合を決定付けた。敗れた近鉄は最下位転落。
尚、この日、
ダイエーは新助っ人として、前インディアンスのクリス・ヘイニー投手(32=192cm,95kg、左投左打)を
獲得する事を明らかにした。
ヘイニーはメジャー通算10年で38勝52敗 防御率5.11の成績。
ただし、当初、ローテから落ちると思われていラジオの予想外の活躍もあり、ヘイニーは二軍スタートとなる模様。

西武吹き抜けドーム:西武3勝1敗
BW 000000000  0
L  000000001× 1
勝:霊感投手・松坂2勝2敗 負:川越0勝2敗
 高木大、サヨナラ二塁打! 霊感投手・松坂、今季初完封!
霊感投手・松坂,川越の両先発が互いに一歩も譲らない快投で両軍ゼロ行進を続ける投手戦。
0−0の儘、迎えた9回裏、西武は一死二塁のチャンスを作ると
高木大がライト線へタイムリー二塁打を放ち、サヨナラ勝ちを収め、松坂に2勝目を献上。
川越は完投しながらも、打線の援護がなく、またも初白星を逃した。

東京ドーム:日本ハム2勝1敗1分
M  001254000 12
F  000002000  2
勝:吉田1勝1敗 負:サンダース0勝1敗
本:立川1、メイ3、ボーリック2、田中幸3
 恐るべし不吉霊三郎の呪い! ジョニー黒木、無念の降板!
パ・リーグを震撼させている不吉霊三郎の呪いがまたも炸裂! 前日、近鉄・アゴくらが打球直撃で退場したが
この日の犠牲者はジョニー黒木。立川,メイ,ボーリックの一発攻勢等で大量8点リードで迎えた5回裏、一死で
ジュビロ野口の打球が左足ふくらはぎを直撃! この打球はすかさず小坂がバックアップしてアウトとしたものの
ジョニー黒木は左足を地面につけない状態で、勝利投手の権利まであと一死と言う所で無念の降板となった。
しかし、大量リードのおかげで、大事には至らず、ロッテが苦手・日本ハム相手に今季初勝利。
そのロッテはこの日、
新助っ人として、メッツ傘下の3Aに所属していたジェフ・クベンカ投手(26=186cm,86kg、左投左打)の
獲得を正式に発表
した。1年契約の年俸3000万円(推定)で背番号は「42」。
クベンカはメジャー通算12試合で1勝1敗 防御率5.82の成績。13日に来日する予定となっている。