球界トピックス

4月5日


 野茂、史上4人目の両リーグ・ノーヒットノーラン達成!
鈴木,新庄と野手陣がメジャーへ殴り込みをかけてきている中、オープン戦でも不調が続き、すっかり影の薄くなっていた日本人メジャーのパイオニア・野茂(レッドソックス)が、この日、ボルティモアのオリオールパークで行われたオリオールズ戦に登板。この日の野茂は球威,制球,キレ共に抜群で、特に、フォークが冴え渡り、5連続を含む11三振を奪う力投。土壇場9回にはバックの好守にも助けられ、ドジャース時代の1996年の9月17日以来、2度目となるノーヒットノーランを達成した。尚、両リーグでの達成はサイ・ヤング、ジム・バニング、ノーラン・ライアンと言ったいずれも殿堂入りしている名だたる投手に続いて、メジャー史上4人目の快挙
神宮:ヤクルト2勝1敗
G  112010000  5
S  00460101× 12
勝:石井一2勝0敗
負:桑田0勝1敗
本:破戒僧・清原2、岩村1、ペタジーニ2
 
あまりにも遅すぎた川相投入! 茂雄ヘッポコ継投炸裂で大惨敗!
前日、川相の投入があまりにも遅すぎた為に屈辱的な大敗を喫したにも拘わらず、この日も茂雄は懲りずに名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフトフェンス直撃の二塁打。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるかのごとく、ニックンに犠打の指示。しかし、川相と違い、バントテクニックがまるで未熟なニックンはいきなりバックネットへのファールと言うお粗末さ。ニックンのバントの下手さっぷりを思い知った茂雄は一転して強攻策に切り替え。振り遅れたのが幸いして、右方向のファーストゴロとなり、仁志は三塁へ。ここでマッスル千代の富士はセカンド左へのボテボテゴロながら、これが幸いして、タイムリー内野安打となり、1点を先制。続く2回には破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーンへ2号ソロを叩き込み、2点目。3回には先発の桑田が川相不在とあっては自らが口火を切るしかないとばかりにレフト前に弾き返して出塁すると、続く仁志もセンター前にヒット。ニックンは今度は危なっかしいながらも辛うじて犠打を決めたものの、マッスル千代の富士のセカンドゴロで川相不在では一つでも先の塁を狙うしかないと焦った桑田が飛び出し、タッチアウト。松井さんが歩いて、満塁となった所で、破戒僧・清原は三塁線へのゴロ。これを岩村が一旦、弾きながらも、すかさず拾って一塁へ転送。タイミングはアウトながら、これをペタジーニが後逸し、一気に二者が生還。その裏、川相不在とあって初回から持ちうる精神力を全て注ぎ込み、ペース配分を無視した全力投球モードを続けてきた事で早くも疲労困憊の桑田に対して、ヤクルトはタイムリーエラーをかました岩村が汚名返上とばかりに左中間を破って、一気に三塁を陥れる好走塁。更に、その後、真中,稲葉とタイムリーを浴びせて、2点差。ペタジーニが歩いて満塁となった所で中井美穂の旦那・古田はサードゴロでチェンジと思いきや、この所、川相不在で守備のリズムを崩している為に大エラー連発の江藤がイレギュラーしたとは言え、大きく弾いて、二者が生還し、一気に同点。続く4回には先頭の岩村がライトスタンドへ1号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。ここで茂雄は代えるべきはサードないしはショートである事にまだ気付かないのか、はたまた気付いていながら「旧三本柱解体プロジェクト」を推し進めたいからなのか、桑田を引っ込め、ノリダー柏田を投入する嫌がらせを敢行。しかし、案の定、ノリダー柏田も川相不在とあっては不安感一杯で、代わりばな、土橋,石井一,真中と3連打を浴びて、一死も取れぬ儘、1点を献上この期に及んでも、代えるべきはピッチャーではなくショートだと言う事にまだ気付かない茂雄はノリダー柏田を引っ込め、西山を投入。この日、一軍に上がったばかりだと言うのに、いきなり川相不在のマウンドを強いられた事で、やはり、不安感一杯の西山に対して、ヤクルトは宮本がきっちり送った後、稲葉がライト前に2点タイムリーただでさえ川相不在の不安感に苛まれている上、阿部との呼吸が全く合わない苦しい展開の西山に対して、更に畳みかける様に、ペタジーニが歩いた後、中井美穂の旦那・古田,寿司職人ラミレスが連続タイムリーを浴びせて、この回、一挙6点。一気に劣勢に立たされた巨人は直後の5回、仁志,ニックンの連打で一、三塁とすると、一死後、今夜の松井さんが一、二塁間を破るタイムリー。しかし、破戒僧・清原を迎えた所で、まだ5点差があると言うのに何を血迷ったか茂雄はダブルスチールを仕掛けて、三振ゲッツーを食らう最悪の展開で1点止まり。依然としてバックに川相不在のマウンドを強いられ続けて、絶望感に打ちひしがれる西山は6回にも一死満塁のピンチ。しかし、最早、勝負を捨てたか、茂雄は三遊間はおろか西山すら代えようとはせず、絶好調の岩村がライト前にタイムリーを浴びて、11点目。直後の7回、茂雄は前日同様、全く持ち味を出せないワンサイドの展開になってから川相を代打で投入する嫌がらせ訳の分からない場面での起用に流石の川相も気持ちが切れてしまったか、無念の凡退。茂雄の川相への無体な仕打ちに愕然としたのか、仁志,ニックンもあえなく打ち取られ、この回も無得点。当然のごとく、茂雄は川相を守備につかせる事なく、川相不在のマウンドを強いられた野村はその不安感から、8回、ペタジーニにダメ押しの12号ソロを叩き込まれる有様。あまりにも遅すぎた川相投入と、茂雄のヘッポコ継投と言う前日と全く同じ理由で敗れるべくして敗れた巨人は貯金が消滅し、首位陥落。おかげで弊社の見出しも前日のものを丸々使い回す結果となった。一向に敗因に目を向けようとせずに同じ失敗を繰り返してはチームを敗北に導く暗黒指揮官がいては、V2など夢のまた夢と言う声が所々で挙がっている。

広島:広島1勝2敗
T  200013100  7
C  100000003  4
勝:ハンセル1勝0敗 負:ラドウィック0勝1敗 S:葛西1S
本:クルーズ2,3、ミスタースナイパー2
 目覚めた主砲!? クルーズ、2発3打点!
「バースの再来」と期待されながら、ここまで打率.100と眠れる主砲だったクルーズが、ついに目覚めた!?
第1打席で4試合ぶりとなる2号先制2ランを叩き込むと、7回の第4打席ではダメ押しの3号ソロを放ち、3安打3打点。
投げては先発・ハンセルが5回まで1失点の力投。終盤、継投でもたついたものの、沖原の超美技にも救われて逃げ切った。

横浜:横浜1勝2敗
D  000000130  4
YB 010001000  2
勝:岩瀬2勝0敗 負:木塚0勝1敗 S:ギャラード1S
 福盛、血マメで緊急降板! 立浪、連続タイムリー二塁打で大逆転!
前日、危険球を食らって退場し、全治1週間と診断されたものの、志願の出場となった谷繁のタイムリー等で
2点をリードしていた横浜だったが、6回まで1安打の好投を続けていた先発・福盛が右手中指の血マメで降板する緊急事態。
急遽、代わった河原が立浪にタイムリー二塁打を浴びると、3番手・木塚も福留にタイムリー二塁打を浴びて、一気に同点。
これで勢いに載った中日は続く8回、またも立浪が2点タイムリー二塁打を放ち、これが決勝点となった。