球界トピックス

3月10日
オープン戦結果:C7−4YB H12−2T D1−1Bu(6回降雪コールド) F6−15S BW3−2M  


西武吹き抜けドーム:西武1勝0敗

G  120000000  3
L  000000010× 10

勝:水尾1勝0敗
負:S.M.チョー0勝1敗
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 8回、一挙10失点の屈辱的大敗!
前日、V2宣言をしたにも拘わらず、茂雄は「100勝でも80勝でも優勝は優勝。川相を使わずに済むならそれに越した事はないですよ、エヘヘヘ〜」とばかりにV2へ最大のキーマンである名手・川相をスタメンから下ろすどころか、試合に帯同させずにジャイアンツ球場に置き去りにする大暴挙に打って出た。この茂雄の非道なやり口に試合前からベンチ内は険悪ムード。その巨人は初回、一死二塁の場面を作ると、マッスル千代の富士は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間を真っ二つに破るタイムリー二塁打となり、1点を先制。更に、「破戒僧・清原4番プロジェクト」の為にゲーム勘を失わせる為の幽閉策をかまされていたが、連日の様にバッシングを浴びせられた茂雄がようやく観念した事で、久々のスタメン復帰となった今夜の松井さんも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はセンターへの痛烈なライナーとなったが、これを小関が好捕。しかし、川相不在とあっては1つでも先の塁を狙わなければと焦ったマッスル千代の富士が大きく飛び出すボーンヘッドでゲッツー。続く2回にも2点を奪って、なおも一死一、二塁と言う場面を作りながら、二塁走者の阿部が川相不在とあっては1つでも先の塁を狙わなければと焦りニックンのショートライナーで飛び出してアウトとなるボーンヘッド。この拙攻ぶりに川相不在の重さを痛感し、意気消沈となった巨人打線は、3回以降は西武先発の霊感投手・松坂の前に沈黙し、7回まで投げさせてしまう体たらく。先発陣の相次ぐ故障により、開幕ローテ入りへチャンスが巡ってきた先発のヒゲ入来は4回を1安打無失点の好投を見せたのを初め、木村,南と繋いで7回までは何とか踏ん張ってきた投手陣だったが、迎えた8回、先発転向を拒絶して歯向かった見せしめとして川相不在のマウンドを強いられてメッタ打ちを食らったトラウマの癒えない岡島がいきなり3連打を浴びて、早々とKO。更に、一死一、三塁と言うピンチで準備もロクにしてないうちにマウンドに引っ張り出されたS.M.チョーは、M.C.チョンが打ち込まれた事で自分を使うだろうと思いきや、茂雄は第5の助っ人ストッパー獲得への意向をますます強めてしまった為に愕然とした上に、ピンチの中、川相不在と言う絶体絶命の状況に耐えかねて、メッタ打ち。岡島は僅か4人で引っ込めた茂雄だったが、新助っ人ストッパー獲得の為にここでS.M.チョーの自信を完全に粉砕するいいチャンスと思ったか、打たれても打たれても投げ続けさせる晒し者扱い。結局、この回、一挙10点を失うと言う大恥を晒す最悪の展開川相不在が響いて屈辱的な大惨敗となった。心に深い傷を残す結果となり、重苦しい足取りで引き上げたナインとは対照的に、新助っ人ストッパーの必要性がより高まったと茂雄はただ一人大喜び相変わらずの嫌がらせ三昧に終始する指揮官を抱え、ますますV2は遠のいたと関係者は嘆いている模様。


 今中、緩急自在の投球で一軍生き残り!
再起に燃える今中が2番手としてオープン戦2度目のマウンドに上がった。相変わらず、ストレートはMAX129kmとスピードが乗らないものの、磨きをかけた85kmのスローカーブとの巧みなコンビネーションを展開。中村,ローズ,ガルシアの大砲トリオが帯同していなかった近鉄打線ではあったが、2回を投げて1安打、エラーによる1点のみに抑えて、開幕一軍へ何とか踏み止まった。山田コーチは「もう少し真っ直ぐが来る様になれば、先発とは言わないまでも使ってみたい」と手応えを感じた様だ。

 ヒゲなし入来、開幕ローテ当確! 兄弟先発対決実現か!?
弟のヒゲ入来(巨人)が先発で好投したこの日、兄のヒゲなし入来も5回を投げてソロホーマー2発による2点のみに抑えると言うまずまずの投球。開幕ローテ候補として挙げていた若松監督は「あのビッグステーキ打線を2点に抑えたんだから、使っていかなきゃ仕方ないでしょう」と満足気。打っては主砲・ペタジーニが待望の1号アーチを含む3安打3打点と大当たりを見せるなど、21安打15点とビッグステーキ打線のお株を奪う猛爆ぶりで快勝を収めた。