球界トピックス

3月4日
オープン戦結果:BW8−4T C2−5L Bu6−14F
S5−2YB(佐賀):2回降雨ノーゲーム,M−D(鹿児島):雨天中止 


福岡ドーム:ダイエー1勝1敗
G  020000100  3
H  000010100  2
勝:斎藤雅1勝0敗
負:山田0勝1敗
S:ノリダー柏田1S
 斎藤雅、執念の力投! 茂雄の嫌がらせ打破で開幕投手へ名乗り!
紅白戦,オープン戦,練習試合を通して、ここまで18打数9安打と絶好調ぶりを見せつけている名手・川相が、所詮、勝ち負けに固執しないオープン戦とあって、茂雄に強制帰京させられて競争する場を奪われる嫌がらせを受け、ベストメンバーとは程遠い布陣となった巨人だったが、更に悪い事に茂雄は「破戒僧・清原4番プロジェクト」実現の為に最大の障壁となっている絶好調の今夜の松井さんのモチベーションを下げさせるべく、かつて「3番最強説」をほたえて松井さんを無理矢理3番に置いていた最中に「所詮、松井さんなどニックン以下ですね、エヘヘヘ〜」とばかりにぶち上げていた嫌がらせ政策「ニックン3番プロジェクト」をついに実行に移したのだった。その巨人は初回、ダイエー先発のゴールデンルーキー・山田に対して、一死一塁のチャンスで早くも噂のニックンが登場。ここで調子に乗ってエンドランをかました茂雄だったが、川相と違い、臨機応変の打撃が出来ないニックンは転がす事すら出来ずにライトへ打ち上げてしまい、飛び出した一塁走者・斉藤宜は戻りえず、むざむざゲッツーを食らう最悪の展開。しかし、続く2回、二死満塁のチャンスを作ると、前日の体たらくでスタメンマスクを左門こと吉永に奪われてDHでの出場となった阿部が一塁線を破るタイムリー二塁打を放ち、2点を先制。さて、巨人の先発マウンドに上がったのは斎藤雅。槙原は球宴前の復帰すら危うい状態である事が判明し、桑田も前日、茂雄の嫌がらせを受けてメッタ打ちとあって、茂雄の嫌がらせ政策「旧三本柱解体プロジェクト」の最後の砦となっている斎藤雅はこんな時こそバックで守っていて欲しい同期の名手・川相が不在と言う絶体絶命の状況ながら、現役最多勝投手のプライドを賭けて力投を展開し、3回を2安打5三振の無失点に抑えて、茂雄の陰謀を阻止! 一躍、開幕投手候補へ名乗りを上げた! 2番手の前略・三沢興一は川相不在の不安感から3回で6安打を浴びる苦しい投球ながらも、何とか1失点で切り抜けると、7回、一死満塁のピンチで登場したルーキーの三浦が前回に続いて無安打に抑える好リリーフを展開。最後はバリバリの鹿取派である事から茂雄に水面下で弾圧を受けているノリダー柏田が飼い殺し打破へ怒りの力投で締め括り、辛くも逃げ切りに成功。生中継時のインタビューで「松井さんは完璧ですね」などとほたえながら、「それでも松井さんは4番じゃないんですか?」と問われると、口ごもって、引きつった笑いでお茶を濁すなど、松井さんには4番を打たせたくない事を改めて世論に知らしめた茂雄だが、その松井さんがついに3タコと沈黙。3番・ニックンも無安打に終わったものの、その真の目的である松井さんへの嫌がらせが成功したとあって、茂雄は至極、ご満悦の様子。この儘では、破戒僧・清原が4番になりかねないと、関係者は戦々恐々だ。

 ペンギン野球炸裂! ノムさん、またもボヤキ節!
拙攻貧打に悩む阪神打線だが、この日は11安打を放ちながらも、うち10本が単打で効率の悪い攻めを繰り返して、8残塁。期待の新助っ人もペレス,クルーズは揃って無安打と沈黙すれば、先発マウンドに上がったカーライルも9安打7失点で3回途中でKO。守っても、塩谷,トラさんのエラーが得点に結びつくなど、いい所なしだった。この惨状ぶりにノムさんは「寒い。ペンギン野球や。北極圏やな」とボヤかずにはいられなかった。ID野球ならぬペンギン野球炸裂で夢の100敗なるか!?

 新助っ人に明暗くっきり! ガルシア特大弾もフリントはメッタ打ち!
最下位脱出のキーマンとして期待のかかる新助っ人2人が明暗を分けた。7番DHでスタメン出場となったガルシアは第1打席でセンターオーバーの二塁打を放つと、第4打席ではレフトスタンドへ豪快な3ランを叩き込み、持ち前のパワーを発揮。一方、5番手として6回からマウンドに上がったフリントは簡単に二死をとって順調な滑り出しと思われたが、そこからヒットと連続四球で満塁のピンチを作り、ガッツに2点タイムリー,片岡には3ランを叩き込まれる始末。続く7回にも3点を失い、2回で8失点と言う散々な結果となった。