球界トピックス

3月2日 


長崎:巨人1勝0敗
T  010000000  1
G  10010001×  3
勝:ヒゲ入来1勝0敗
負:井川0勝1敗
S:南1S
本:桧山1、今夜の松井さん2
 
今夜の松井さん、茂雄の陰謀阻止へ2戦連続特大アーチ!
紅白戦,オープン戦,練習試合を通して、ここまで18打数9安打と絶好調ぶりを見せつけている名手・川相に対して、茂雄は下手に活躍されて、お気に入りのニックンを下げざるをえない状況を作り出される事を嫌い、所詮、勝ち負けに固執しないオープン戦とあって、強制帰京させて競争する場さえ与えない嫌がらせを敢行。早速、初回、無死一塁と川相必須の場面が訪れたが、川相の代わりに2番に入った山田は送りバントを失敗した挙げ句に見送り三振と言う最悪の展開。二死二塁となった所で、今夜の松井さんは川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振! 打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間フェンス直撃のタイムリー二塁打となり、1点を先制。1−1で迎えた4回、阪神はヒットで出たクルーズに代走でF1セブンの平下を投入。機動力は封印と煙幕を張っていたノムさんだったが、案の定、平下はいきなり二盗を敢行。前日、口撃を受けた事で、ノムさんにいびり倒されるのを恐れた茂雄が阿部をベンチに下げた事により、スタメンマスクが転がり込んできた地元・長崎出身の村田善は、これ幸いと、平下をストライク返球で刺すと、その裏、一死一、二塁から左門こと吉永がセンター前にタイムリーを放つなど、正捕手候補が競争するまでもなく阿部の開幕スタメン起用をかまそうとしている茂雄に宣戦布告これではまずいと察知した茂雄は7回に入って、阿部を代打で投入するも、あえなくファーストゴロに凡退。更に、茂雄が顔を曇らせたのは8回。二死走者なしの場面で、茂雄の推し進める理不尽な陰謀「破戒僧・清原4番プロジェクト」へ最大の障壁として立ちはだかる今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンド上段へダメ押しの2号ソロを叩き込んだのだ。投げては、先発マウンドに上がった、1年目の酷使三昧に耐えながら、2年目で開花しつつあったが、3年目に堪え性のない茂雄のヘッポコ采配でチャンスを潰され、酷使の後遺症で故障を発生させてしまった挙げ句に飼い殺し要員と化した悲劇の男・ヒゲ入来が桧山に一発を浴びたものの、5回を3安打無四球1失点の好投を見せ、飼い殺し打破へ強烈アピール。更に、2番手でマウンドに上がった、バリバリの鹿取派である事から水面下で茂雄に弾圧を受けている元メジャーリーガーのノリダー柏田が2回で4連続三振を奪うなど無失点の力投を展開。3番手のドラフト3位ルーキー・三浦も絶妙の制球力で1回を無安打1四球無失点と結果を出すと、最後は前略・三沢興一のライバルとして売り出し中の南も1回を無安打2三振無失点と、貧打・阪神が相手とは言え、投手陣は皆、万全の結果を残したが、阿部は結果が出せず、松井さんは大爆発とあって、茂雄は終始、不機嫌な表情。昨年、川相にハリケーンミキサーをかまして二軍に追いやるなど、川相幽閉に一役買った刺客の一人・ヒットマン後藤も、6回に右ふくらはぎに自打球を当てると言う相変わらずのミスター自打球ぶりで、あわやリタイアとなりかけたのも、火に油を注いだ格好。ぶっちぎり本命の最下位候補・阪神相手に「川相がいなくても、勝ちましたね、エヘヘへ〜」と虚勢を張って、引きつった笑顔を見せるのが精一杯だった。