球界トピックス
2月23日
上野幽閉、練習試合で大乱調! 開幕二軍幽閉は決定的!?
一軍の休養日となったこの日、二軍では近鉄との練習試合が行われ、ドラフト2位の上野幽閉が先発登板。「幽閉」と言う不吉な名前を親から与えられた事から、入団前から茂雄政権下にいる限り、文字通り幽閉され続けるのではないかと心配されていた上野は20日の紅白戦での好投も幽閉プロジェクトを進める茂雄によってシカトされた事で、気合い十分でマウンドに上がったものの、その気合いも空回りするばかりで、制球に苦しみ、3回を投げて4安打四球の4失点と惨憺たる結果。これに対して、茂雄が「名は体を表すと言いますからねぇ。やはり、二軍に幽閉でしょう、エヘヘへ〜」などと思ってしまった事は想像に難くなく、上野の開幕一軍はほぼ絶望的となった。一方、8回からマウンドに上がったドラフト4位の根市は1回を投げ、無安打1四球1三振とまずまずの好投を展開。番場蛮の魔球は現実の世界では全く通用しないと言う事を身をもって知らしめるべく今季から巨人の二軍投手コーチに就任した偽サムライ・阿波野コーチは「度胸がいい。どの球でもストライクが取れていたね」と絶賛。高田二軍監督も「雰囲気を持っているよ」と手応えを感じていた。
ビティエロは鈴木以上!? 仰木さん、苦肉の大ハッタリ!
宮古島キャンプに小池パ・リーグ会長が視察訪問。京都の花札屋に買収された鈴木(マリナーズ)にアメリカへ亡命されて以来、松田さん&田村亮子のカップリングネタ以外の話題はと言えば、木田画伯の顔面に打球が直撃した事くらいとあって、小池会長は「鈴木なしでどう戦うか注目したい。総合力で埋める事を期待したい」と、パッとしないチーム状態に憂い顔。生憎、正午前からの豪雨により、予定されていた紅白戦の中止が決定すると、仰木さんは見られなかった事をこれ幸いとばかりに「紅白戦を見て欲しかった。去年より今年の4番の方が凄いと分かって貰えたのに…」と、右膝に爆弾持ちのガラスの助っ人・ビティエロを持ち上げる虚勢を張るのが精一杯だった。
誠、茂雄への怨念パワーで3回零封!
新助っ人ストッパーを獲得する為に、支配下選手枠を無理矢理1つ空けるべく、スケープゴートとしてダイエーに無償放出された佐藤充こと誠が、この日、紅白戦で2番手としてマウンドに上がり、3回を2安打無失点と好投。「誠」と言うと萩原誠(近鉄)が思い出されるが、こちらは現在では「萩原」と言う登録名に戻している。嫌な思い出しかない茂雄政権下での飼い殺し人生を断ち切るべく、佐藤充を佐藤誠に改名した上で更に登録名をも「誠」に変えたのだ。一躍、開幕一軍候補に名乗りを上げた誠は「ダイエーに来た甲斐があった。次は巨人とのオープン戦に投げてみたい」と茂雄へのリベンジに意欲を燃やしている。