球界トピックス

2月22日 


 名手・川相、4安打の大爆発! 茂雄護送車に怒りの打球直撃!
前人未踏の512犠打を目指すべく、140試合フル出場を狙う和製オジーこと球界の至宝・名手・川相が、この日の紅白戦で「2番ショート」と言う本来のポジションにつくと、本領を発揮し、5打数4安打と大爆発! それでも、4タコに終わったニックンにしか目を向けない茂雄の不条理な態度に人間のでかい川相も流石に業を煮やしたか、一塁寄りの入り口付近に止めてあった茂雄専用護送車であるセルシオに打球の直撃を食らわせた「そうなの? 知らないよ」と、自身の活躍を見て見ぬフリする茂雄になぞらえて、シラをきって見せた川相だが、実は、川相は1996年のキャンプでも、茂雄の護送車に打球を食らわせていた事が発覚。この年は札幌シリーズで広島相手に川相の会心の満塁弾を含む驚異の9連続安打が炸裂したのをきっかけに快進撃が始まり大逆転優勝を飾った年であり、川相の打球直撃は実に縁起がいいと関係者は大喜びだった。

 松井さん、豪快150m弾! 清原、リタイアで茂雄の陰謀に陰り!
前日、破戒僧・清原を4番にしたくて仕方がない茂雄は開幕前に清原の障壁となる今夜の松井さんを潰すべく、背筋痛悪化を狙って特打を指令したものの、柵越えを連発されると言う裏目の展開となったが、更に、この日の紅白戦で、松井さんはライト場外へ驚異の150m弾をかっ飛ばした! 流石のパワーを見せつけた松井さんは「ドームだったら、(セコムの看板の)茂雄の青ヒゲ辺りに当たってたね」と、松井さん潰しを画策する茂雄に皮肉をかまして、ニヤリ。当然ながら、この現実を無視したい茂雄は「状態は良くなっている様ですが、もうちょっとですね、エヘヘヘ〜」とお茶を濁した。一方、その茂雄が全面バックアップをしてやまない破戒僧・清原だが、同じく紅白戦で右足首に激痛を訴え、途中交代。清原は「捻った覚えはないが、歩いても痛みがある」と辛辣な表情を見せており、25日からのオープン戦出場も微妙となってきた。順風満帆に見えた茂雄の「破戒僧・清原4番奪回プロジェクト」だが、ここに来て、急転、向かい風が吹いてきた様だ。

 河原、右手小指骨折で開幕絶望! M.T.チョン、またもや寝違え!
茂雄の「代わりの駒は幾らでもいるので潰れてもいい」と言う短期集中酷使起用プロジェクトに反発する投手陣が「それなら開幕前に潰れてやる」と皮肉をこめんばかりにバッタバッタとリタイアしているが、今度は先発ローテ候補として期待され、順調な仕上がりを見せていた河原がリタイア。この日の紅白戦で先発マウンドに上がった河原だったが、宮崎のピッチャーライナーが右手小指の付け根付近を直撃! 急遽、宮崎市内の病院へ向かい、X線検査を受けた所、「右手第5中手骨骨折」で全治4週間と診断され、開幕一軍は絶望的となった。「今はそんなに痛みはない。(茂雄は「潰れてもいい」と言ったのだから問題はないだろう)と言う河原は23日に緊急帰京し、精密検査を受ける予定。また、14日に寝違えて首を痛めた事で、茂雄から呪いの安眠まくらを贈呈されたM.T.チョンは、呪いのまくらの影響か今度は前回痛めた箇所とは逆の部分を寝違えると言う有様で、紅白戦登板を回避。更に、「ドカベン パロ野球編」で山田太郎に場外弾を浴びると言う呪いを受けたばかりの岡島が2回を投げて6安打4失点の大乱調だったのに加え、S.M.チョーも2回2/3を6安打2失点と打ち込まれた。しかし、期待の戦力が次々と崩れ落ちて行く惨状の中、これでますます新助っ人ストッパー獲得の必要性が高まってきたとばかりに茂雄は一人ほくそ笑んでいたのは言うまでもない。