球界トピックス

2月17日 


 松井さん、辛くも紅白戦出場を回避! 茂雄、陰謀画策失敗に仏頂面!
この日、初の紅白戦が行われた。4番に破戒僧・清原を入れたくて仕方がない茂雄が左背筋を痛めている今夜の松井さんにとどめを刺すべく、出場を強制するのではないかと危惧されていたが、若大将・原コーチらが死力を尽くして、これを阻止。辛うじて、V2の可能性は首一枚で繋がった。何とか紅白戦の出場回避に成功した松井さんは5日ぶりにティー打撃を敢行。背中を捻る事でバットスイングを恐がっていた松井さんだったが「痛みも突っ張る感じもなくなった。いい感じでスイング出来たよ」と快方に向かっている手応えを感じ、笑顔を見せた。一方、紅白戦では、ニックンの3番テストを画策しようとしている茂雄の陰謀阻止に燃えるマッスル千代の富士が第2打席でライトオーバーの二塁打,第3打席では左中間真っ二つの三塁打と2本のタイムリーを放ち、クリーンアップ死守をアピール。お気に入りの破戒僧・清原,ニックンはいずれもノーヒットに終わった上、松井さん潰しも阻止されたとあって、茂雄は終始不機嫌な様子を見せていた。

 藤田、2回無失点の好投も、あまりに貧打ぶりにノムさん、ガックリ!
ドラフト1位の藤田がこの日の紅白戦で白組の先発として登板。MAX147kmの直球が冴え、2回を1安打無失点と好投。一方、紅組の先発・福原も2回を投げ、パーフェクト投球を展開。開幕ローテ候補の二人の好投にも、所詮は貧打の味方打線が相手とあって、ノムさんも手放しでは喜べない様子。6イニングの試合で両軍合わせて僅かに3安打。新庄,大豊,タラスコと言う昨年のチーム本塁打3傑の穴を埋めるべくやってきたペレス,クルーズもいずれも変化球攻めに翻弄されて、無安打に終わるなど、相変わらずの貧打線に愚痴をこぼさずにはいられなかった。

 名手?川井、開幕ローテ入りへアピール! サブロー、猛爆3安打5打点!
この日の紅白戦で先発登板となった名手?川井が3回を投げ手3安打1失点とまずまずの内容。自主トレ中にカリメロ(巨人)から指導を受けたフォーム改造に執心するあまりに、ボールに気迫がこもっていないと山本監督の逆鱗に触れた名手?川井だったが、それ以来、がむしゃらに取り組んできた成果が出てきた模様。山本監督は「先発ローテに入る可能性は近くなってきたな」と、愛のムチの効果に笑みを浮かべた。一方、打っては今季からセカンドへのコンバートを図るサブローが一発を含む3打数3安打5打点の大爆発。登録名が鈴木(マリナーズ)のパクリと揶揄され続けてきたサブローだが、その鈴木が京都の花札屋に買収されて国外脱出を図ったとあって、気がねする事もなくなったか、連日、早出,居残りの特打を行うなど大ブレイクに意欲を見せている。