球界トピックス

2月11日 


 茂雄、ニックンにノックの嵐! V2に早くも赤信号の兆し!
背番号を見せただけで持てはやされ、ノックをしただけで大騒ぎになる悪のカリスマ・茂雄が、今年も調子に乗って、グラウンドコートを脱ぎ捨てノックを敢行。そのターゲットは本命視されていたドラ1ルーキーの阿部ではなく、何とニックン。全試合出場を目指す名手・川相が順調な仕上がりを見せている事で、幽閉策敢行に危機感を覚えた茂雄は自分が見た目の派手さにうつつをぬかすど素人ファンに支えられている悪のカリスマである事を最大限に利用する事で世間の注目を川相からニックンに向けようと企んだのだ。しかも、更にあざとい事に「お客さんに魅せるプレーを考えて欲しい」などと、ノムさんに徹底的にこき下ろされた茂雄の現役時代の無駄にカッコつける守備を伝授しようなどと言ってのける。案の定、茂雄信者は大騒ぎし、ニックンも付随して注目を浴びると言う茂雄の目論見通りの展開となってしまった。これにより、茂雄が今季もいけしゃあしゃあと川相幽閉策を敢行する事は想像に難くなく、巨人のV2は早くも赤信号が灯ってしまった。

 今中、2年連続の大幅ダウンも一発サイン!
全球団で唯一未更改だった今中が、この日、沖縄県恩納村のキャンプ宿舎で契約更改交渉を行った。球団側の提示は4600万円ダウンの3800万円(推定)野球協約の減額上限25%を遙かに上回る55%ダウンと言う提示に今中は「予想以上に下げられた」と言いながらも、2年続けて未勝利とあっては反論の材料もなく、これにサイン。「今年は取り返すつもりで頑張れ、と言われた。今キャンプはここ3、4年間で状態は1番いい。今年で最後と言う気持ちでやっている」と背水の陣である心境を語った。

 トラさん、ナインの不信感払拭へ柵越え連発!
大豊を放出に追い込み、ゼブラ今岡を二軍に追いやっているノムさんの贔屓により、一軍にい続ける事でナインから冷たい視線を向けられているトラさんだが、そのナインの不信感を払拭すべく、この日、ペレス,クルーズの両助っ人と共に行った特打ちで129スイングで26本の柵越えをマークするなど、両助っ人を凌駕する結果でアピール。 「昔は何本(柵越えを)打ったとかで喜んでいたが、今はどれだけ基本通りにバットを振れるかを確認している」と柵越えの数には全く関心を見せず、その後もストイックに練習に取り組んだ。子飼いのトラさんの奮起する様にノムさんは「今年は目の色が違う。いじらしい程、プライドを捨てて最後の力を振り絞っている」と目尻を下げた。

 鈴木なおのり、三冠奪取へ新打法炸裂!
開幕前に大口を叩いた年は必ず無様な結果に終わるにも拘わらず、またも懲りずに三冠王発言をかました鈴木なおのりがこの日、ゴーグルを相手に初のフリー打撃を行った。三冠奪取へ最大の障壁となる本塁打量産を狙うべく取り組んでいると言う新打法で37スイング中7本の柵越え。これを見た高木打撃コーチは「30本塁打はいくんじゃないか」などと、煽ってしまい、これにより鈴木なおのりが調子に乗って今年も我を忘れた打撃を展開し、また調子を崩すのではないかと、関係者は危惧している。