球界トピックス

2月6日 


 清水、茂雄の嫌がらせ阻止へ苦肉のショートコンバート!?
チーム屈指の打撃センスを持ちながら、茂雄の嫌がらせにより度々幽閉され、フロントからも不当な査定しかして貰えない悲運の男・清水が、この日、本球場での外野守備を外れて、室内練習場で何とショートとしてノックを受けた。篠塚コーチ曰く「捕ってすぐ投げると言う意識を持ち、コンパクトに投げる動作を身につけさせる為」との事。しかし、今季もマルちゃんやソーサ元木と言ったヘッポコど素人外野手を使ってまで、清水を幽閉しようと企む茂雄のイカレ采配に対抗し、ヘッポコど素人内野手として、内外野の併用要員として乱入しようと画策しているのではないか、とも見られている。本来、ショートには世界屈指の名手である和製オジーこと川相と言う、とてつもなく高い壁が存在する事は百も承知の清水だが、茂雄がそれ程の名手である川相を理不尽に幽閉する嫌がらせ政策を敢行する事は必至。昨年は得点圏打率がリーグ2位の.371と言う勝負強さを発揮しているだけに、普段は破戒僧・清原と並び称される程のチャンスブレイカーぶりを露呈しているくせにサヨナラの場面だけはきっちりかすめ取るニックンの「偽りの勝負強さ」と言う幻影に茂雄が気付けば、勝機は十分にあると見ている様だ。しかし、茂雄にとって、ニックンは「川相幽閉策の筆頭刺客」としてお気に入りの存在であり、たとえ「偽りの勝負強さ」に気付こうとも見て見ぬフリをする可能性は十二分にあると言う事は忘れているらしく、この清水の秘策は空回りに終わる危険性が高いと、関係者は清水の健気な努力に同情している模様。また、この日、茂雄はエアテント内で投げ込みを行った2年目左腕の佐藤の力投に注目し「マイナーから伏兵が突然出てきたね。真っすぐだけだったが、スライダーもいいですよ、エヘヘヘ〜」とコメント。しかし、斉藤宜,小田,高野,内薗,宮崎…等、茂雄が春季キャンプ中に伏兵として注目した新鋭選手はことごとくその年、まともに使ってさえ貰えない不吉な歴史が存在する。こういった発言は熱し易く冷め易い新し物好きの茂雄の気紛れでしかなく、結局、ペナントに入れば、金満大補強組の起用に終始するのは小学生にすら分かる事とあって、最早、誰も信用していないらしく、当の佐藤も「投げるのに一生懸命で(茂雄から)何を言われているのか分からなかった。とにかくやるだけ」と、茂雄の言う事など、まるで聞く耳を持っていない様子。また、茂雄は「ノリダー柏田,平松ら(左の)中継ぎ陣を脅かすんじゃないか」とも付け加えていたが、この二人はバリバリの(茂雄と確執があった事でクビを切られた)鹿取コーチ派とあって、二人への嫌がらせ的牽制球発言である事は言うまでもない正に、茂雄の言う通り「このキャンプのテーマは内なる戦い」そのもので、ペナント前にチームが内部崩壊する危険性を常に秘めている悪夢の様な展開となっている。

 進藤、ポスト鈴木に任命!? 外野守備適性テストを敢行!
下柳(日本ハム)の死神ボールに怯え、西武のヘッドコーチとして現場復帰したヨッシャー佐々木の存在に怯え、ついにメジャーへの亡命を敢行した鈴木(マリナーズ)が抜けた外野の一角を埋めるべく、仰木さんは、この日、横浜からトレードで獲得した進藤に対して「外野転向と言う訳ではない。チームの事情によっては外野もこなせれば越した事はない」として、適性を測るべく外野ノックを受けさせた。内野守備では定評のある進藤だったが、流石に勝手の違う外野守備に戸惑いを隠せず、危なっかしい場面も度々見られ「こんな筈じゃなかったと仰木さんも失望したんじゃないか」と苦笑い。