球界トピックス
2月2日
茂雄、破戒僧・清原を絶賛! 「松井さん4番降格プロジェクト」発動か!?
この日、茂雄はベテラン野手組が打撃練習を行っている室内練習場を視察。お目当ては、名手・川相,チュウと言った造反五人衆の一角…の訳はなく、案の定、破戒僧・清原。この期に及んでまだ、今夜の松井さんを4番から降格させて、清原を4番にしたくてたまらない茂雄は「巨人に移籍してから一番いい状態じゃないですか。力みもなく自然体。体の切れもシャープだし、実戦で通用する間で打ってますね、エヘヘヘ〜」と絶賛。松井さんの4番降格と言う悪夢の嫌がらせプロジェクト推進に手応えを覚えて、不気味な笑いを見せた。
洗平、連日の大暴投! 李ボンジョム、開幕一軍を賭けてサードに挑戦!
キャンプ初日から、大暴投を連発する事でノーコンぶりを見せつけ、シーズン中に「故意」ではなく「過失」として殺人投球をかます布石を打つと言う、新人らしからぬ、かつ星野監督の配下らしい恐るべき行動に出たドラフト2位の洗平だったが、1日やったくらいでは芝居と思われると睨んだのか、この日も、いきなり8球中7球を大暴投。流石に、露骨過ぎて、演技と見破られてしまうと危惧した山田コーチは「もう辞めておけ!」と、投球中止を命じた。また、この日、今年も2人の新助っ人を獲得されてしまい、またもや飼い殺しの危機に直面している李ボンジョムだが、高代コーチの勧めもあり、出場機会増加を狙ってサードでの特守を敢行。「サードなんて高校1年以来だよ(実際には昨年も1試合守っているが)。バランスが合わなかったね」と不慣れなポジションに戸惑いを隠せなかった。
下柳、調停で250万円の上積みをゲット!
メジャー選抜をも席巻し、鈴木(マリナーズ)に国外脱出を決意させた死神ボールの下柳の年俸調停申請を受けて設立された参稼報酬調停委員会はこの日、東京・内幸町の日本野球機構に下柳の代理人・上杉弁護士と日本ハム・今井常務取締役を呼び、「若干ではあるが、下柳にプラスの評価があって然るべきと判断した」として、調停金額を提示額から250万円上積みとなる1億4000万円とする裁定を通達。年俸調停は今回で史上6度目になるが、球団側の提示額が通らなかったのは、1993年の高木豊(横浜)以来、2度目の事。完全勝利ではないものの、上積みを勝ち取った下柳は「練習に専念出来るし、調停の事も僕ならあんな書類は書けなかった」と代理人制度に満足気な様子を見せた。一方、敗訴となった今井常務及び小島球団社長は揃って「本来、当事者同士で解決出来た差額。今オフも代理人をやるなら、野球をもっと勉強して欲しい」と、捨て台詞を吐き捨てた。
男・ローズ、公約通りアフロで参上!
母親の手術に立ち会った為に来日が遅れていたローズが、この日、昼過ぎに日向入り。昨年、開幕前に「最下位になったらアフロにする」と宣言していたローズは公約通りのアフロヘアーで登場。「最下位になったら丸刈り」と言っていたくせにシカトぶっこいている指揮官を後目に「来日1年目もアフロだったと言う事で、初心に帰ると言う意味もある。打率3割、25〜30本塁打、90打点は打って、中村とタイトルを分け合いたい」と意欲を見せた。