球界トピックス

1月29日 


 織田裕二&川尻の銭ゲバコンビ、出来高払い提示にようやく妥協!
椎間板ヘルニアの為に撮影に出られず、フジテレビ系列のドラマ「ロケット・ボーイ」の放送を2話でストップさせている織田裕二が、甲子園球場内の球団事務所で代理人を同席させての3度目の契約更改交渉を行った。前回の交渉では400万円ダウンの7200万円(推定)と妥当な額を提示してきた球団側に対して、織田裕二側は「過去7年間でリーグトップの投球回数。大きな故障もなく、ローテを守り続けた。防御率も(低いレベルで)安定している」などとほたえて、今季僅か6勝に留まったにも拘わらず、図々しい事に2400万円アップの1億円と言う無謀な要求をかまして保留していた事で、今回も泥仕合は必至と思われていた。しかし、「ロケット・ボーイ」の放映を止めている事でファンから寄せられた大量の励ましの手紙に、契約更改でゴネている場合ではないと気付いたのか、急転、改心した模様。これに同情したのか、球団側は前回より200万円上乗せの7400万円(推定)に出来高払いを加え、ようやく合意に達した。22日から「ロケット・ボーイ」の撮影に復帰している織田裕二は、収録復帰に関しての会見も開き「スタッフやキャスト,視聴者の皆さん、多大なるご迷惑をかけて申し訳ありませんと謝罪。更改も済ませ、心配事がなくなった事で「キャンプも始まるし、シーズンへ向けて気持ちは切り替わっている」と、すっきりした表情を見せていた。一方、「防御率至上主義」を打ち出し、今季の成績だけでなく、最近6年間の年度別の防御率を材料にベース額を勝手に4100万円も引き上げた上での4000万円アップを主張する織田裕二を遙かに凌駕するイカレ要求をかましていた川尻も、この日、代理人同席で4度目の交渉に臨んだ。前回の交渉ではあまりにイカレた川尻側の要求に野崎球団専務は「ちょっとやそっとじゃ埋まる感じじゃない」と頭を抱えていたが、織田裕二に使った手が効果的と睨んで、前回より500万円を上乗せした2600万円アップの8500万円(推定)に出来高払いを加えると、川尻側はようやく妥協して、サインとなった。代理人を抱えて、ゴネにゴネまくって、イカレ要求をかまし続けてきた二人の交渉にケリがついた事で、阪神はようやく全選手の契約更改が終了した。

 岡島、茂雄の先発転向案に断固拒否の構え!
宮田投手コーチの猛反対を受けているにも拘わらず、新助っ人ストッパー獲得に未だに固執している…と言う裏事情により茂雄が打ち出している岡島先発転向案だが、この日、この茂雄の案にかねてより抵抗を見せていた話題の主・岡島が自主トレ先のオーストラリアから帰国し、「先発はやりません。キャンプでもリリーフの練習をします。去年と同じ。(宮田)コーチを通して、(茂雄に)言って貰います。紅白戦でも長いイニングは投げたくない」と、断固拒否の構えを見せた。最早、「リリーフ志望」と言うより、完全な「先発拒否」な上、明らかに自分が宮田派であり、反茂雄派である事を認めている様なもので、茂雄の怒りを買う事は必至とあって、茂雄の今後の対応が注目される。

 新助っ人・マクレーン、入団記者会見!
この日、西武は埼玉県所沢市内の球団事務所で新助っ人のスコット・マクレーン内野手(28=190cm,97kg,右投右打)の入団記者会見を行った。ロッキーズ傘下の3Aコロラド・スプリングスで3年間で87本塁打,昨年も25本塁打を放っているとあって、西武自慢のピストル打線のクリーンアップ候補として期待されているマクレーンだが、どのみち鎖国政策を打ち出している水島新司のパ・リーグ呪殺漫画「ドカベン パロ野球編」においては、たとえ史実で三冠王を達成した所で、全て水島キャラにタイトルを奪われ、マクレーンの「マ」の字すら出して貰えない儘、存在そのものを抹殺されるのは確実と思われる為、同席していた雀士東尾も不憫そうな表情。そんな恐ろしい漫画の事など、何も知らされていないマクレーンは「長打力と安定した守備が売り物。チームに貢献して日本シリーズで優勝したい」と脳天気に抱負を語った。同作品の連載開始以来、呪いをかけられた西武は日本一から遠ざかっているが、果たして、これを打破し、存在を無視出来ない程の活躍を見せる事が出来るか!?

 中井美穂の旦那・古田、出来高払いの見直しで合意!
自主トレのスケジュールの都合上、交渉が遅れていた中井美穂の旦那・古田が、この日、東京・新橋の球団事務所で代理人同席で2度目の契約更改交渉を行った。5年契約の3年目とあって、現状維持の2億円(推定)+出来高払いと言う話で既にまとまっており、前回の交渉で球団側の再考を求めていた年俸にかかる消費税,今季から導入される140試合制による5試合増に伴う年俸の見直しについての説明を受けるのが目的と言った感じで、出来高払いの部分を見直す事で合意に達し、サインとなった。