球界トピックス

1月26日 


 パ・リーグ、下柳の調停申請を受理! 代理人別室待機に日弁連が抗議!
死神ボールでメジャーを席巻し、鈴木をマリナーズへ亡命させた男・下柳の提出していた年俸調停申請が、この日、小池パ・リーグ会長に正式に受理された。1998年のソリアーノ(広島)以来、史上6人目の調停が決まった事により、川島コミッショナーを委員長とし、豊蔵セ・リーグ会長を加えた3名による調停委員会が発足。東京・内幸町のコミッショナー事務局で第1回委員会を開き、申請内容が検討された。31日に下柳及び日本ハム・今井常務から事情聴取を行う予定。下柳側はこの際、代理人同席を主張しているが、川島コミッショナーは「別室に待機して貰い、必要があれば事情を聞く」と言う形でのみ、これを了承した。この方針に対して、日本弁護士連合会・山田副会長は「代理人同席を認めるべきで、別室待機では不十分。選手本人の同席が必要との制約も無くす方向で検討して欲しい」とし、弁護士業務対策委員会・青山委員長も「別室待機では不十分。協約においても、代理人を排除するとは読めない」と訴えた。

 池山、大幅ダウンも僅か8分でサイン!
この日、東京・新橋の球団事務所で池山が2度目の契約更改交渉を行った。前回は自分の起用法や観客動員数に対する対応不足等に関する不満をぶちまけ、金額提示を受ける事なく保留した池山だったが、この日は「ヤクルト一筋で生きて行く為にも、不満を球団に向けるのではなく、自分自身の方に重点を置く事にした」と考えを切り替え、3900万円ダウンの9100万円(推定)+出来高払いと言う大幅ダウン提示にも僅か8分でサイン。「昨年の悔しさをバネに頑張りたい。もう一度、30本塁打したい夢もある」と、レギュラー奪回へ意欲を見せた。

 新助っ人・ビティエロの獲得を発表!
オリックスはこの日、下痢ニールに代わる新助っ人として前パドレスのジョー・ビティエロ内野手(30=190cm,104kg、右投右打)の獲得を発表した。1年契約で年俸は契約金込みで60万ドル(推定)+出来高払い背番号は内野ならどこでも守れるが守れるだけ、どの打順でも打てるが打てるだけだった小川(現横浜)がつけていた「23」に決まった。ビティエロはメジャー通算6年で244試合に出場し、.237 23本 91打点の実績で、一塁かDHをこなす4番候補として期待されている。2月上旬に来日し、宮古島キャンプに合流する予定。