球界トピックス

1月18日 


 ハマの大馬人・駒田、無念の現役引退表明!
昨年、横浜からお払い箱となり、現役続行を目指して移籍先を探していたハマの大馬人・駒田だったが、結局、他球団からのオファーがなく、この日、ついに観念して現役引退を表明「この場で契約してくれる球団があるなら、まだやりたい」と、最後まで未練を残しての無念の引退となった。1981年に桜井商高からドラフト2位で巨人に入団した駒田は1983年にプロ野球史上初となる初打席満塁弾を放った事から「満塁男」の異名をとり、王さんの15本に次ぐ、歴代2位の13満塁弾をマーク。57.9本に1本の王さんと比べ、15本に1本が満塁弾と言う驚異のハイペースだった。1993年オフに茂雄の嫌がらせ政権に嫌気がさし、FA宣言して、巨人から横浜に亡命を図り、今なお続く巨人の内部崩壊に拍車をかける起因となった。横浜に移籍してからも、文字通り「無事・これ名馬」たる活躍を続けていたが、権藤政権になってからは、ヒットが止まらないマシンガン打線を(主に併殺打で)ストップさせる驚異のストッパー「ハマの大馬人」に変貌。昨年も権藤さんとの確執から試合途中で無断帰宅する暴挙をやらかして、一時的に湘南へ無償トレードされるなど、横浜での存在価値を下げる一方。史上29人目となる2000本安打を達成した事で皮肉にも完全に存在価値を失い、見切りをつけられる寂しい結果となった。通算成績は2063試合で2006安打,打率.289,195本,953打点。ベストナイン1回、ゴールデングラブを10回受賞している。今後は評論家へ転身する可能性が高く、既に、幾つかのテレビ局からオファーが来ているとの事だ。

 川尻、調停の可能性は否定も徹底抗戦の構え!
代理人同席なのをいい事に昨年までのベース自体を勝手に4100万円増しの1億円に引き上げた上、更に、そこから4000万円アップを要求するなどと言う前代未聞の暴挙をかまし、徹底抗戦の構えを見せている川尻がこの日、自主トレ中の横浜市内で「調停にするつもりはない。阪神と契約するのがベストだが、応じてくれないから困っている。キャンプまでに契約するのは無理だろう」とコメントを残した。また、1998年,昨年と日米野球で好投した事で味をしめたのか、ここにきて「阪神が自分を必要としていないなら、ポスティングシステムでメジャーに行きたい」などど、口にしている事については「ずっと行きたいとは思っていたのは確かだが、現段階で言う事ではない。交渉の席で行きたいと言った事はない」と願望の域で止まっている事を強調。現実問題として、新庄,大豊,タラスコの本塁打3傑を全て失い、最下位候補ぶっちぎりの阪神が、いかにモメようとも、むざむざ川尻を放出する可能性は薄い。しかし、球団側の提示は川尻側の要求するベース額すら遙かに下回る8000万円(推定)とあって、全面解決にはまだまだ時間がかかりそうだ。