球界トピックス

1月13日 


 名手・川相、キャプテン制復活を提唱! 何と破戒僧・清原を指名!
球界史上稀に見る愚策である茂雄の「川相幽閉策」からの脱却を狙う名手・川相だが、この日、横浜市内で開かれたチャリティーサイン会に参加した際、「チームのまとめ役と選手会長が、必ずしも1人である必要はないと思う。」として3年ぶりのキャプテン制復活を提唱し、あろう事か「性格的にも向いている」と、その役に破戒僧・清原を推薦したのだ。桑田の後を継ぐ選手会長として、ガッツな貴公子・仁志,今夜の松井さんと候補は挙がっているものの、いずれもまだ20代と言う若さである事がネックとなってか、未だにその最終決定は混迷を極めている状態。本来ならば、真の精神的支柱である川相が務めれば済む事なのだが、既に、96〜98年の3年間務めている事から、自分が表舞台に出ばる訳にはいかないと言う気持ちが強いのだろう。だが、その経験上、選手会長の重責を熟知している川相はまだ若い彼らをフォローする存在の必要性を訴えたのだ。そこであえて外様の清原を指名した事については、茂雄のお気に入りの清原を持ち上げる事で茂雄との和議を図る為の一策ではないか、と見る向きもある。しかし、こと陰謀にかけては、球界随一の冴えを見せる茂雄に対して、こういった駆け引きは難しい事は散々嫌がらせを受け続けた川相ならば、当然、身に染みて分かっている筈で、特に裏はなく、純粋に自分が前面に出られないが故の苦肉の提案である可能性の方が高いだろう。

 意味なし牽制球を遅延行為扱い! ハマのチンピラはまたも危機を脱出!
この日、東京都内のホテルでプロ・アマ合同による日本野球規則委員会が開かれた。走者を牽制する意図が見られない牽制球について、公認野球規則八・○五「塁に走者がいる時は、次の場合ボークになる」の(h)項にある「投手が不必要に試合を遅延させた場合」の部分に抵触するプレーとして、「遅延行為」として警告なしに(アマ側は警告を1度行ってから)ボークを取ると言う厳格な対応をする方針で一致。2月15日に発行される公認野球規則から盛り込まれる模様で、「走者を牽制する意図が見られない牽制球」については、麻生副委員長が「走者が塁から離れていないのに、山なりのボールを放った場合」と説明した。また、毎年恒例行事となっているハマのチンピラ(横浜)に代表されるインチキ二段モーションについての議論も交わされたが、相変わらず、アマ側は「疑わしいからボーク」と主張するも、プロ側は「止まっていない一連の動作」と噛み合わず、それぞれの判断に任せる事となり、またしてもハマのチンピラはピンチを回避した。