球界トピックス

12月26日 


 霊感投手・松坂、早くも謹慎解除の甘ちゃん対応! 史上最年少の大台突破!
50kmオーバーで免停中に柴田アナ宅へ行く為に無免許運転をかまして、駐車違反を犯した挙げ句、黒岩広報課長に替え玉出頭させ、書類送検を食らい、無期限謹慎となったにも拘わらず、寮ではTVゲーム三昧で夜更かしをしている上に「早くキャッチボールをさせやがれ」と反省の色が全く見えず、「特例として」僅か24日でボールの使用を許可したり、「特例として」西武吹き抜けドームでの日米野球観戦を許可したり、少年野球教室に参加させて「特例として」43日ぶりにユニフォームの着用を許可したりと、最早「恒例」と化している「特例三昧」で何もかも許してしまい、どこが無期限謹慎なのかさっぱり分からない甘ちゃん対応ぶりを見せている西武がまたやった。この日、所沢市内の球団事務所で松坂の契約更改交渉を行ったが、不祥事の件は一切リンクさせる事なく、3000万円アップの1億円(推定)でサインさせると同時に、謹慎処分の解除まで言い渡したのだ。結局、ペナントレースには何の影響もなく、金銭面のペナルティも皆無、謹慎と言っても実質上は報道陣の取材攻勢から保護しただけと言うとんだ茶番劇となった。ともあれ、3年目の年俸の大台突破はマッスル千代の富士(巨人)に並ぶ史上最速ペースで、鈴木(マリナーズ),今夜の松井さん(巨人)を上回る史上最年少記録となった。

 J.マッケンジー、チーム最高年俸を死守! 中継ぎ陣、またも保留地獄!
今季、右手甲の骨折により戦線離脱し、僅か84試合の出場に留まったにも拘わらず、ジュビロ野口(日本ハム)をさしおいて、何故かベストナインとゴールデングラブ賞をゲットしたJ.マッケンジーが、この日、福岡ドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、3000万円アップの1億8000万円(推定)の提示に一発サイン。これで松中を上回り、チーム最高年俸の座を死守した。また、2度目の交渉となった大道は前回より300万円の上積みを勝ち取り、2100万円アップの6400万円(推定)の提示に「(球団側の泣き落とし戦法に)押し切られた。納得はしていないが、越年したくなかった」と、渋々サイン。順調に進んだ野手陣の更改に対して、投手陣はこの日も大荒れ。今季チーム勝ち頭タイの9勝をマークした吉田は「金額を聞いてから要望を伝えると、年俸を上げる為に文句を言っている様に思われる」と金額提示を拒否して、今季もチーム最多の69試合に登板するなど、4年で239試合にも投げた事を主張し、中継ぎを初めとする投手陣査定の見直しを要求した上で次回交渉に持ち越し。事ある毎に水島新司に弄ばれる呪いを受け続け、日本シリーズの最後の最後で背負い続けた呪いに押し潰される形で今夜の松井さんに一発を叩き込まれた事に心を痛めている渡辺正は3度目の交渉となったが、前回同様3550万円(推定)の提示に「譲り合う部分もない。年俸で癒してくれないなら、せめて、水島新司を止めてくれ!とばかりに、またも保留となった。

 織田裕二、無謀な要求で越年決定! 遠山は2度目の交渉でサイン!
この日、西宮市内の球団事務所で織田裕二が代理人同席で2度目の契約更改交渉に臨んだ。前回の交渉では400万円ダウンの7200万円(推定)と妥当な額を提示され、これを保留していた織田裕二側だったが、今回の交渉で、代理人の岡田弁護士は「過去7年間でリーグトップの投球回数。大きな故障もなく、ローテを守り続けた。防御率も(低いレベルで)安定している」などとほたえて、今季僅か6勝に留まったにも拘わらず、図々しい事に2400万円アップの1億円を要求したとみられている。これに対して、野崎球団専務は「ウチとしては(400万円ダウンが)総合的な評価。話し合って共通する所がない」として、この申し出を一蹴。結局、折り合いがつかない儘、保留となり、越年が決定。次回交渉は織田裕二の自主トレの都合により、約1ヶ月先の1月29日まで延びる事となった。一方、同じく2度目の交渉に臨んだ遠山は前回より200万円の上積みを勝ち取り、700万円アップの4400万円(推定)でサインとなり「希望額には届かなかったがサインした。来年は頑張りたい」とコメントを残した。

 佐藤、ようやくサインで年内交渉終了! 越年は古田,池山の2名!
右肘の故障の影響により、今季は不振に終わった佐藤が、この日、2度目の交渉を行った。右肘については公傷として認められなかったものの、(9月に手術を受けた事で)「来季は夏頃に復帰しても大目に見る」と言われた上で、前回提示より100万円の上積みを勝ち取った事で、900万円ダウンの4600万円(推定)でサインとなった。これでヤクルトの年内の契約更改交渉は終了となり、越年は中井美穂の旦那・古田と池山の2人だけとなった。