球界トピックス
12月23日
佐藤、無償トレードでダイエーへ! 巨人、新助っ人獲得への伏線か!?
この日、ダイエーは巨人の佐藤充投手(25)を無償トレードで獲得した事を発表した。投手陣のコマ不足に悩むダイエーは今オフに限らず、再三再四、巨人に対して投手のトレードを持ち掛けていたのに対して、投手のコマが豊富過ぎて飼い殺し軍団と化しているにも拘わらず、茂雄は「コマは幾らあってもいい。何があるか分かりませんからねぇ、エヘヘヘ〜」とほたえて、これを拒否し続けてきた。その茂雄がここにきてトレードを了承したのは、ストッパー用の新助っ人投手獲得を図る為の伏線であるとみて、ほぼ間違いないだろう。何より、「無償」トレードで枠を1つ空けたのが何よりの証拠だろう。70人枠をフルに使いきってしまい、新助っ人獲得は不可能な状態だったが、これに対して茂雄は「そんなモノは(トレードや解雇で)何とでもなりますよ」と選手を人間でなく、文字通りコマとしか考えていない非道な発言をかましており、その発言通りの事をやってのけたのだ。これにより、フロントは勿論の事、あの日テレ・氏家社長ですら消極的な新助っ人獲得へ動き出す可能性は十分に出てきた。このあおりを食らって、今オフ獲得したばかりのM.T.チョンを初めとするコリアントリオが飼い殺しに会う可能性はこの上なく高く、「コリアンセメタリー」の悪名はますます轟く事になり、韓国球界との情勢悪化は必至。また、ストッパー獲得により、いよいよ岡島が先発に回される恐れがあり、この日も「あれだけ先発がたくさんいるんだから、僕き来季も中継ぎをやりたい」と主張した岡島本人及び宮田コーチの反感を買うのは確実。また、岡島の配置転換により弾き出されかねない桑田は勿論の事、斎藤雅やいっこく堂らも弾き出される危機に陥る事になり、競争激化…などと言うよりは、茂雄のワガママにより混沌の渦に巻き込まれる最悪の展開になりそうだ。ただでさえ、破戒僧・清原の謎の昇給事件によりナインの心はバラバラとなっている状態であり、V2への道はますます暗い闇に閉ざされる事になったと言っていいだろう。