球界トピックス
12月16日
横浜、ローズの交渉断念を表明!
涙を流しての引退表明と言う猿芝居を打っていた詐欺師・ローズと泥仕合の入団交渉を続けてきた横浜だが、この日、ついに交渉断念を表明。ローズが一向に歩み寄りを見せず、法外な要求を突き付けるばかりのダメ人間と悟り、これ以上馬鹿馬鹿しくて付き合ってはいられないと判断した模様。一方、猿芝居を打った自分にも非がある事など、微塵も思っていないローズは「横浜は自分を拘束する事ばかり考えていて、誠意が感じられない。自分の要求を受け入れてくれるのは、巨人か中日くらいだ」と、恥ずかしげもなくほたえている。高年俸がネックとなって、既に、来年の戦力編成が終わりつつあるこの時期にトレードを成立させるのは難しく、この儘だと、拘束料として、年俸の25%をローズに払う展開となりかねない。だからと言って、自由契約にしてしまっては、茂雄が速攻で仕掛けてくる可能性が高く、それだけは絶対に避けねばならない事態とあって、横浜関係者は今後の対応にも頭を痛めている。確実に言える事は、働かずして1億円以上をゲットするか、巨人や中日で5億円前後をゲットするか、いずれにしても、ローズが損をする可能性は殆どないと言う事だろう。
カツノリ、来年1月に社長令嬢と挙式!
ノムさんの庇護を受けて、フルシーズン一軍に帯同した事により、その煽りを食らったSAM達を初め、同僚からやっかみの目で見られているカツノリが来年1月21日に社長令嬢と挙式する事が明らかになった。サッチーの執拗なマンツーマンディフェンスを隙をついて、高校時代から10年以上もの間、交際を続けてきたとの事で、かなり前からカツノリは結婚する気満々だった様だが、サッチーが「私の目の黒いうちは結婚させない」だの「30歳まで結婚はダメ」とほたえていた為に、ここまでズレ込んだ。しかし、何だかんだ言いながらも、所詮、カツノリに対しては甘ちゃんのサッチーはカツノリの説得に結婚を渋々ながらも許可せざるを得なくなった模様。サッチーは既に「色々とケチをつけてみたい」とほたえており、ノムさんにいびり倒されて、途中帰国する野村一族経由でない助っ人のごとく、サッチーにいびり倒されて実家に帰ってくる様な事にならないかと、花嫁側の関係者は戦々恐々だ。
非情の50%ダウン提示! 和田、無念のサイン!
ノムさんの陰謀により、来季から選手兼任の打撃コーチに追いやられる事になっているベテラン・和田が、この日、契約更改交渉に臨んだ。茂雄が川相にかました程、陰湿ではないものの、ノムさんから理不尽な幽閉策を受けて、ベンチウォーマーとなる事もしばしばの和田だったが、そんな冷遇された扱いにも球団側は何ら同情を示す事もなく、協約の減額上限を大きく上回る50%ダウンの4600万円(推定)+コーチ契約料1000万円と言う非情極まりない提示。自分の好き嫌いを出し過ぎるノムさんの選手起用に納得のいかない和田は、当然、この提示額に簡単に納得する筈もなく、3時間半も粘ったものの、結局、無念のサインとなった。交渉後の会見で和田は「笑って話が出来る金額ではない。僕の実力がそれくらいの期待と言う事。タイガースを愛するが故にサインした。悔しい」と憮然とした表情を見せた。
鈴木、マリナーズとの契約内容明らかに!
京都の花札屋に買収され、マリナーズへの移籍が決まっている鈴木だが、この日、その契約内容の詳細が明らかになった。契約金500万ドルの3年契約で年俸は来季が400万ドル,2年目が200万ドル,3年目が300万ドルの総額1400万ドル(推定)に加え、200打席で40万ドルから始まり、450打席以上で最高の200万ドルと言う打席数に応じた出来高契約の他、新人王で7万5000ドル,MVPで15万ドルと言ったタイトル料,オールスター出場もファン投票選出なら5万ドル(最多得票なら7万5000ドル),同じく監督推薦なら2万5000ドルと言ったボーナスまで設定されているとの事。2年目の年俸が少ないのは、来季終了後に現行の大リーグ労使協定が期限切れとなり、新協定締結でモメた場合に再びストライキが敢行される恐れがある為と思われる。また、この日、マリナーズと同じア・リーグのレッドソックスに野茂が移籍される事が正式に決まったが、これに対して、鈴木は「まだお互いそういう立場にないが、順調に行って対戦出来たらいいと思う。わくわくすると言うか、敵だから(そういう気持ちが)出ない様にしないといけないが、出てしまうだろう」と7年ぶりの対戦に胸を踊らせた。
新庄、バレンタイン監督と感激の初対面!
日本球団の破格の条件提示を蹴って、最低年俸でメッツ入りを決めた新庄は、この日、ニューヨークでの正式契約の為に渡米する予定だったが、バレンタイン監督が来日中とあって出発を遅らせ、東京国際展示場で開かれているイベントに参加中のバレンタイン監督の下へ挨拶に訪れた。会見の席上で名前入りの背番号「5」のメッツのユニホームを手渡された感激の新庄に対して
、バレンタイン監督は「メジャーに挑戦する上で最も大事なのは、自分の力を信じる事。そうすれば必ずいい選手になれる。阪神では4番を打っていたとの事だが、1番から3番,6,7番等で試してみようと思う。阪神ファンと同じ様に、メッツファンの誇りになる選手になるだろう」と呼びかけた。一方、新庄は「常に全力でやっているプレーを一生懸命アピールし、一日でも早く自分の力を出せる様にレギュラー目指して頑張りたい」と意欲を見せた。