球界トピックス
１２月１４日
銭ゲバ軍団筆頭・石井タクロー、まさかの一発サイン！
見苦しい銭ゲバ更改の続いている横浜だが、この日、石井タクローが横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。横浜主力の総銭ゲバ化へ最も影響を及ぼしたと見られる程に毎年の様に銭ゲバぶりを発揮し続けてきていた石井タクローとあって、今年も「徹底抗銭」をかますと思われていたが、コンパートメント症候群に悩まされながらも３年連続の盗塁王をゲットし、昨年を上回る.302の成績を残した事を高く評価した球団側が8000万円アップの２億5000万円（推定）を提示すると、これ程の評価を受けてもゴネる様だと、正に「キング・オブ・銭ゲバ」の名を欲しい儘にする事になってしまうと察知し、まさかの一発サインとなった。
詐欺師・ローズとの残留交渉打ち切り濃厚！
涙まで流す猿芝居を打ってまで引退表明をカモフラージュしようとしていた詐欺師・ローズと泥仕合的な交渉を続けている横浜は、当初は越年も辞さない覚悟でいたが、あまりにも不当な要求をよこし続けるローズにもう付き合っていられないと、来季の契約交渉を打ち切る可能性が高まってきた。この儘、ローズを拘束し続けると、来年１月１０日から契約保留手当を支払う義務が発生する為、それまでには結論を出す方針を固めている模様。交渉にあまりにも時間をかけ過ぎてしまった事が裏目に出て、他球団も新戦力を次々と獲得してしまっており、最悪、自由契約にせざるをえない展開になってきているが、そうなると、巨人が動いてくる可能性が十分。巨人行きだけは死力を尽くして阻止したい横浜は、巨人以外の球団からのトレード申し込みを待望している状況だ。
エセネオエセ松井、醜悪盗塁王争い不敢行査定でリーグ最高年俸へ！
一昨年、球史に残る醜い盗塁王争いを演じたトラウマか、今季は小坂にその座を奪われて４年連続の盗塁王獲得に失敗したエセネオエセ松井が、この日、所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行った。霊感投手・松坂の不謹慎な事件でダメージを食らっている球団側は今季は醜い盗塁王争いを演じずにマスコミやファンに叩かれずに済んだ事を今更ながらに安堵してしまったのか、6000万円アップの２億5000万円（推定）＋出来高2000万円と高い提示。エセネオエセ松井はこれ幸いと一発サインし、1995年の破戒僧・清原に並ぶ球団史上最高額に清原より２年も早く到達。また、元オリックスの鈴木が京都の花札屋に買収された為に、パ・リーグ最高年俸に躍り出た。
五十嵐，藤井、２度目の交渉でようやくサイン！
今季、投手も務めるなど、捕手以外の全ポジションを守った五十嵐が、この日、２度目の契約更改交渉に臨んだ。前回の交渉同様に８ポジションをこなした事を強くアピールする五十嵐に対して、それに対する査定を曖昧にしていた球団側は来季以降は査定基準を明確にする事を約束し、800万円アップの3700万円（推定）を提示すると、五十嵐はようやく納得し、これにサイン。一方、下痢ニールの不振，鈴木の戦線離脱等、主軸の穴を埋めるべく昨年を上回る１８本塁打を放つなど奮闘したにも拘わらずダウン提示を受けて保留していたベテラン・藤井も同じく２度目の交渉で、500万円ダウンの5500万円（推定）の提示に陥落。かつて大幅ダウンを食らった翌年に怒りの大ブレイクを果たした藤井は「ダウンなんだから気持ちいい訳はない。来年取り返す」と怒りの大ブレイクの再現を誓った。
アゴくら、球団の査定に不信感！ 大塚，石毛も保留！
中日から移籍して１年目で７勝をマークしたアゴくらが契約更改交渉に臨んだが、300万円アップの6000万円（推定）の提示に「最初はダウン提示をされたが、話をしたら少し上がった。査定をどういう項目で付けているのか、さっぱり分からない」と球団の評価に不信感を表し、これを保留。また、代理人を同席させての２度目の交渉に臨んだ守護神・大塚も前回同様、昨年の出来高払い分を加算したものをベースに要求したものの、昨年の年俸のみをベースにする球団側と折り合いがつかない儘、またしても決裂。そして、中継ぎでチーム２位の４６試合に登板した石毛も1050万円アップの4000万円（推定）に対して、保留となった。一方、今季も最多敗戦投手の大本命だったにも拘わらず、左膝，右肘の故障等で僅か９試合の登板に甘んじて（０勝）２敗に終わり、最多敗戦投手の座を後輩・前川に奪われた岡本は700万円ダウンの3300万円（推定）＋出来高の提示にあえなく白旗を上げた。
２億円コンビ、いずれもプロ入り初のダウン提示！
足の故障により、長期戦線離脱を余儀なくされた求道者・前田と野村の２億円コンビが、この日、揃って契約更改交渉を行った。共に、アメリカでリハビリを行わせるなど柔軟な対応を見せていた球団側だったが、流石に現状維持と言う訳にもいかず、４月は月間ＭＶＰをゲットする活躍を見せた求道者・前田には1000万円ダウンの１億9000万円（推定），野村には2500万円ダウンの１億7500万円（推定）といずれもプロ入り初のダウン提示。これに対して、両者共、納得の一発サインとなり、来季の巻き返しへ意欲を見せた
サンデー晋吾、落合に続く球団２位の昇給率で一発サイン！
日曜日に９連勝を飾るなど「サンデー晋吾」と称される活躍を見せ、最高勝率に輝いた小野が、この日、千葉マリンスタジアムで契約更改交渉を行った。最高勝率の他、勝利数，防御率共にリーグ２位と安定した働きを高く評価した球団側は333％増となる2800万円アップの4000万円（推定）＋タイトル料500万円を提示すると、小野は「最大限の評価をして貰った。来年は優勝争いの中で、チームが勝てる様に投げたい」と、笑顔の一発サインとなった。
岩瀬、球団最速の大台突破へ意欲！
中継ぎとしてチーム最多の５８試合に登板し、２年連続で１０勝をマーク、最優秀中継ぎ投手賞を獲得した岩瀬が、この日、２度目の契約更改交渉に臨み、前回より200万円の上積みを勝ち取って、3800万円アップの8000万円（推定）でサインした。交渉後の会見で岩瀬は「貢献度で一番と言う評価に納得出来た。要求が通り、来年やろうという気持ちになれた。来年も頑張れば１億円も可能だし、球団最速らしいので、それを狙いたい」と、球団最速の大台突破へ意欲を見せた。