球界トピックス

12月9日 


 岡島先発転向案にチーム総ぐるみで反発! 宮田コーチ、茂雄と徹底抗戦へ!
今季セットアッパーとして獅子奮迅の活躍を見せた岡島の来季先発転向案を掲げている茂雄に対して、前日、一軍投手コーチ就任が正式に発表された宮田コーチが早速、反発。この日「岡島は先発では使わない。監督に進言する以前に使わない」と、いちいち茂雄を説得するのも面倒と言わんばかりのコメントを吐いたのだ「岡島は中6日空けると、肩の筋肉が落ちてしまう。球数も(先発として一度に)そんなに放れないし、少ない球数を毎日投げる方が向いている」と確たる根拠を抱く宮田コーチに対して、茂雄は抑えとして更に助っ人獲得を要求しており、岡島はあぶれるから何となく先発に…と言った感が強い。しかし、カリメロ,いっこく堂,メイと左の先発はもう十分に駒が揃っており、ここで無理をして岡島を前に回す必然性は希薄と言ってよく、フロントも更なる新助っ人獲得に関しては茂雄の要求を突っぱねる形で消極的との事。更に、岡島自身もリリーフを希望しているとあって、この争いは明らかに宮田コーチ側に分があると思われるが、それを強引に覆してしまうのが茂雄と言う男であり、まだまだ予断は許さない状況だ。宮田コーチは何だかんだ言いながらも、10日に出発するV旅行中にこの件に関して茂雄を口説き落とすべく尽力する方針でいる模様。

 ハマのチンピラ、次回交渉で服飾費を追加要求!
今年も相変わらずの銭ゲバぶりを遺憾なく発揮し、第1回目の契約更改を保留したハマのチンピラ・三浦だが、この日、行われたトークショーでまたも銭ゲバぶりを見せつけた。森新監督が「社会人の常識として」公の場でのスーツとネクタイ着用を義務付けた事に伴い、「チームの代表として(こういったトークショー等のイベントに)参加するのだから」などとほたえて、スーツ代等の服飾費を次回交渉で要求しようと言うのだ。1億円以上も稼ぎながら、このケチケチぶりには呆れ果てるばかり。流石に番長失格でチンピラ扱いになっただけはあり、プロ野球人としての器の小ささを改めて露呈する結果となったと言っていいだろう。

 労組・審判支部も試合増に伴う昇給を要求!
来季5試合増の140試合制に移行する事に関して、中井美穂の旦那・古田(ヤクルト)率いる労組・プロ野球選手会が待遇アップ等の条件をつきつけている事に触発されたのか、今度は商業労連・連帯労組プロ野球審判支部が、この日、東京都内でセ、パ両リーグ審判員による全体集会を開き、組合として年俸アップを本格的に要求する方針を固めた事を明らかにした。これを機に、全体的な年俸の底上げと、福利厚生面の充実を要求していく模様で機構側にとっては、また頭の痛くなるネタが1つ増えた格好となった。