球界トピックス

11月29日 


 肖像権問題で真っ向対立! 機構側、法廷闘争も辞さない構え!
凄いのはグラフィックだけで、野球ゲームとしては、比較的クソゲーの部類に入ると言われているスクウェアの「劇空間プロ野球」が昨年のデータであるにも拘わらず、日本野球機構と実名使用の独占契約を結んだコナミの嫌がらせにより、今年の9月まで発売延期させられた事に怒り心頭の中井美穂の旦那・古田(ヤクルト=労組プロ野球選手会会長)が、統一契約書の第16条の運用に反するとして、今後は肖像権を選手会で管理・運営すると一方的に通告した事に対して、日本野球機構は「指摘している点(競合ソフトメーカーへのライセンス付与を長期間行わない,適正な分配金が選手に支払われていない)は明確な誤り。話し合いを基本にやってきたのに、最近は(選手会の)問答無用の一方的なやり方が目立つ。コナミとの契約に支障が出た場合は争いもやむを得ない」と、選手会との法廷闘争も辞さない覚悟である事を明らかにした。

 野口,霊感投手・落合の不振コンビ、ダウン提示に白旗!
昨年のMVP・野口が、この日、契約更改交渉に臨んだ。前半戦は出れば打たれるの繰り返しで、終盤持ち直したものの9勝に終わった野口は1000万円ダウンの1億500万円(推定)の提示に「(あの成績では)下がると思っていた。サインをして、来年は頑張ると言う気持ちになれた」と、あえなく陥落。また、右肩痛により開幕から6月一杯まで戦線離脱したのが響き、白星すらあげられなかった霊感投手・落合も860万円ダウンの7740万円(推定)で一発サインした。

 更に、こじれる入団交渉! ローズ、5ヶ月のオフ要求!
現役引退表明の猿芝居が看破された事で開き直っているローズは、ただでさえ金銭及び契約年数で平行線を辿っている横浜に対して「とにかく疲れるから(10月から2月まで)5ヶ月のオフが欲しい」などと、更なるたわけた要求をつきつけた。10月は雨天中止等により、まだシーズン中である可能性が高く、2月はキャンプの真っ最中だが、これらをサボタージュ…いや、合法的に不参加とするつもりなのだ。これに対して、笹川運営部長は「キャンプに1日も参加しないなど、到底認められない」と、この要求を完全拒否の姿勢。

 内海との2度目の交渉日決定! 破格の条件提示で必死の説得体勢!
熱望していた巨人に先んじてオリックスに1位で強行指名された事で社会人の東京ガス行きの可能性を示唆している敦賀気比・内海に対して、オリックスは12月3日に2度目の入団交渉を行う事を決めた。この席で高校生としては破格となる契約金1億円+出来高5000万円、年俸1300万円と言う規定上限の条件提示をする予定で矢野本部長は「ウチは何回でも交渉期間の範囲内でアタックするしかない」と訴えた。