球界トピックス

11月27日 


 内海、初交渉で社会人行きを主張! 宮内オーナー、納会でナベツネに八つ当たり!
巨人志望にも拘わらず、ドラフト1位で強行指名を図った敦賀気比・内海に対して、この日、谷村チーフスカウト、熊野スカウトが敦賀市内のホテルで初の入団交渉を行った。恋女房の李が先んじて巨人と仮契約を結び、ますます巨人入りへ傾いている内海は「結論ではなく、今の気持ちだが、巨人は小さい頃から憧れの球団。今の気持ちでは社会人に行って、(3年後に逆指名して)好きな球団でやってみたい」と、入団拒否も同然の返事。しかし、オリックス側の熱意を無下に出来ず、条件提示も受けていないとあって、今後の交渉にも応じる構えを見せている。これを受けた岡添裕球団社長は「時間はたくさんあるし、今後も誠心誠意、交渉を続けていきたい」と、長期戦を覚悟した模様。また、この日、神戸市内のホテルで開かれた球団納会で、内海の件に対するナベツネのコメントに業を煮やしている宮内オーナーは「(FAやら逆指名やらの金満政策と言った)色々な形で選手を集め、プロ野球の理念に合致しているのか分からない球団(巨人)が勝つという、我々にとって不本意なシーズンだった」と、暗に巨人批判をかまし、うさを晴らしていた。尚、この納会には京都の花札屋に売り飛ばされた鈴木がオリックスでの最後の公式行事として出席「プロ野球への道を与えてくれたオリックス、メジャーに挑戦するチャンスを与えてくれた宮内オーナーを初め、チームの皆さんに本当に感謝している。オリックスで9年間プレーした事を誇りに持ち、メジャーでも頑張りたい」と、別れの言葉を述べた。

 ノリダー柏田、川相不在下のプラス査定なしに怒りの保留!
この日、契約更改交渉を行った元メジャーリーガー・ノリダー柏田だったが、1600万円アップの4200万円(推定)の提示に怒りの保留。今季、貴重な左のセットアッパーとしてチームで3番目に多い50試合に登板し、茂雄の嫌がらせにより、執拗に川相を幽閉される悪状況の中、2勝0敗、防御率2.89の安定した成績を残した事で強気のノリダー柏田は(100勝出来る戦力がありながら、川相さんが幽閉されまくったおかげで、年間80勝にすら届かなかったが、辛うじて)チームも優勝したし、(川相さんがいれば、防御率も1点以上は良くなった筈だが)自分なりにも恥ずかしくない数字が残せた。(川相さんを幽閉した上、鹿取コーチの意向を無視した気紛れヘッポコ継投等、本来の実力を発揮しえない状況下で無理矢理やらされているのだから)納得しないでサインをするのは嫌だった」と、まくしたてた。尚、移籍1年目の河本組長は川相不在に伴う不振ぶりを訴えたものの、元手が高いとあって、3000万円ダウンの1億2000万円(推定)の提示にあえなく陥落茂雄に飼い殺され続けた為に川相不在による影響も主張しようがなかったヒゲ入来は500万円ダウンの3500万円(推定)茂雄の画策する川相幽閉策の刺客として任命されていただけに、これまた川相不在の影響を主張する暇も与えられなかった永池150万円ダウンの1500万円(推定)で、渋々サインした。

 九州共立大・山村、仮契約! 早くも堂々の二冠宣言!
ドラフト1位で指名された九州共立大・山村路直投手(21)が、この日、福岡市内のホテルで瀬戸山球団代表,小川編成部長らと入団交渉を行い、契約金1億円+出来高5000万円、年俸1300万円(いずれも)で仮契約した。背番号は既に内定していた「61」に決定。山村は「5年で背番号の61勝をあげたい。勝率と防御率のタイトルを獲得して、新人王を狙う」と意気込み、酒浸りなどになってしまったら、水島新司にあぶさんと絡まされてシメられるのがオチとばかりに「プロ初勝利を挙げるまで、来年1月2日から好きな酒を辞めます」と、禁酒宣言をかました。

 ガンちゃん、1億陥落も4年ぶりに一発更改! 関根は2度目の交渉も保留!
今季、エースとして期待されながら、6勝12敗と大不振に終わったガンちゃんがこの日、契約更改交渉に臨んだ。第1回目の交渉では3年連続で保留し、会見時には上さんの等身大パネルを持って来て語りかけると言ったパフォーマンスをかましていたガンちゃんだったが、今季はたまに勝った試合で「1!2!3!毎度〜っ!!」などと大ハシャギをしていた事で大島監督の逆鱗に触れた為か、大島監督のパネルを持ってくる様な事はなく1600万円ダウンの9200万円(推定)の提示にも「今年の成績でゴタゴタ言っていたら、カッコ悪い」と、一発サインする潔さを見せた。一方、チームの勝ち頭となった関根は2度目の交渉を行ったが、前回の交渉から200万円上積みの7200万円(推定)の提示にも納得せず、またも保留となった。

 来季5試合増も地方開催減少の矛盾日程! 中井美穂の旦那、事情確認の意向!
この日、パ・リーグは来年度の公式戦日程を発表。来年から5試合増の年間140試合となる事で、開幕日をリーグ史上6番目に早い3月24日(土)としたが、140試合制移行のお題目だった筈の「地方球場での開催増」が、今年よりも6試合減っていると言う矛盾したものとなっており、選手会会長の中井美穂の旦那・古田(ヤクルト)は事情確認する意向を示している。開幕カードは、ダイエー−オリックス(福岡ドーム),西武−ロッテ(西武吹き抜けドーム)、日本ハム−近鉄(東京ドーム)の各2連戦で、全3カードがドーム球場(1つは吹き抜けだが)で行われるのは史上初で、関西でのカードがないのは1953年以来48年ぶり。また、セ・リーグとの差別化を図る為に画策されていた、従来の移動日を月曜から木曜に移行しての金曜から水曜までと言う6連戦が本格化された日程となった。