球界トピックス

11月24日 


 茂雄の後輩・上野幽閉、仮契約! 茂雄幽閉策打破に意欲!
ドラフト2位で指名された立教大の茂雄の後輩・上野幽閉投手(21)が、この日、都内のホテルで入団交渉を行い、契約金1億円+出来高5000万円、年俸1300万円(いずれも推定)で仮契約を結んだ。背番号は川相幽閉策の刺客としてイマイチ真価を発揮出来なかったペナルティとして川中から没収した「29」に決定。入団前から茂雄の下につくと言うのに「幽閉」と言う名前はあまりにも縁起が悪いと周囲から過剰なまでの心配をされていた上野だったが「一番やりがいのあるチーム。活躍すればそれだけ評価される。気持ちでは負けない。開幕一軍でスタートして、早く1勝をあげ、カリメロさんの様に息の長い投手になりたい」と抱負を語った。

 今夜の松井さん、石川県初の県民栄誉賞決定!
今季、セ・リーグ本塁打王・打点王に輝き、シーズン,日本シリーズといずれもMVPをゲットする活躍を見せた今夜の松井さんに対して、この日、石川県の谷本知事は「県民に大きな夢と感動を与えた。石川県の観光PRやイメージアップにも貢献した」として、年内中に同県初の県民栄誉賞を授与すると発表。同日、東京ドームMVPをガッツな貴公子・仁志にかっさらわれた事で落胆していた松井さんだったが、この知らせに「戴けるなら大変光栄な事」と喜びを表した。

 投手陣が相次いで怒りの保留! 代理人問題も含め、トラブル続発!
今季10勝と2年連続の2桁勝利をマークし、チーム勝ち頭となった関根が、この日、契約更改を行った。「3年続けて、ローテーションの軸になった」と言う事で8000万円を最低ラインで更改に臨んだ関根だったが、球団側の1900万円アップの7000万円(推定)の提示を保留。更に、高橋憲,原田と保留者が続出。チーム最多登板となったにも拘わらず、それを評価して貰えなかった原田は「向こうは二人で話をしてくる。2対1では不利だし、(次回交渉では)下柳さんに聞いて代理人を頼もうと思う」と吐き捨てた。その下柳も知り合いから紹介されていた代理人がたまたま選手会の顧問弁護士と同じ事務所の弁護士だったと言う事で、球団側から「好ましくない」と難色を示されており、代理人としてではなく弁護士として球団と直に話し合いの機会を設ける予定と、トラブル続き。これに対して、今井球団常務は「(原田と言い、下柳と言い)何でウチはややこしいのが多いんだ」と顔をしかめた。

 ドラ1・山村、背番号「61」に決定! 早くも300勝宣言!
ドラフト1位指名した九州共立大・山村路直投手(21)に対して、この日、瀬戸山球団代表,小川編成部長、山崎スカウトが同大を訪れ、指名挨拶を行った。既に、契約金1億円+出来高5000万円、年俸1300万円(いずれも推定)の条件提示を終えており、仮契約は27日に行う予定。また、この席で「一昨年に出場したアジア大会での力投を見て、こんな投手になりたいと思った」と言う理由で山村が強く希望していたドジャース在籍の韓国人投手・朴賛浩と同じ背番号「61」をつける事も決定。これに対して山村は「今夜の松井さん,鈴木さん(マリナーズ)も大きな番号を自分の番号にした。自分も『61』をそう出来る様に頑張りたい。61勝は最低でも5年であげて、最終的には300勝を目標にしたい」と意欲を見せた。

 新助っ人・ミッチェルの獲得を発表!
この日、ダイエーは来季の日本一奪回に向け、新助っ人として米独立リーグ・ドゥルースのトニー・ミッチェル外野手(30=190cm,105kg 右投両打)の獲得を発表。ダイエーのミッチェルと言うと大枚はたいて引っ張ってきて、初打席でいきなりグランドスラムを叩き込んだはいいが、ケガだの風邪だのとサボタージュ三昧,飲酒事件に無断帰国と極度のトラブルメーカーぶりを発揮したケビン・ミッチェルが思い出されるが、こちらのミッチェルは年俸が契約金込の1500万円(推定)と言う格安助っ人。3Aまでが最高でメジャーの経験はないミッチェルだが、今季は米独立リーグで.352 26本をマークしており、長距離砲のスイッチヒッターとして、DHでのレギュラー定着を期待されている。