球界トピックス

11月22日 


 ローズ、ついに現役復帰を示唆! 横浜と泥沼交渉再開!?
去就が注目されていたローズが大方の予想通り引退を撤回し、日本球界復帰する意向を示した。涙を流して現役引退を表明する事でまんまと自由契約をゲットしようとしていたローズだったが、その猿芝居も当の横浜以外の他球団には見抜かれてしまい、自由契約を勝ち取る前に多数のオファーが来てしまう計算外の展開となった事で、ようやく騙されていた事に気付いた横浜がローズを自由契約する方針を撤回し、保留者名簿に載せる事により、セ・リーグへの移籍を完全阻止する事となった。これに伴い、ローズの代理人へ連絡をとった横浜は「ローズは日本でやりたがっている。トレーニングも始めている」と言う情報をゲット。横浜の自由契約破棄に対して、涙まで流す芝居を打って横浜を裏切らんとしているローズはお門違いにも激怒しているとの事。横浜側は保留者名簿に載せると言う事で、ローズと再交渉を図る予定で、急転、残留の可能性も転がってきたが、事実上、金銭面で折り合いがつかずに退団となったローズが横浜と再契約を結ぶ可能性は薄い。オリックス,西武が獲得に名乗りを上げているものの、球団間で合意に達したとしても、ローズがセ・リーグ志向である事から、拒否される可能性も考えられるが、横浜側は年俸の25%を支払ってでも保留権により身分拘束をする覚悟の様だ。ローズは本当に現役引退するつもりなのだが、復帰をほのめかす事により拘束料をまんまとゲットするのが真の目的だったと見る向きもあるが、果たして!?

 巨人・末次編成部長、オリックスの「人質指名」発言に猛反発!
敦賀気比の内海をかっさらわれた巨人が8位で内海の恋女房・李を指名した事について、オリックス・熊野スカウトの「あんな(人質指名の様な)事をするとは。嫌なものを見てしまった」と言う発言に、この日、巨人・末次編成部長が「李の高校生離れした打撃を評価して指名したのに、勘繰った物言いをするのは、ウチにも李本人に対しても失礼だ。同じスカウトとして残念」と、今頃になって、猛反発。しかし、茂雄は「キャッチャー(李)が指名されてどうなるかねぇ、エヘヘヘ〜」と3年後に内海をゲットする為の伏線である事を示唆しており、熊野スカウトの発言は、あながちただの勘繰りとは言えない。前日も、ナベツネが「内海は可哀想だな。3年後にもう1回ドラフトって訳か」とほたえるなど、巨人側からはオリックスの交渉を侵害しかねない発言が続出しており、オリックス側は憤慨している模様で、今後も、内海に拘わる見苦しい言い争いは続きそうだ。

 小野、茂雄暗殺の度胸を買われ、微減で更改! 
サイドスローに転向したばかりで制球力が定まらない事を逆手にとって茂雄暗殺を図った(が失敗した)小野が、この日、契約更改を行った。イースタンでは10勝をマークし、最多勝に輝いたものの、今季一軍登板は僅か1試合と言う事で、大幅ダウンも予想されたが、サイドスロー転向による来季への期待と茂雄暗殺を図る度胸の良さを買われたか、僅か60万円減の1240万円(推定)となった。小野は「(暗殺敢行により)ダウンは免れるかと思ったが、やっぱり(未遂では)ダメでしたね。V旅行にもグラブを持って行って、制球に磨きをかけ(来年の春季キャンプでこそ茂雄暗殺を完遂させ)たい」と意欲を見せた。

 新庄、横浜と初交渉! 入団については白紙を強調!
FA宣言した新庄に対して、真っ先に手を上げた横浜が、この日、横浜市内のホテルで入団交渉を行った。新庄の態度に尻込みして条件提示をし損ねたヤクルトの失敗を繰り返さぬ様、いきなり3年5億5000万円の条件提示を行った横浜は、更に、背番号「1」を用意する意向を示して、必死の説得。「1」と言えば、オリックスにトレードされたばかりの進藤がつけていた番号だが、ユニフォームを作り直すのも「D」を「J」に変えるだけで済むと言うお手軽さに、横浜の渋チンぶりを感じ取ったのか、新庄は交渉中、横浜に対して、特に質問をする事もなく、入団については白紙である事を強調。記者会見時も大堀球団社長との握手はなく、「大した選手ではないのに、これだけ高い評価をして戴き、好印象」と一見、好感触のコメントも、ヤクルトの時とほぼ同じ内容とあっては、横浜側は全く手応えを掴めなかったと言っていいだろう。ヤクルト・田口球団社長同様に、大堀球団社長も「こればかりは何とも分からない」と何を考えているのか、さっぱり分からない新庄の宇宙人ぶりに困惑した表情を見せていた。