球界トピックス
１１月１６日
ヤクルト、新庄争奪戦に宣戦布告！ 疑惑のオファーは新庄の狂言か！？
丸山編成部長も田口球団社長も知らない何者からかオファーが来たと新庄がほたえた件を受け、この日、ヤクルトは経営者会議に出席した松園オーナー，田口球団社長，若松監督の三者会談により、新庄争奪戦へ正式に参戦する方針を明らかにした。結局、誰が新庄にオファーを取ったのかは謎で、いつの間にやら「新庄がヤクルトに来たいと言う噂は聞いている」（若松監督）などと、横浜・森監督の打ち出した「茶髪禁止令」に嫌気がさした新庄がヤクルトに入りたいが為の狂言であったかの様な雰囲気となってしまっている状態だ。しかし、若松監督としては、真中，副島，稲葉，デカ，飯田，佐藤…、加えて新助っ人・ラミレズも外野手と外野の層は厚く、一塁に回そうにもペタジーニがどっかり構えている状態とあって、外野の補強には関心が薄く、「そんな事より川崎を残留させてくれ」と、新庄に回す金があるなら、全力で川崎を引き留めろと言わんばかりのコメントを残しているなど、本心では新庄獲得にはさほど乗り気ではない様だ。
星野監督、立命大・山田へのダイエー裏金疑惑に激怒！
立命大の山田争奪戦に参戦したものの、ダイエーに敗れた中日だが、山田の父親が「契約金が６億5000万円」などとぶちまけたと週刊誌で報じられた事について、背番号「２０」の譲渡まで持ち掛けながら断られた事を根に持っている星野監督は「親も認めた発言があるんだろう？ 事実かどうか徹底的に調査すべきや！ ドラフト前に緊急理事会を開いて欲しいくらい」と、怒り心頭。常識的に考えれば、経営破綻のダイエーにそんな大金が払える筈はなく、山田の父親の発言が事実であるかどうかよりも、むしろ、その金の出所はどこで、どこにしわ寄せが行く事になるのか？と言う事の方が重大なのではなかろうか！？
マリナーズ、鈴木に破格の６年契約提示！？
ポスティングシステムによりオリックス・鈴木の落札を果たしたマリナーズが、この日、初交渉。鈴木は挨拶程度に顔を出しただけで、あとは代理人のアタナシオ氏に一任する形で退席し、アタナシオ氏とマリナーズの間で５時間にも及ぶ交渉が行われたが、花札で儲けている京都の最高株主の強い意向もあってか、マリナーズ側は日本でこそ７年連続首位打者とは言え、アメリカでの実績は皆無の鈴木に対して、６年契約と言う異例の長期複数年契約を提示したと見られている。この日は合意には達しなかったが、双方共に好感触の模様で、再交渉を行う１７日にも合意に達する可能性が高そうだ。