球界トピックス

11月10日 


 鈴木の落札球団は、ササキ様と同じく京都の花札屋!
前日、ポスティングシステムにより1312万5000ドルで鈴木を落札した球団が京都の花札屋が筆頭オーナーを務めるシアトル・マリナーズである事が公表された。独占交渉権を獲得したマリナーズはこれから30日以内に年俸等の条件を確定させる入団交渉に入る事になるが、オリックスと業務提携関係を結んでいる事から、昨年の春季キャンプに参加した事があるなど、元々、鈴木の希望球団であり、花札屋の山内社長も今年のア・リーグ新人王に輝いたササキ様との日本人タッグを組ませる為に全力をあげて獲得を図る事をかねてより宣言していた相思相愛の仲と言う事で、交渉は順調に進むだろうと思われる。尚、これを聞かされたササキ様は「可愛い後輩になりますからね」と横浜時代の斎藤タカシのごとく鈴木をパシリ要員にする事を企んでいる様だった。

 オリックスからのトレード3選手入団発表! 小川、ローズの「23」を継承!
この日、横浜はオリックスから交換トレードで獲得した小川,杉本,前田の3選手の入団発表を行った。背番号は小川が「23」、杉本が「19」、前田が「41」に決定。小川の「23」はオリックス時代と同じ番号だが、横浜では今年までローズがつけていた番号。これに対して、小川は「かなり重い番号と言うのは分かっている。ローズと同じくらいの成績を残せるとは限らないが、自分なりの力を出せればいいなと思う」と、ローズ級の成績を残せる可能性があると言う自信たっぷりのコメントを残した。

 元西武・前田、金銭トレードで6年ぶり日本球界復帰!
中日は、この日、メジャーにかぶれて全く似合っていない事も自覚せずに髪を金髪に染めて悦に入り、一軍未勝利の儘、分をわきまえずに西武と半ば喧嘩別れした形でアメリカに渡ったがメジャー挑戦どころか3Aでもパッとしないでいた前田(ヤンキース傘下・3Aコロンバス所属)を金銭トレードで獲得した事を発表。ようやく自分の器の小ささが理解出来たのか、髪を黒く戻して日本球界復帰を目指していた前田は、先月26日から中日の秋季練習に参加しテストを受けていたが、ここで山田投手コーチに「西武時代はもっと荒々しかったが、今日見た感じでは面白いなと言う印象」と評価され、入団が決まった模様。移籍金は2000万円,年俸は2400万円(いずれも推定)。前田は「戦力として考えてくれているとの事なので、今までやってきた事をやるだけ。日本で成績を残して、もう一度メジャーに挑戦したい」と中日には腰掛け的に入団する意向を明らかにした。

 福岡ドームの15番ゲートを「藤井ゲート」に!
この日、中内オーナー代行は福岡ドームの球場内のコンコースからバックネット裏に通じる15番ゲートを、先月13日に急死した藤井投手の背番号に因んで「『藤井ゲート』と名付けたいと思っている」と語った。個人名のつくゲートは福岡ドームでは初めての事で、他球場でも東京ドームのONゲートがあるくらいとあって、ダイエーにおける藤井投手の存在感の重さが窺われる。かねてより、球団関係者内で何らかの形で藤井投手の名前を残せる様にしたいと計画を進めており、中内オーナー代行のコメントに繋がった模様。