球界トピックス

10月30日 


 今夜の松井さん&松中、MVP受賞決定!
この日、東京・銀座のパ・リーグ会議室で、MVP,新人王,ベステトナインを選出する記者投票が行われた。セ・リーグのMVPには茂雄の嫌がらせを打破して全試合フルイニング4番に座り、本塁打,打点の二冠に輝くなど、優勝に大きく貢献した今夜の松井さん(巨人)が1位票がほぼ満票に近いぶっちぎりトップで、4年ぶり2度目の受賞。松井さんは「前回は(6票差と言う僅差で2位となった)斎藤雅さんに申し訳ない気持ちだったけど、今回は(大差をつけたと言う事で)すっきり貰えるね。日本一と言う素晴らしい結果で終われたので二重の喜び。改めて充実した1年だったと思う」とコメントを残した。一方、パ・リーグのMVPには無冠に終わったものの、.312 33本 106打点とチーム三冠王の活躍でV2の牽引車となった松中(ダイエー)が2位の小久保に大差をつけての初受賞。「本当に嬉しいの一言。ケガや五輪や色々あったが、3割 30本 100打点と言うシーズン前からの目標を達成出来たし、チームも優勝に絡めたので満足している」と喜びを表した。

 金城、新人王! 史上初の首位打者とのダブル受賞!
セ・リーグの新人王は一時は4割をも期待させる打棒爆発を見せた2年目の金城(横浜)が2位のいっこく堂・高橋尚(巨人)に大差をつけての受賞し、金満逆指名による巨人の3年連続新人王輩出を阻止首位打者とのダブル受賞は史上初の快挙となった。一方、パ・リーグは斉藤和(ダイエー),鷹野(近鉄),清水直(ロッテ),清水(日本ハム)らの候補が挙がったものの、圧倒的多数により該当者なしとなった。パ・リーグの新人王該当者なしは1968年以来32年ぶりの事。

 ベストナイン決定! 今夜の松井さん、初の満票で堂々の受賞!
セ・リーグベストナインは、優勝チームの巨人からはMVPをゲットした今夜の松井さんが両リーグ唯一の満票で6年連続6度目の受賞を果たした他、日本シリーズ前のミニキャンプ中で強制猥褻を働いて1000万円をたかられて警視庁公安部から事情聴取を受ける事になっている江藤,ダイエーから優勝請負人として移籍しその重責を果たしたカリメロのFAコンビが揃って受賞。江藤は6度目,カリメロはパ・リーグ時代と合わせると3度目の選出となった。横浜からは昨年に続いて最多安打を獲得したが金銭面でモメて引退が決まった(?)ローズ(6度目),茂雄の陰謀により名手・川相が幽閉された影響により本命不在のショートからは石井タクロー(4度目)が選出された。ヤクルトからは中井美穂の旦那・古田(7度目),ペタジーニ(2度目)が昨年に引き続いて受賞。広島からは史上7人目の3割,30本,30盗塁の快挙を達成したキュラソ星人(2度目),5年連続で一人も選出されていなかった阪神からは新庄(2度目)が受賞を果たした。唯一、中日からは誰も選出されなかった。一方、パ・リーグは優勝したダイエーからはMVPの松中(初),J.マッケンジー(2度目),柴原(2度目)の3人が選出。西武からは50kmオーバーで免停を食らっているにも拘わらず、柴田アナ宅へ行く為に無免許運転をかまして、駐車違反を犯した挙げ句、黒岩広報課長に替え玉出頭させ、書類送検を食らった霊感投手・松坂(2度目),エセネオエセ松井(4度目)が受賞。パ・リーグ投手部門で新人から2年連続の受賞は史上初の快挙となった。日本ハムからはオバンドー(初),トム(2度目)の両助っ人が受賞。オリックスからは7年連続首位打者を引っさげメジャーに乗り込む事が内定している鈴木(7度目),大島(2度目),近鉄からは本塁打,打点の二冠王に輝いた中村(3度目)が選ばれた。尚、ロッテからは昨年に続いて誰も選出されなかった

 新庄、ついにFA宣言! 矢野はFA残留の方針へ!
この日、新庄がFA権行使を表明する文書を球団事務所に提出し、今オフのFA宣言第1号となった。これにより、11月9日のコミッショナー公示後、翌10日から海外を含めた全ての球団との交渉が解禁となる。書類を受け取った阪神・野崎専務取締役は「球団は最大限のものを提示してきたし、残って欲しいとも言い続けてきている」と新庄の残留を熱望。一方、これまたFA権行使が注目されていた矢野だが、こちらは4年8億と言う破格の条件提示に納得し、FA権を行使した上で残留する意向である事を明らかにした。

 霊感投手・松坂、キャッチボール許可要求! 甘ちゃん対応の西武、すぐにも了承か!?
50kmオーバーで免停を食らっているにも拘わらず、柴田アナ宅へ行く為に無免許運転をかまして、駐車違反を犯した挙げ句、黒岩広報課長に替え玉出頭させ、書類送検を食らった件で謹慎中にも拘わらず、TVゲームで夜更かしをかまして寝坊するなど全く反省の色が見えない松坂が小野球団代表にキャッチボールの許可を願い出た。これを受けた小野球団代表は「投手でないと分からない感覚がある」と語り、近く雀士東尾に会って、これを許可するかを検討する模様。そういう微妙な感覚を狂わせてでも自業自得と反省させる事が重要である筈なのだが、マンツーマンディフェンスをかましていた報道陣の影響で近隣住民に迷惑がかかると言う建て前で自宅から寮に戻すなど、甘ちゃんな対応を繰り返している球団側はこの要望もあっさりと受け入れてしまう可能性が高いと見られている。