球界トピックス

10月15日


千葉マリン:ロッテ12勝12敗2分
BW 100000000  1
M  21001000×  4
勝:ジョニー黒木10勝12敗
負:ブロウズ5勝4敗
S:小林雅11勝6敗14S 
 ジョニー黒木、4年連続2桁勝利! 小坂、4年連続30盗塁!
オリックスは初回、一死から大島,谷,アリアスの3連打で満塁とすると、小川がセンターへ犠飛を打ち上げて、1点を先制。その裏、ロッテは先頭の小坂がサードへの内野安打で出ると、すかさず二盗三盗。続く諸積が歩いた後、堀がセンターへ犠飛を打ち上げて同点とすると、更に、初芝のヒットで一、三塁となった所で、ハタハタ石井がライトへ犠飛を打ち上げて勝ち越しに成功。続く2回には二死二塁から小坂のレフト前タイムリーで1点を追加すると、5回にはオリックス内野陣の守備の乱れに乗じて、ダメ押しの4点目。投げては先発・ジョニー黒木が2回以降は完全に立ち直り、8回まで10三振を奪う力投を展開。9回からは抑えの小林雅が3人で締め括り、逃げ切った。小林雅は14セーブ目、ジョニー黒木は4年連続となる2桁勝利をマーク。また、この日、3盗塁を決めた小坂は木塚(南海)以来、49年ぶり史上2人目となる入団以来4年連続の30盗塁以上を達成。敗れたオリックスは8年ぶりのシーズン負け越しとなった。尚、この日、オリックスから戦力外通告を受けている水尾に対して、ロッテが獲得に動いている事が明らかになった。

 カリメロ、1ヶ月ぶりのブルペン投球開始!
日本シリーズでも川相幽閉策敢行が予想され、早くも6年連続日本一獲り失敗の危機に立たされている巨人だが、宮崎キャンプ打ち上げとなるこの日、右ふくらはぎ痛による調整不足でシリーズ登板が不安視されていたカリメロが約1か月ぶりにブルペンに現れ、カーブ,スライダーを交えて40球を投げ込んだ。茂雄は「やっぱり凄いですねぇ。これで不安? どこが心配なんですか。これなら川相を使わなくても平気ですね、エヘヘヘ〜」と大満足だが、川相不在と言う絶望的な不安を抱えていたからこそ、無理をしたカリメロがふくらはぎを痛める事になったなどと気付きもしておらず、この儘では、日本シリーズでふくらはぎ痛を再発させ、カリメロの投手生命を縮めてしまう危険すらある、と関係者は戦々恐々だ。

 若田部、黒潮リーグで4回完全投球!
日本シリーズの開幕投手候補として本命視されている若田部が、この日、黒潮リーグの阪神戦で先発登板。13日に急死した藤井投手に対する悲しみから「寝ろと言われても眠れなかった」と言う睡眠不足の状態ながら、球威,制球,キレ共に抜群で、4イニングをパーフェクトに抑える完璧な投球を展開「(シリーズで)いつ投げるかは、まだ言われていないが、第1戦で100%以上のものを出せる様に投げる準備をしたい」と開幕投手へ意欲を燃やした。