GS神戸:オリックス11勝16敗
H 000021012 6
BW 70000102× 10
勝:小倉9勝5敗10S 負:永井9勝7敗
本:五十嵐4、ニエベス15、J.マッケンジー9、河野1、森山1
永井、初回7失点KO! ダイエー、2桁勝利投手ゼロ!
2桁勝利を狙うダイエー先発・永井に対して、オリックスは初回、いきなり塩崎,大島の連続二塁打で1点を先制すると、更に、アリアスの犠飛,五十嵐の4号2ラン,ハイツ田口,塩崎の連続タイムリーで、大量7点を奪い、永井をKO。ダイエーはニエベスの15号2ラン,J.マッケンジーの9号ソロ等で8回までに4点差まで詰め寄ったものの、その裏、5番手の篠原が代打・河野に1号2ランを浴びて試合を決定付けられた。9回に森山の1号2ランで追いすがるも及ばず。オリックス先発・小倉は7回を3失点で凌いで9勝目。ダイエーは若田部に続いて永井も10勝到達に失敗。結局、優勝チームとしては史上初の2桁勝利投手がゼロに終わる事となった。尚、この日、巨人,横浜も獲得に乗り出していた九州共立大の山村がダイエーを逆指名する方針を明らかにした。
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勝利数最優先の順位決定方式採用へ!
この日、セ・リーグは銀座の連盟会議室で理事会を開催。来季から5試合増の140試合制に移行する事に伴い、引き分け再試合制を撤廃する事から、かねてよりの議題となっていた来季の順位決定方式について、話し合った結果、勝率ではなく勝利数を最優先し、勝利数で並んだ時には勝率が上の球団を上位とし、勝率も並んだ場合は3試合のプレーオフを実施する事が決定した。引き分けを狙う戦法の有功性をなくす為の措置であり、これにより、引き分けの価値は勝利数で並んだ時のみしか生まれず、実質上、殆ど負けに近いものとなってしまった。
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