球界トピックス

10月7日


福岡ドーム:ダイエー16勝8敗
BW 000000000  0
H  00000100×  1
勝:田之上8勝4敗
負:金田6勝6敗
S:ペドラザ3勝4敗35S
本:小久保31
 小久保、値千金の優勝アーチ! ダイエー、完封リレーでV2達成!
V2へ王手をかけながら連敗を喫し、不本意な形ながらも地元・福岡ドームへ戻ってきたダイエー。地元最終戦とあって、何とかここで決めたいダイエーに対して、この日、敗れると球団史上初のBクラスが確定するオリックスは0−0で迎えた3回、先頭の五島が二塁打で出ると、日高のゴロの間に三進。ここで塩崎のセカンド左へのライナーをこの日、本間に代わってセカンドに入っていた柳田が前進守備を敷いていたにも拘わらず素早い反応でダイビングキャッチするファインプレー。続く大島が歩いて、一、三塁となったものの、谷の痛烈な打球はショート正面のライナーとなり、二者残塁。オリックス先発・金田の前に1,2回と三者凡退で抑えられてきたダイエーだったが、その裏、先頭の秋山のショートゴロを塩崎がエラー。二死後、柴原が三遊間を破って、一、二塁となったものの、柳田がファールで粘りながらも最後は見逃し三振に倒れて、二者残塁。続く4回には先頭の大道が四球で歩くと、続く小久保がライト前にヒット。二死後、秋山が歩いて満塁となったものの、ニエベスの三遊間への痛烈なライナーはサード・アリアスのダイビングキャッチに阻まれて、三者残塁。直後の5回、オリックスは先頭の藤井のスイングがJ.マッケンジーのミットに当たる打撃妨害で出塁するも、続く五島がセカンドゴロゲッツー。続く6回にも一死一塁から谷がピッチャーゴロゲッツーに倒れる拙攻を展開。ピンチを凌いだダイエーは、その裏、一死から主砲・小久保がレフトスタンド中段へ打った瞬間に入ったと分かる値千金の31号ソロを叩き込み、ついに待望の先制点をゲット! ダイエーは8回から田之上に代わって渡辺正を投入。渡辺正は先頭の代打・小川にヒットを浴びたものの、河野,佐竹と続くオリックスの代打攻勢を退けると、塩崎を迎えた所で、今度は渡辺正から長冨にスイッチ。これに対して、オリックスは代打・五十嵐を投入するも、に倒れて、この回も無得点。1−0の儘、迎えた土壇場9回、ダイエーは守護神・ペドラザを投入する逃げ切り体勢。ペドラザは先頭の大島をサードゴロ,続く谷をセンターフライに打ち取ると、最後はアリアスをショートゴロに打ち取り、西武戦の結果を待たずして、自力で2年連続のパ・リーグ制覇を達成!(南海時代を含めると12度目)王さんは6度宙に舞った。これにより、ついにON対決の実現が決定! 王さんは「ファンの皆さんが6年間待ち焦がれた念願のON対決が出来る事を非常に嬉しく思っています。(名手・川相と言う世界的逸材を幽閉する愚かな采配をかまし、金満大補強の恩恵による完全無策の野放し野球を展開する茂雄に日本一の座を明け渡してはプロ野球の灯が消えてしまうので)やるからには絶対に勝ちたいと思います」と打倒茂雄及び2年連続の日本シリーズ制覇を誓った。尚、敗れたオリックスは前身の阪急時代以来12年ぶりとなるBクラスが確定した。


ファーム日本選手権:浦添
G  020000000  2
D  01030000×  4
勝:矢口 負:平松 S:遠藤
本:川中、メゾン筒井
 メゾン筒井、汚名返上の2打点! 中日、10年ぶり2度目のファーム日本一!
茂雄の嫌がらせ金満大補強の煽りを食らった飼い殺し軍団の巨人五輪に非協力的だったくせに日本シリーズの始球式に五輪金メダルコンビを要請すると言う厚顔無恥な茂雄の行動に激昂し、怒りを燃やす星野監督の怨念を背負った中日と言う因縁の対決となったファーム日本選手権だが、先手を取ったのは巨人。中日先発・矢口に対して、2回一死から、福井のサードゴロをメゾン筒井がエラー。ここで川相幽閉策の刺客が一人・川中がライトポール際へ2ランを叩き込み、2点を先制。その裏、巨人のファームが飼い殺し軍団である事を象徴するかの様に一軍クラスの力を持ちながら先発マウンドに上がった平松に対して、先制点に繋がるエラーを犯してしまったメゾン筒井がレフトスタンドへ汚名返上のソロアーチを叩き込み、1点差とすると、4回には先頭の荒木が歩いた後、原田が三塁線を破る二塁打を放ち、無死二、三塁。高橋のサードゴロで荒木は本塁憤死となったものの、ここでまたもメゾン筒井がライトオーバーのタイムリー二塁打を放ち、同点。更に、森野のセカンドコロの間に三塁走者・高橋が返って、勝ち越しに成功すると、続く清水もレフト前にタイムリーを放ち、この回、3点。巨人は6回、無死一、二塁のチャンスを掴みながら、無得点に終わると、8回にも二死一、二塁のチャンス。ここで中日は遠藤にスイッチするとこれが的中。遠藤の前に福井はサードフライに倒れて、ここでも二者残塁と、まるで川相不在の一軍を彷彿させる拙攻ぶりを展開。茂雄嫌がらせ攻勢による一発依存症&タイムリー欠乏症は二軍にまで伝染してしまっていたのか!? 一方、中日も5回からマウンドに上がった飼い殺しクラスのヒゲ入来に3イニングを抑え込まれると、8回には3番手・佐藤の前に三者凡退と沈黙。中日2点リードの儘、迎えた土壇場9回、巨人は簡単に三人で斬ってとられ、ゲームセット。これで中日が10年ぶり2度目となるファーム日本一に輝いた。尚、最優秀選手に2打点の活躍を見せたメゾン筒井,優秀選手に中日からは先発で5回を2点に抑えて勝利投手となった矢口,8回のピンチを抑えて9回も締めた遠藤巨人からは先制2ランの川中,地元・沖縄で大喝采を浴びつつ3安打の活躍を見せた大野が選ばれた。

 川崎製鉄千葉・藤田、阪神逆指名内定!
巨人か阪神かで注目されていた川崎製鉄千葉の藤田太陽投手(20)が、この日、阪神を逆指名する事を明らかにした茂雄の続投が決まってしまった巨人に入った所で飼い殺されるか、嫌がらせ采配を食らうか、酷使されて潰されるのがオチだと判断した為である事は言うまでもないだろう。既に、川鉄千葉側は阪神に逆指名の意思を伝えており、正式な記者会見は11日に行われる予定

広島:広島13勝12敗
D  010100000  2
C  02010000×  3
勝:ラドウィック1勝0敗 負:山本昌11勝9敗 S:紀藤3勝3敗5S 
本:新井15、ロペス20
 ロペス、決勝20号! ラドウィック、来日初勝利!
2回、李ボンジョムの併殺打の間に先制された広島はその裏、一死一塁から新井がレフトスタンドへ15号2ランを叩き込み、逆転に成功。1点を追う中日は4回、一死二塁から李ボンジョムがセンター前にタイムリーを放ち、同点に追い付くも、その裏、広島はすかさずロペスが勝ち越し20号ソロをぶち込んで、再び1点のリード。6回からは高橋−小林幹と繋いで、最後は紀藤が締めて5セーブ目。5回を3安打2失点に抑えた先発・ラドウィックは来日初勝利となった。敗れた中日は今季4度目の4連敗

神宮:ヤクルト11勝13敗1分
YB 000000000  0
S  01010000×  2
勝:ハッカミー8勝5敗 負:ゲーリー川村7勝12敗 S:高津0勝1敗29S 
本:ペタジーニ36
 ペタジーニ、先制36号! ヤクルト、3位浮上!
0−0で迎えた2回裏、ヤクルトは先頭のペタジーニが36号ソロを叩き込み、1点を先制。4回には無死一、三塁から中井美穂の旦那・古田の併殺打の間に三塁走者・ペタジーニが生還し、2点目を追加。投げては先発・ハッカミーが6回まで僅か2安打無失点に抑える完璧な投球を展開。7回からマウンドに上がった宮出は打者6人で5三振を奪う快投を見せると、最後は守護神・高津が3人で締め括り、完封リレーを達成。高津は29セーブ目、ハッカミーに8勝目がついた。これでヤクルトは横浜と入れ替わりで3位に浮上

西武吹き抜けドーム:西武13勝13敗
F  120100020  6
L  100000020  3
勝:下柳8勝4敗 負:石井10勝7敗 S:ミラバル1勝3敗19S
本:田中幸15、フェルナンデス11
 石井、3回KO! 西武、2年連続V逸決定!
日本ハムは初回、奈良原,ガッツ,片岡の3連打であっと言う間に1点を先制するも、逆転優勝に望みをかける西武はその裏、二死一、二塁からウメさんのショートへのタイムリー内野安打ですかさず同点。直後の2回、日本ハムは二死二、三塁から奈良原がレフト線へ2点タイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。更に、4回には谷中の暴投で4点目。8回には田中幸の15号ソロ奈良原の犠飛でダメ押しの2点を追加。西武はその裏、フェルナンデスの11号2ランで追いすがるも、反撃もここまで。最後はミラバルが締めて19セーブ目。5回を1失点に抑えた先発・下柳に8勝目がついた。

大阪ドーム:近鉄10勝15敗1分
M  200200000  4
Bu 300010001× 5
勝:香田6勝2敗 負:竹清2勝4敗
本:礒部6、中村39
 ローズ、サヨナラタイムリー! 近鉄、7連敗でストップ!
初回、ボーリックの犠飛,ハタハタ石井のタイムリーで2点を先制された近鉄はその裏、礒部が6号同点2ラン,続く中村も39号ソロを放ち、勝ち越し。ロッテは4回、二死満塁から酒井が2点タイムリーを放ち、逆転に成功。近鉄は5回、礒部のタイムリー二塁打で同点。4−4で迎えた土壇場9回、近鉄は一死一、二塁からローズがセンターオーバーのタイムリーを放ち、サヨナラ勝ちで連敗を7でストップ。5番手の香田に6勝目がついた。尚、この日、ロッテ・ウォーレンが自由契約となる事が正式に決定。「東京ドームが好き」だからと希望の移籍先に巨人,日本ハムを挙げた。これによりまたも茂雄が動き出す可能性は十二分にありそうだ