球界トピックス

10月1日


福岡ドーム:ダイエー19勝7敗1分
Bu 101000000  2
H  000000201× 3
勝:渡辺正6勝1敗 負:石毛2勝4敗1S
 鳥越、サヨナラタイムリー! ダイエー、5連勝でマジック3!
初回、近鉄は先頭の武藤がレフト前ヒットで出ると大村の犠打で二進。二死後、ローズがセンター前にタイムリーを放ち、1点を先制。3回にはまたも先頭の武藤が二塁打で出ると大村の犠打で三進。ここで中村がライトへ犠飛を打ち上げ、2点目。2点を追うダイエーは7回、先頭の松中が二塁打で出ると、一死後、ニエベスがライト前にヒットを放ち、一、三塁のチャンス。ここで王さんは左のエルビラに対して、あえて左の坊西を代打に投入すると言うどこぞのヘッポコ優勝監督とはひと味違った柔軟な采配を展開すると、坊西は期待に応えてライト線へ走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、同点。2−2で迎えた土壇場9回、近鉄は一死一塁から吉岡の二塁打で一塁走者・礒部が本塁をつくもタッチアウト。なおも二死二塁のチャンスだったが、ここでマウンドにあがった渡辺正の前に鷹野が三振に倒れて、結局、無得点。その裏、ダイエーはこの回から代わった近鉄2番手・石毛に対して、先頭のJ.マッケンジーがライト前に弾き返すと、出口が送って、一死二塁。代打・吉永が敬遠されて、一、二塁となった所で、鳥越がセンターオーバーのタイムリーを放ち、今季7度目のサヨナラ勝ちで5連勝を飾った。9回のピンチを抑えた渡辺正に6勝目。これでダイエーのマジックは1つ減って3となった。

横浜:横浜12勝15敗
D  00002000000  2
YB 00000200001× 3
勝:木塚6勝3敗16S 負:小山2勝3敗 
本:井端2、関川3、中根9
 ローズ、サヨナラヒットで借金返済!
0−0で迎えた5回、中日は一死から井端がレフトスタンドへ2号ソロを叩き込み、先制すると、更に続く関川もレフトスタンドへ3号ソロを放り込んで、この回、2点。中日先発・前田の前に5回まで抑え込まれてきた横浜だったが、6回、二死一塁から中根が9号2ランを放ち、同点に追い付くと、2−2の儘、試合は延長に突入した。迎えた11回裏、横浜は四球の金城を三塁に置いて、ローズがレフト前にタイムリーを放ち、今季9度目のサヨナラ勝ち。4番手の木塚に6勝目が転がり込み、横浜は1週間ぶりに借金返済に成功した。

甲子園:阪神11勝14敗
S  001101000  3
T  000000000  0
勝:ハッカミー7勝5敗 負:ハンセル7勝8敗 S:高津0勝1敗26S 
本:岩村18
 阪神、球団史上初の3年連続最下位確定!
0−0で迎えた3回、ヤクルトは二死満塁から中井美穂の旦那・古田が死球を食らって、押し出しで1点を先制。続く4回には二死一、二塁から土橋がライト前にタイムリーを放ち、1点を追加すると、6回には岩村が18号ソロを叩き込み、3点目。投げては先発・ハッカミーが5回まで6安打を浴びながらも無失点で踏ん張ると、宮出−山本と繋いだ後、最後は高津が3人で締めて、完封リレーを達成。高津は26セーブ目、ハッカミーに7勝目がついた。対ヤクルト9年連続の負け越しとなった阪神はこれで球団史上初となる3年連続の最下位も確定した。

千葉マリン:ロッテ12勝11敗2分
L  004000001  5
M  011020000  4
勝:橋本2勝2敗 負:吉田6勝8敗 S:森5勝6敗22S
 
 和田、決勝二塁打! 橋本、好救援で2勝目!
2回、山本のタイムリーで先制された西武は直後の3回、一死一、三塁から玉野のタイムリーで追い付くと、続くエセネオエセ松井の2点タイムリーで勝ち越し。更に、フェルナンデスがタイムリー二塁打を放ち、この回4点。ロッテはその裏、平井のタイムリーで1点を返すと、5回にはサブロー,平井の連続タイムリーで同点。4−4の儘、迎えた9回、西武は二死二塁から和田がライトオーバーのタイムリー二塁打を放ち、これが決勝点となった。最後は森が締めて22セーブ目。4番手の橋本に2勝目がついた。

東京ドーム:日本ハム10勝17敗
BW 300100021  7
F  000000000  0
勝:金田6勝5敗 負:伊集院光の弟子・金村9勝4敗 S:カルロス5勝4敗3S
本:小川5
 小川、5打点の活躍! 金田、4ヶ月ぶり白星!
オリックスは初回、二死から谷,アリアスと連続四球を選ぶと、小川が左中間スタンドへ5号3ランを叩き込み、3点を先制。4回には先頭の藤井が二塁打で出ると、二死三塁となった所で伊集院光の弟子・金村が暴投を犯し、4点目。日本ハムは4回に二死二塁、5回に一死一、二塁、7回には一死満塁と再三チャンスを作りながら、無得点の拙攻を展開。一方、オリックスは8回には小川の2点タイムリー二塁打、9回には塩崎の犠飛でダメ押し。投げては金田−カルロスと繋いで完封リレーを達成し、4連勝。金田は6月6日以来の6勝目となった。