球界トピックス

9月29日


神宮:ヤクルト16勝11敗
G  000100000  1
S  20100120×  6
勝:川崎8勝10敗
負:條辺0勝1敗
本:稲葉10、今夜の松井さん42、岩村17
 茂雄、最後の最後まで嫌がらせ絨毯爆撃! 最終戦も屈辱的惨敗で全日程終了!
巨人にとって、今シーズン最終戦となるこの試合、優勝が決まった事で有頂天の茂雄は、最後の最後に来ても名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。連日の嫌がらせ絨毯爆撃に巨人ナインが怒り爆発寸前である事を察知した茂雄は、久々に清水をスタメン起用する事で少しでも怒りを消沈させようと小細工を図ったものの、これまで散々嫌がらせを受け続けてきたナインがそんな茂雄の思惑に気付かない筈もなく、とても優勝直後のチームとは思えない程、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志がレフト線へ二塁打を放つも、続く清水のショートゴロで飛び出す大チョンボであえなく憤死。二死後、今夜の松井さんが歩かされて、一、二塁となったものの、茂雄の無期限続投に大ショックを受けてダウンし、体調が万全でないマルちゃんはライトフライに倒れて、二者残塁。巨人先発は高卒ルーキーでは悪太郎・堀内以来の先発デビューとなるドラフト5位の條辺デビュー早々、和製オジーと謳われる堅実無比の守備により絶大な安心感をもたらす名手・川相を外されると言う新人いじめ以外の何物でもない嫌がらせを受けた條辺は一死から土橋を歩かせると、続く稲葉にはライトスタンドへ10号2ランを叩き込まれる最悪の立ち上がり。更に、続くペタジーニを歩かせると、二死後、副島,岩村を浴びて、満塁のピンチを迎えたものの、宮本を何とかセカンドゴロに打ち取って、辛うじてこのピンチを脱出。しかし、3回、一死からペタジーニにライトフェンス直撃の二塁打を浴びると、二死三塁となった所で、副島にはライト前にタイムリーを浴びて、3点目を献上。直後の4回、巨人は一死から今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ自己最多タイとなる42号ソロを叩き込み、2点差と詰め寄った。松井さんの一発により、逆転へ向けて意気上がると言う所だったが、その裏、茂雄は條辺から高橋尚にスイッチする嫌がらせを敢行。最後まで川相をバックに守らせなかったばかりか、プロ初勝利のチャンスを微塵に打ち砕くなど、茂雄の嫌がらせ三昧を受け続ける悪夢のデビュー戦は條辺のプロ野球人生に大きな傷跡を残す結果となった。さて、10勝と規定投球回数到達がかかる高橋尚だったが、それに合わせるかの様に茂雄はサードを江藤から名手・川相…ではなくヒットマン後藤と入れ替える嫌がらせを敢行。6度に渡って茂雄の嫌がらせによって2桁勝利を阻止されて逆ギレ状態の高橋尚は4,5回と1安打ずつ浴びながらも無得点に抑えて、規定投球回数に到達。あとは2桁勝利を賭けて、味方の逆転を待つばかりだったが、茂雄は6回から西山にスイッチし、高橋尚の淡い期待を無惨に打ち砕く嫌がらせを敢行。ただでさえ川相不在で不安感一杯の上、茂雄の非道なやり口に辟易とした西山は岩村にライトスタンドへ17号ソロを叩き込まれて、リードを3点と広げられた。直後の7回、この回から代わったヤクルト2番手・五十嵐に対して、西山の打順で茂雄はようやく名手・川相を投入。しかし、執拗な幽閉策により試合勘を失っていた川相は執拗な粘りでフルカウントに持ち込み、更に、ファールで粘って球数を投げさせたものの、結局、無念の三振。これ幸いと茂雄は「やはり、川相はダメですねぇ、エヘヘヘ〜」と、その裏から守備につかせる様な事はせず、ベンチに幽閉する嫌がらせを敢行。その裏からマウンドに上がった佐藤充だったが、またしても前回の登板時と同様のタイミングで川相が完全幽閉されると言う絶望的な状況を強いられて愕然とし、一死から土橋にヒットを浴びた所で早々と降板。ここでマウンドに上がったノリダー柏田だったが、やはり川相不在とあって不安感一杯で稲葉にヒットを浴びた後、ペタジーニに死球を食らわせて満塁とピンチを広げると、中井美穂の旦那・古田にはセンター前に2点タイムリーを浴びて、6点目を献上。直後の8回、一死から打席に入った仁志はセンター後方へのフライを放つも、これを飯田に好捕され、2年連続であと1本ヒットが足りずに3割到達に失敗。続く清水の打席で茂雄はソーサ元木を投入。守備位置の変更をする必要がない先頭のヒットマン後藤の所で代えずに、あえて清水の所で代える辺りが、いかにも嫌がらせと言わんばかり。ソーサ元木は三振に倒れるも、清水をベンチに追いやる事が最大の任務であるソーサ元木の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の清水の姿にご満悦川相不在とあってチャンスらしいチャンスも掴めない儘、9回を迎えた巨人は、先頭のマッスル千代の富士がヒットで出たものの、一死後、マルちゃんがサードゴロゲッツーに打ち取られてゲームセットとなる川相不在を象徴するかの様な結末で今季の全日程を終える事となった。しかし、嫌がらせのエンサイクロペディアと言わんばかりに、四方八方に嫌がらせをかまし、全ての嫌がらせが功を奏した事に茂雄はすっかりご満悦で、この様子では日本シリーズでも川相幽閉策を強化させるのは必至とあって、悪夢の6年連続日本一獲り失敗の可能性を大きく残している

 史上初! フルシーズン、月曜試合開催決定!
この日、パ・リーグは銀座の連盟会議室で理事会を開き、来季の日程を協議した結果、セ・リーグの開幕日より6日も早い3月24日からの開催を決定。これは史上2番目の早期開幕で、これにより7年連続両リーグ別々の開幕と言う事になった。また、観客動員で水を開けられているセ・リーグに対する独自色を出すべく、これまで移動日にあてられていた月曜日に恒常的に試合を行う事を決定。シーズン通しての月曜開催は史上初の試みとなる。基本パターンとして、月〜水曜で3連戦,木曜を移動日として、金〜日曜で3連戦と言う形が取られる模様。井箟理事長は「『マンデー・パ・リーグ』と呼んで戴きたい。(木曜開催と比べると)球団の営業面から見れば集客力の点でマイナスになる可能性もあるが、(セの試合がない為)マスコミでパ・リーグが取り上げられるメリットもある」とコメントを残した。