球界トピックス

9月24日
シドニー五輪予選リーグ:キューバ6−2日本 米国12−1豪州 南アフリカ3−13韓国 オランダ3−2イタリア


 激震! 茂雄、無期限続投要請を快諾! 21世紀も悪夢の川相幽閉策炸裂決定!
21世紀を迎えようとしている巨人に悪夢の様な激震が走った。この日、ナベツネは茂雄に対して正式に何と無期限の続投要請をかますと、厚顔無恥の茂雄はまだ優勝すら決まっていないにも拘わらず「喜んでお引き受けしますよ、エヘヘヘ〜」と快諾してしまったのだ。これにより、茂雄は打撃の神様・ドン川上氏の監督在籍14年を更新し、巨人歴代監督で最長の在籍年数となり、21世紀は若大将・原政権でスタートと言う構想は破綻し、王さんの移籍話も完全に消滅した上、21世紀早々、川相幽閉策と悪夢の様なヘッポコ采配による地獄絵図が展開されるが確実となった。

東京ドーム:巨人18勝9敗
D  030001000  4
G  000000005× 5
勝:平松4勝1敗
負:ギャラード1勝2敗33S
本:中村4、江藤32、ニックン10
 江藤、起死回生のグランドスラム! ニックン、サヨナラ弾で星野監督700勝を阻止!
破戒僧・清原が試合前の打撃練習で左腹筋を痛め、スタメンと発表されながら、試合開始早々、マルちゃんに入れ替えられると言うお粗末な展開となったこの日の試合。前日、優勝へ王手をかけた一戦だと言うのに、理不尽に川相をフル欠場に追い込んだ事で残塁地獄の大拙攻を演じ、屈辱的な大惨敗を喫する醜態を晒したにも拘わらず、この日も懲りずに、茂雄は名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。また、中日の先発が左の前田だからと、清水を引っ込める嫌がらせをかまし、弘田コーチ曰く「外野守備はど素人」のソーサ元木をレフトに入れるイカれ采配を展開。相変わらずの茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・上原は川相不在とあって不安感一杯。これに対して、胴上げ阻止に燃える中日は初回、一死二塁のチャンスを逃したものの、続く2回にも先頭の立浪がファーストへの内野安打で出塁すると、続くホビーが一、二塁間を破り、一、二塁のチャンス。一死後、中村がレフトスタンドへ4号3ランを叩き込み、3点を先制。その裏、巨人は先頭の今夜の松井さんがヒットで出るも、続くマルちゃんのライトライナーで川相不在では無理をしてでも先の塁を狙わなくてはと焦った松井さんが大きく飛び出して、ゲッツーとなる最悪の展開。4回には二死からマッスル千代の富士,松井さんの連打で一、二塁とするも、続くマルちゃんのレフトへの痛烈な当たりはホビーのジャンピングキャッチに抑えられて、二者残塁。続く5回には一死からニックンがヒットで出るも、杉山はセカンドゴロゲッツーと、川相不在の弊害を次々と露呈川相不在の上、ど素人レフトをバックに抱え、投球の幅を大きく狭められ、苦しい展開の上原は3回以降、強引に三振を奪いに行く全力投球モードで何とか凌いできたものの、川相不在による拙攻ぶりをまざまざと見せつけられた事で張り詰めていた気力も消え失せたのか、直後の6回、井端,福留と連打を浴びて、一、二塁のピンチ。続くゴメスはサードゴロゲッツーに打ち取り、二死三塁としたものの、続く立浪に一塁線を破るタイムリー二塁打を浴びて、4点目を献上。その裏、上原の打順で茂雄は左対左の絶対回避にこだわる為、左打者が出せず、破戒僧・清原を既に無駄使いしてしまったとあって、渋々ながら名手・川相を代打で投入。しかし、実に4試合に渡ってフル欠場に追い込まれる徹底した幽閉策の前に試合勘を失っていた川相得意のしぶとい打撃で球数を投げさせ、心身共に消耗させるのが精一杯でセカンドフライ。二死後、福留のエラーとマッスル千代の富士の内野安打で一、二塁としたものの、松井さんは痛烈な当たりはファースト正面のゴロとなって、またも二者残塁で無得点。直後の7回、この回から一軍登録されたばかりの槙原を投入する関係で、旧三本柱解体プロジェクトを目論む茂雄が槙原にとってよりよい環境を作り上げる筈もなく、その儘、川相を守備につかせずに、再びベンチに幽閉する嫌がらせを敢行。しかし、茂雄への反骨心に燃える槙原はこの仕打ちにめげる事なく、この回を3人でピシャリと抑える好投を展開し、復活をアピール。7,8回と3人ずつで斬ってとられた巨人は土壇場9回、ソーサ元木,マッスル千代の富士と連打を浴びせて、無死一、二塁。8年ぶりとなる完封目前の前田だったが、星野監督は守護神・ギャラードにスイッチするも、これが悪夢のシナリオのスタートだった。ギャラードの代わりばな、まず、今夜の松井さんがライト前に弾き返して、無死満塁。破戒僧・清原を出したい茂雄によって、耳にタコが出来る程「マルちゃんは疲れてますからねぇ、エヘヘヘ〜」と口撃をかまされる精神攻撃の上に、大したケガでもないにも拘わらず、肉離れと称して二軍へ島流しにされるなどして、打点王を初めとする打撃三冠のタイトル奪取の可能性を奪い取られる悪逆非道な行為を受け、たまにスタメンと思えばレフトを守らされて投手陣から総スカンと散々のマルちゃんただでさえ川相不在の上、茂雄の執拗な嫌がらせを打破する為には一発を狙うしかない状況とあって、繋ぐバッティングなど出来よう筈もなく、明らかに一発狙いの振り回すスイングで空振り三振に倒れたものの、続く江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ今季チーム200発目となる32号グランドスラムを叩き込み、一気に同点。悪夢の様な一発に気落ちしたギャラードに対して、続くニックンも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ10号サヨナラアーチを叩き込み、星野監督の通算700勝を阻止した上、球団史上初となる4年連続V逸と言う悪夢の記録から免れる事にも成功これだけの戦力を有しながら3年間もV逸を続け、今年もこの時期に至るまで優勝を決められなかった事もミラクルならば、川相をここまで幽閉し続けながらも優勝出来てしまう程の戦力をかき集めてしまう金満大補強も球界のバランスを大いに崩すミラクル、また球史に残るヘッポコ采配を展開する茂雄ですら優勝出来てしまう事もまたミラクルと、メークミラクル尽くしのこの年、川相不在とあっては一発に賭けるしかないと言うやけっぱちとしか思えない精神状態による連続アーチで5点差を跳ね返してのサヨナラ勝ちと言う、正に、ミラクル…と言うより殆どクレイジーに近い結末となって、セ・リーグの灯は完全に消沈した。こんな勝ち方をしてしまった事で改めて一発の影響力に魅了されてしまった茂雄は日本シリーズでも川相幽閉策を強化させるのは必至とあって、悪夢の6年連続日本一獲り失敗の可能性を大きく残している

シドニー五輪予選リーグ 日本4勝3敗
キューバ 011031000  6
日  本 000200000  2
勝:アラゴン 負:渡辺
本:キンデラン
 キンデラン、勝ち越し3ラン! 日本、3敗目で予選4位!
日本先発・山田(立命大)に対して、キューバは2回、2本のヒットと四球で一死満塁と攻め立てるとカストロがレフト前にタイムリーを放ち、先制。続く3回には一死二塁から、かつて巨人が獲得を画策していたキンデランのタイムリーで1点を追加。一方、日本は4回、一死から中村(近鉄),松中(ダイエー)の連打の後、マシアスのタイムリーエラーで、まず1点を返すと、なおも、一死二、三塁の場面で梶山(三菱自動車川崎)がレフトへ犠飛を打ち上げて同点。直後の5回、キューバは日本2番手・渡辺(新日鉄君津)に対して、かつて巨人が獲得を画策していたリナレスの二塁打等で二死二、三塁とチャンスを掴むと、またもやキンデランがレフトスタンドへ3ランを叩き込み、一気に3点の勝ち越し。続く6回には、この回から杉浦に対して、先頭のスクルが三塁打。続くマンリケがセンター前へタイムリーを放ち、6点目。4点を追う日本は8回、沖原(NTT日本)のヒット,飯塚(NTT東日本)の死球で無死一、二塁のチャンスを掴んだものの、キューバ・抑えのロドリゲスの速球の前にハイツ田口(オリックス),中村,松中とプロ3人のクリーンナップトリオが三者三振に斬ってとられ、二者残塁。ロドリゲスは9回も2三振を奪う力投で日本の反撃を断ち切った。日本は決勝トーナメント進出を既に決めているものの、この日、韓国が勝った為、予選4位となり、決勝トーナメント初戦でこのキューバと再戦する事が決定した。

横浜:横浜15勝11敗
T  000010101  3
YB 10220000×  5
勝:ハマのチンピラ10勝6敗 負:井川1勝2敗 S:木塚5勝3敗16S 
本:多村7、鈴木なおのり18、大豊21,22
 ハマのチンピラ、2年ぶりの2桁勝利!
横浜は初回、無死二、三塁から鈴木なおのりがセンター前にタイムリーを放ち、1点を先制。3回には多村が7号2ランを叩き込むと、続く4回には鈴木なおのりが18号2ランを放ち、5点目。5点を追う阪神は5回、代打・ミスタースナイパー・坪井の犠飛でようやく1点を返すと、7回には大豊が21号ソロを叩き込み、2点目。更に、土壇場9回には横浜・抑えの木塚からまたも大豊が2打席連続の22号ソロを放ち、2点差としたものの、反撃もここまで。先発のハマのチンピラ・三浦は7回を2失点の好投で2年ぶりの10勝目をマーク。木塚に16セーブ目がついた。

神宮:ヤクルト13勝12敗
C  102100000  4
S  00041000×  5
勝:本間3勝2敗 負:佐々岡10勝6敗 S:高津0勝1敗24S 
本:稲葉9
 岩村、走者一掃の同点二塁打! 稲葉、決勝タイムリー!
広島は初回、二死一、二塁からロペスがタイムリーを放ち、1点を先制。3回には、新井,ディアスの連続タイムリーで2点を追加すると、続く4回には本間の暴投で4点目。その裏、ヤクルトは二死から稲葉が9号ソロを叩き込み、まず1点。更に、満塁とした所で、岩村が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、一気に同点。続く5回には一死二、三塁から稲葉がレフト前にタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。投げては5回以降、小刻みな継投で広島打線を僅か1安打と封じ込め、1点のリードを守りきった。3番手の本間に3勝目高津に24セーブ目がついた。

大阪ドーム:近鉄7勝18敗1分
H  1000004004  9
Bu 3000110000  5
勝:ペドラザ3勝3敗32S 負:大塚1勝2敗24S
本:吉岡16,17、小久保30
 4点差跳ね返す、逆転勝利! 小久保、ダメ押し150号!
初回、小久保のタイムリーで先制された近鉄はその裏、二死一、二塁から吉岡が16号3ランを叩き込み、逆転に成功。5回には吉岡がこの日2本目となる17号ソロを放ち、1点を追加すると、続く6回には大村のタイムリーで5点目。直後の7回、ダイエーは一死満塁から代打・ニエベスの2点タイムリーに続き、代打・吉永の2点タイムリー二塁打で一気に同点として、5−5の儘、試合は延長に突入。迎えた10回、ダイエーはこの回からマウンドに上がった近鉄守護神・大塚に対し、一死から柴原,村松の連打で一、三塁とすると、秋山のタイムリーで、ついに勝ち越しに成功。更に、続く小久保が史上116人目となる通算150号となる30号3ランを叩き込み、試合を決定付けた。9回からマウンドに上がっていた守護神・ペドラザは3勝目をマーク。これでダイエーのマジックは1つ減って6となった。  

西武吹き抜けドーム:西武13勝12敗
F  020020203  9
L  100000000  1
勝:伊集院光の弟子・金村9勝3敗 負:潮崎2勝6敗
本:トム35、オバンドー30
 先発全員安打で快勝! 金村、自己最多の9勝目!
初回、西武は先頭の高木大が二塁打で出ると、続く小関がセンター前にタイムリーを放ち、1点を先制。直後の2回、日本ハムは2つのエラーで同点に追い付くと、なおも一死三塁から野口のセカンドゴロの間に勝ち越しに成功。5回には、ガッツのタイムリー,オバンドーの犠飛で2点を追加。西武は5回途中からオツを投入する必死の継投を展開するも、これに対して日本ハムは、7回、二死一塁からトムがライトスタンドへ球団新記録のチーム170発目となる35号2ラン。更に、9回にはオバンドーの30号ソロ野口,上田の連続タイムリーでダメ押しの3点を追加。投げては先発の伊集院光の弟子・金村が6回途中まで1失点に抑えると、以降5投手を注ぎ込む小刻みな継投で西武打線を翻弄し、逃げ切った。これで金村は自己最多となる9勝目をマーク。敗れた西武はこれで4連敗。

千葉マリン:ロッテ11勝11敗2分
BW 031011000  6
M  01023011×  8
勝:吉田5勝7敗 負:加藤3勝6敗 S:小林雅11勝6敗8S
本:アリアス24、ボーリック26
 早川、決勝タイムリー! 小林雅、8セーブ目!
オリックスは2回、谷の犠飛で先制すると、更に、日高,塩崎のタイムリーでこの回、3点。その裏、清水将のタイムリーで1点を返されるも、直後の3回、アリアスの24号ソロで4点目。ロッテは4回、清水将の2点タイムリー二塁打で1点差。5回にアリアスのタイムリーで突き放されるも、その裏、ボーリックが同点26号2ラン。更に、代打・平井のタイムリーで勝ち越しに成功。粘るオリックスは直後の6回、代打・藤立のタイムリーで同点。6−6で迎えた7回、ロッテは一死二塁から早川がセンター前タイムリーを放ち、勝ち越し。続く8回には無死満塁から諸積のショートゴロ併殺崩れの間にダメ押しの1点を追加。8回からマウンドに上がっていた小林雅が最後まで投げきり、8セーブ目。3番手の吉田に5勝目がついた。尚、この日、ロッテはバリー,ロバーツの両助っ人に戦力外通告を行った。