球界トピックス

9月23日 YB−T(横浜)、S−C(神宮):雨天中止
シドニー五輪予選リーグ:韓国7−6日本 米国1−6キューバ 南アフリカ3−2オランダ イタリア8−7豪州


東京ドーム:巨人17勝9敗
D  100010203  7
G  100000001  2
勝:バンチ13勝8敗
負:斎藤雅3勝1敗
本:福留10、立浪9、高橋2
 名手・川相、悪夢のフル欠場で屈辱的大惨敗! 中日、意地の胴上げ阻止!
優勝へ王手をかけた試合ともなれば、やはりベテランの力が必要…などと茂雄が考える筈もなく、この日も懲りずに名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。相変わらずの茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人先発・斎藤雅は絶大なる安心感を誇る同期の川相を外すと言ういかにも旧三本柱解体プロジェクトの一環と言わんばかりの茂雄の悪質な嫌がらせ行為に愕然。これに対して、胴上げ阻止に燃える中日は二死から福留がライトスタンドの茂雄がニヤケているセコムの看板を直撃する10号ソロを叩き込み、早くも1点を先制。その裏、巨人は中日先発・バンチに対して、先頭のガッツな貴公子・仁志がショートへの内野安打で出塁。完全無策の野放し野球を愛する茂雄はここで清水に強攻策を指示。しかし、清水はバットを叩き折られてセカンドゴロに倒れ、仁志は二塁で封殺。両リーグ規定打席到達者で唯一併殺打ゼロの清水は俊足を飛ばして、一塁は間一髪セーフ。ここで星野監督から殺人投球指令が出たのか、続くマッスル千代の富士は145kmの速球を背中に死球を食らわされ、一、二塁。続く今夜の松井さんのセカンドゴロで二死一、三塁となった所で、バンチのワイルドピッチで三塁走者・清水が労せずして同点のホームイン。更に、破戒僧・清原が歩いて、一、二塁となったものの、江藤がセカンドフライに倒れて、二者残塁。3回には一死から四球で出た清水が二盗を敢行。マッスル千代の富士が三振に倒れた所で、星野監督からまたもや殺人投球指令が出たのか、松井さんの顔面付近へ速球が投げ込まれ、場内騒然。辛うじてこれをかわした松井さんだったが、結局、三振に倒れて、清水は二塁に釘付け。続く4回には二死から連続四球で一、二塁としたものの、斎藤雅はピッチヤーであるにも拘わらず、容赦なくインハイを厳しく攻めるバンチのえげつない投球の前に空振り三振に倒れ、結局、二者残塁川相不在ながらも、ペース配分を無視して全力投球モードで何とか追加点を阻んできた斎藤雅だったが、飛ばし過ぎの影響で早くも疲労困憊。これに対して、中日は5回、先頭の立浪が右中間スタンドへ9号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。更に、ホビーの二塁打の後、ピンキー井上のショートゴロで一死三塁のチャンス。ここで中日ベンチは中村にスクイズを指示するも、これを巨人バッテリーが見事に見破り、大きくウエスト。ホビーは三本間に挟まれ、あえなくタッチアウトとなり、この回、1点止まり。1点を追う巨人はその裏、先頭の仁志がレフト線へ二塁打。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとく、清水に犠打を指示茂雄に「ヒラメなんてものじゃない。オコゼだよ、オコゼ!」などと中傷されて怒り心頭の清水は怒りで集中力が増したか、きっちりと犠打を決めると、マッスル千代の富士が歩いて、一死一、三塁。しかし、絶不調の今夜の松井さんは空振り三振。続く破戒僧・清原もサードゴロに倒れて、またもや二者残塁と、川相不在の弊害を露呈。続く6回には一死からニックンはショートゴロに倒れるも、これを井端が一塁へ悪送球を犯し、ニックンは一気に二塁へ。ここで茂雄は杉山に代わって名手・川相…ではなくヒットマン後藤を投入する執拗な嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤はあえなく空振り三振に倒れたが、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるヒットマン後藤の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相の姿にご満悦。ここで茂雄は万一、逆転勝ちでもして優勝投手になられては旧三本柱解体プロジェクト完遂に支障が出るとばかりに力投を続けてきた斎藤雅を引っ込め、名手・川相…ではなくマルちゃんを投入する果てなき嫌がらせを敢行。マルちゃんは四球を選ぶと、続く仁志も歩いて、満塁となったものの、清水がショートゴロに倒れて、結局、三者残塁。直後の7回、川相不在とあって不安感一杯の巨人2番手・ノリダー柏田は、いきなり先頭の福留をストレートの四球で歩かせると、続くゴメスは三振にとったものの、福留に二盗を許し、一死二塁。ここで立浪のレフトフライをこの回からレフトに入っていたヒットマン後藤が川相不在でリズムを崩したか、まずい守備で後ろにやってしまい(記録はヒット)、福留が一気に生還。代えるべきはショートであって、ピッチャーではない事にまだ気付かない茂雄はノリダー柏田から南にスイッチする得意の無駄使い継投を炸裂。しかし、案の定、川相不在とあって不安感一杯の南は代わりばなホビーにレフト線へタイムリー二塁打を浴び、4点目を献上。その裏、先頭のマッスル千代の富士が四球で出た所で星野監督はバンチから霊感投手・落合にスイッチすると、これがズバリ的中。今夜の松井さん,破戒僧・清原,江藤と凡退して、結局、マッスル千代の富士は一塁に釘付け。続く8回には先頭のニックンがヒットで出たものの、続くヒットマン後藤はファーストゴロゲッツーに倒れる最悪の展開川相不在による拙攻ぶりをまざまざと見せつけられた事に愕然とした南に対して、中日は9回、先頭のゴメスがレフト前に弾き返すと、一死後、ホビーが南の左足を直撃する強襲ヒット。これで南は負傷退場となり、茂雄は急遽、桑田をマウンドに送るも、川相不在で不安感一杯の桑田はいきなり高橋にレフトスタンドへ2号3ランを叩き込まれ、決定的な3点を献上。その裏、中日3番手・小山に対して、先頭の仁志が死球を食らって出塁。ここで茂雄は桑田に代わって名手・川相…ではなく斉藤宜を投入する徹底した嫌がらせを敢行。斉藤宜はあえなく見逃し三振に倒れたが、川相をベンチに追いやる事が最大の任務である斉藤宜の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相の姿にご満悦。続くマッスル千代の富士がセカンドゴロに倒れて、二死三塁の場面で松井さんを迎えた所で、星野監督は何故か同じく右の人斬り抜刀斎にスイッチする謎の継投を展開。これに対して、松井さんはライト前に20打席ぶりとなるタイムリーヒットを放ち、ようやく2点目。しかし、続く破戒僧・清原はセカンドフライに倒れて、ゲームセット。川相を4試合連続フル欠場に追い込み、僅か4安打で12残塁と言う無様な攻撃を繰り返し、ヘッポコ無駄使い継投で理不尽にリリーフ陣を酷使させた事で敗れるべくして敗れた巨人だが、茂雄は斎藤雅に今季初黒星がついた上、桑田がダメ押しの一発を浴びた事により旧三本柱解体プロジェクト完遂へ近付いたとあって、試合後、ベンチから戻ってくる際にも終始笑顔を絶やさないと言う不届き千万な態度をとっており、川相不在の為の敗戦など微塵も気にかけていない様子で、今後も川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって、依然として、球団史上初の4年連続V逸の可能性を大きく残している

シドニー五輪予選リーグ 日本4勝2敗
韓国 4000001002  7
日本 2000102001  6
勝:陳弼重 負:土井
本:李承火華、沖原2
 松中,中村、痛恨の大エラー! 2敗目喫すも決勝トーナメント進出!
霊感投手・松坂(西武)を先発マウンドに送り込み、万全の体制で臨んだ日本だったが、その松坂が立ち上がりから乱調で、いきなり無死一、二塁のピンチ。一死後、金東柱に右中間真っ二つの先制2点タイムリー二塁打を浴びると、更に、二死後、李承火華に右中間スタンドへ2ランを叩き込まれ、早くも4点のビハインド。その裏、日本は、昨年、巨人入りを画策して失敗した韓国先発・鄭E哲に対して沖原(NTT日本)がセンター左へ先頭打者アーチ! 続く飯塚(NTT日本)がレフト線へ二塁打を放つと、一死後、中村(近鉄)がノックアウト打法で鄭E哲の右臑に打球を食らわせるタイムリーを浴びせ、鄭E哲は負傷退場。5回には先頭の鈴木郁(中日)が右中間へ二塁打を放つと、沖原が送って一死三塁。ここで飯塚がレフトファールグラウンドへ犠飛を打ち上げて、1点差。2回以降は立ち直りを見せ、追加点を阻んできた松坂だったが、7回、7回、先頭の洪性火斤を歩かせると、続く鄭守根には三塁線を破られるヒット。一塁走者・洪性火斤は一気に三塁を狙ったものの、レフト・ハイツ田口(オリックス)の見事なランニングスローの前にタッチアウト。なおも一死二塁のピンチで、朴鎮万にライト前へタイムリー浴びて、5点目を献上。しかし、その裏、日本は弊社一押しの平馬(東芝)が三遊間を破るヒットで反撃の口火を切ると、続く鈴木郁もレフト前にヒット。沖原が送った後、飯塚が死球を食らって満塁となった所で具台晟はKO。代わってマウンドに上がった林昌勇に対して、ハイツ田口がライト前に2点タイムリーを放ち、ついに同点。なおも、一死一、二塁と勝ち越しの場面だったが、期待の中村はピッチャーゴロゲツツーに倒れ、同点止まり。9回、韓国は四球とヒットで一死二、三塁のチャンス。李炳圭のセカンドゴロで三塁走者・洪性火斤は本塁をつくも、平馬の好送球と鈴木郁の好ブロックの前に憤死。更に、続く朴鐘浩の難しい当たりのセカンドゴロをまたも平馬が巧みに捌いて、結局、二者残塁。その裏、ピンチを救った好プレーで気を良くしている平馬がまたも三遊間を破るヒットで出塁。一死後、代走・赤星(JR東日本)が二盗を決めると、沖原は敬遠されて、一、二塁。飯塚が三振に倒れ、二死となった所で韓国は抑えの切り札・陳弼重を投入。これに対して、またもハイツ田口がライト前へ会心のヒット。一気にサヨナラのホームを狙った赤星だったが、浅く守っていたライト・李炳圭の好返球の前にタッチアウトとなり、試合は延長に突入した。迎えた10回、この回から代わった日本2番手・土井(日本生命)に対して、韓国は松中(ダイエー)のエラーとの連打で一死満塁。ここで洪性火斤はサードゴロゲッツーでチェンジと思われたが、中村がファールグラウンドへ大きく弾いてしまう痛恨のタイムリーエラーを犯し、勝ち越し点を献上。更に、鄭守根がセンターへ犠飛を打ち上げ、この回、2点目。その裏、タイムリーエラーの中村は空振り三振に倒れたもの、勝ち越し点のきっかけを作るエラーを犯した松中は右中間へ汚名返上の二塁打。ここで田中幸(日本ハム)がセンター前にタイムリーを放ち、1点差としたものの、最後は代打・阿部(中大)がショートゴロゲッツーに倒れて、あと一歩及ばず、ゲームセット。これで2敗目を喫した日本だが、キューバ,アメリカ,韓国と共に決勝トーナメント進出が確定した。

大阪ドーム:近鉄7勝17敗1分
H  200000120  5
Bu 001000000  1
勝:吉田9勝3敗1S 負:エルビラ6勝7敗
本:小久保29
 投打、噛み合い快勝! ダイエー、マジック7!
ダイエーは初回、二死から秋山の四球,小久保の二塁打で二、三塁とすると、J.マッケンジーがライト前に先制2点タイムリー。近鉄は3回、無死二塁から小久保のタイムリーエラーで1点を返し、1点差。2−1の儘、迎えた7回、ダイエーは一死二塁から鳥越がセンター前にしぶとく落とすタイムリーを放つと、続く8回には小久保の29号ソロ,吉岡のタイムリーエラーでダメ押しの2点を追加。最後はペドラザが締めて、逃げ切りに成功。4番手の吉田に9勝目がついた。これでマジックは2つ減って7

西武吹き抜けドーム:西武13勝11敗
F  041200000  7
L  210000000  3
勝:下柳7勝3敗 負:石井10勝6敗
 
 奈良原、決勝二塁打! 日本ハム、2位浮上!
初回、フェルナンデスの犠飛,ポールのタイムリーで2点を先制された日本ハムは直後の2回、野口,上田の連続タイムリーで追い付くと、奈良原の2点タイムリー二塁打で勝ち越し。その裏、小関の犠飛で1点を返されるも、直後の3回、トムのタイムリー二塁打で1点、続く4回には二死一、二塁から片岡のタイムリー二塁打で2点を追加し、試合を決定付けた。3回から8回途中まで1安打に抑える好リリーフを見せた2番手の下柳に7勝目がつき、これで日本ハムは西武と入れ替わりで2位に浮上した。

千葉マリン:ロッテ10勝11敗2分
BW 003010     4
M  100012     4
 
本:ナナリー4,5
 幻の勝ち越し点! オリックス、無念のコールド!
初回に1点を先制されたオリックスは3回、無死一、二塁からナナリーがライトスタンドへ4号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。更に、5回にはまたもナナリーが2打席連続の5号ソロを放ち、4点目。3点を追うロッテはその裏、平井の犠飛で1点を返すと、続く6回には一死満塁から小坂の押し出し四球,諸積の犠飛で同点。しかし、直後の7回、オリックスは2点を勝ち越したものの、この回の攻撃終了時に激しい雨により中断。裏の攻撃を行わない儘、降雨コールドとなった為、この得点が認められず、無念のドローとなった。

 達川監督、今季限りの退団決定!
広島は、この日、達川監督の今季限りで退団を正式に発表した。これに伴い、後任人事として、元広島監督の山本浩二氏に対して、正式に就任要請を行ったところ、山本氏は「今後、前向きに考えていきたい」と要請を受ける構えを見せている模様。