球界トピックス

9月22日
シドニー五輪予選リーグ:日本8−0南アフリカ 豪州0−1キューバ イタリア2−4米国 オランダ0−2韓国


 横浜、またも非情な切り捨て! ハマの大馬人、来季戦力外通告!
功労者に対しての非情な切り捨てぶりに関しては巨人にも匹敵する横浜だが、この日、ハマの大馬人・駒田に対して「いい区切りになると思った」(笹川運営部長)と2000本安打を達成した事を建て前に来季の戦力構想から外れている事を通告。その儘、引退を勧告した球団側に対して、駒田は「どこでもいいから現役を続けたい。野球が出来るなら1000万円でも500万円でも構わない」と断固拒否の姿勢を示し、自由契約での退団となる事が決定した。移籍先については自力で探す模様。

シドニー五輪予選リーグ 日本4勝1敗
日   本 300200021  8
南アフリカ 000000000  0
勝:杉浦 負:ドーブ
本:中村2、田中幸2
 田中幸、2戦連発! 5投手の完封リレーで4連勝!
初回、日本は先頭の沖原(NTT日本)が四球で歩くと、飯塚(NTT日本)の送りバントが内野安打となって無死一、二塁。ここでハイツ田口(オリックス)がショート後方にポトリと落ちるタイムリーヒットを放ち、早くも1点を先制。一死後、ダブルスチールを決めて、二、三塁となった所で阿部(中大),田中幸(日本ハム)と連続タイムリーを浴びせて、3点目を追加し、南アフリカ先発のドーブをKO。その後、走者を出しながら、攻めあぐねていた日本だったが、迎えた5回、二死一塁から中村(近鉄)がライトスタンドへ五輪2号となる2ランを叩き込み、5点目。8回には、無死二塁から田中幸のタイムリー二塁打,廣瀬(法大)のタイムリーで、2点を追加、9回には田中幸の2試合連続となるソロアーチが飛び出して、ダメ押しの8点目。投げては、5投手を注ぎ込む小刻みな継投で完封リレーを達成し、4連勝をマークした。尚、この日、アメリカがイタリアを敗って5連勝となり、早くも決勝トーナメント進出を確定させた。

横浜:横浜14勝11敗
T  100300000  4
YB 000000030  3
勝:川尻10勝7敗 負:細見5勝3敗 S:福原4勝9敗3S 
本:大豊20、ローズ21
 新庄、先制打! 川尻、7回無失点で10勝目!
初回、新庄のタイムリー内野安打で先制した阪神は、4回には一死から新庄の四球、タラスコの二塁打で二、三塁とすると、大豊が左中間スタンドへ20号3ランを叩き込み、3点を追加。阪神先発・川尻の前に7回まで無得点に抑えられてきた横浜だったが、8回、この回から代わった2番手・遠山に対して、一死から金城,鈴木なおのりの連打で一、三塁とすると、3番手・葛西からローズが右中間スタンドへ2試合連続となる21号3ランを叩き込み、1点差に詰め寄った。しかし、反撃もここまで。最後は福原の前に三者凡退に終わり、あと1点が届かなかった。福原は3セーブ目、川尻に2年ぶりとなる10勝目がついた。

神宮:ヤクルト12勝12敗
C  001000300  4
S  020000000  2
勝:ミンチー姉さん12勝9敗 負:山本1勝5敗1S S:紀藤3勝2敗3S 
本:岩村16
 ミンチー姉さん、ハーラートップタイの12勝目!
ヤクルトは2回、広島先発・ミンチー姉さんに対して、二死一塁から岩村がライトスタンドへ16号2ランを叩き込み、2点を先制。直後の3回、広島は一死三塁からミンチー姉さんが自らタイムリーを放ち、1点差。2−1の儘、迎えた7回、この回から代わったヤクルト3番手・山本に対して、広島は二死三塁からキュラソ星人のレフト前タイムリーで同点とすると、続くロペスもセンター前にタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。更に、新井にもタイムリー二塁打が飛び出して、この回、3点。8回途中からマウンドに上がった紀藤が最後まで投げきり、3セーブ目をマーク。ミンチー姉さんはハーラートップタイとなる12勝目がついた。