球界トピックス

9月21日


広島:広島12勝15敗
G  004002000  6
C  000110110  4
勝:木村4勝1敗
負:沢崎4勝4敗
S:南2勝0敗2S
本:清水11、ロペス19
 清水、怒りの4打点! 川相フル欠場で拙攻拙守連発も優勝に王手!
前日、川相をフル欠場に追い込んだ事でむざむざ屈辱的大惨敗を喫したにも拘わらず、この日も茂雄は懲りずに名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。相も変わらぬ茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭のガッツな貴公子・仁志が四球で出ると、前日、理不尽にスタメンを落とされた事で怒り心頭の清水は怒りで集中力が増したか、きっちりと犠打を決めると、マッスル千代の富士が歩いて、一死一、二塁。しかし、続く今夜の松井さんが空振り三振。スタートを切っていた二塁走者・仁志は三塁で憤死と最悪の三振ゲッツーで、結局、無得点と、早くも川相不在を痛感させる不吉な立ち上がりとなった。しかし、3回、先頭の杉山がヒットで出ると、三沢が送った後、仁志が四球を選ぶと言う初回と殆ど同じ展開で一、二塁のチャンスを形成。ここで茂雄に「ヒラメなんてものじゃない。オコゼだよ、オコゼ!」などと中傷されて怒り心頭の清水川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ11号3ランを叩き込み、3点を先制。更に、続くマッスル千代の富士がレフト線へ二塁打を放つと、二死後、破戒僧・清原がレフト前にタイムリーを放ち、この回、4点。川相不在による拙攻ぶりに不安感一杯の巨人先発の前略・三沢興一は初回からペース配分無視の全力投球モードで3回までは走者を出しながらも凌いできたが、飛ばし過ぎの影響で早くも疲労困憊。これに対して広島は4回、一死からロペスが左中間スタンドへ19号ソロを叩き込み、3点差。続く5回、代えるべきはショートであってピッチャーではない事にまだ気付かない茂雄勝利投手の権利まであと1イニングと迫っているにも拘わらず、三沢を引っ込める嫌がらせをかまして、ノリダー柏田を投入する得意の無駄遣い継投を展開。しかし、川相不在とあって不安感一杯のノリダー柏田に対して、先頭の朝山がライトフェンス直撃の三塁打を浴びせると、続くキムタクがきっちりライトへ犠飛を打ち上げて、2点目。直後の6回、巨人は江藤,ニックンの連打で無死一、三塁。杉山がサードライナーに倒れた所で、茂雄はノリダー柏田に代わって名手・川相…ではなくヒットマン後藤を投入するあくなき嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤はセカンドゴロに倒れたものの、ディアスは前進守備をとっていたにも拘わらず、本塁でなく二塁へ投げてしまう判断ミス。結局、ゲッツーも取れず、この間に江藤が5点目のホームイン。更に、仁志がヒットで繋いだ後、茂雄に「あの茶髪がいけない」などと、ノムさんのごとき理不尽なイチャモンをつけられて怒り心頭の清水が三遊間をしぶとく破るタイムリーを放ち、6点目。なおもマッスル千代の富士が歩いて、満塁となったものの、今夜の松井さんはファーストゴロに倒れて、三者残塁。川相不在で不安感一杯の3番手・木村は7回、二死三塁のピンチを迎えると、ここでキムタクに対して暴投を犯し、これが振り逃げとなる間に三塁走者ディアスがホームインし、3点目を献上。代えるべきはショートであってピッチャーではない事にまだ気付かない茂雄は木村から平松にスイッチする得意の無駄遣い継投を展開。これまた川相不在で不安感一杯の平松はこの回こそ凌いだものの、続く8回、一死からキュラソ星人にセンター前ヒット。ここで代えるべきはショートであってピッチャーではない事にまだ気付かない茂雄は平松から南にスイッチする得意の無駄遣い継投をまたもや展開。ここでロペスは平凡なショートゴロに倒れるも、川相と比べ堅実味に欠けるニックンがこれをエラーし、一、三塁。いきなり川相不在の重さを痛感させられ愕然とした南に対して、続く新井がライト前にタイムリーを放ち、4点目。土壇場9回、広島が左の高橋を投入してくると、茂雄はこれ幸いとばかりに左相手だからと、この日先制3ランを含む2安打4打点と活躍している清水を引っ込める嫌がらせをかまし、名手・川相…ではなくソーサ元木を投入するツープラトン嫌がらせを敢行。ソーサ元木はあえなく空振り三振に倒れたものの、清水を引っ込め、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるソーサ元木の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相と清水の姿にご満悦。その裏、一死からキムタクの打球はレフト前へ。これを清水に代わって守備についていた斉藤宜が川相不在の影響でリズムを崩したか、これを後逸。この間にキムタクは一気に二塁を陥れるも、広島の粘りもここまで。続く東出がサードゴロ,最後は町田が空振り三振に倒れて、無念のゲームセット。川相をフル欠場に追い込んだ事で、拙攻拙守を繰り返し、無駄使い継投により無意味に中継ぎ陣を酷使する無様な試合展開となったものの、結果的に勝ってしまった事にご満悦の茂雄は今後も川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって、依然として、球団史上初の4年連続V逸の可能性を大きく残している。尚、マジックは1つ減って1となった。

横浜:横浜11勝15敗
D  021000020  5
YB 002000001  3
勝:小山2勝2敗 負:ゲーリー川村7勝10敗 S:ギャラード1勝1敗33S 
本:福留9、ローズ20
 高橋、先制タイムリー! 中日、意地の胴上げ阻止!
巨人に胴上げ阻止に燃える中日は2回、一死三塁から高橋のセンター前タイムリーで先制すると、更に、ゲーリー川村の暴投で一気に三塁へ。ここで中村がセンター前へタイムリーを放ち、この回、2点。3回には福留がレフトスタンドへ9号ソロを叩き込み、3点目。その裏、横浜は一死から鈴木なおのりがヒットで出ると、続くローズが20号2ランを放ち、1点差。3−2の儘、迎えた8回、中日は無死一、三塁からピンキー井上のタイムリー二塁打,立浪のタイムリーで貴重な2点を追加。最後は守護神・ギャラードがローズにタイムリー三塁打を浴びて、1点を失ったものの、何とか逃げ切った。ギャラードは33セーブ目、2番手の小山に2勝目がついた。

甲子園:阪神11勝13敗
S  000310010  5
T  000000000  0
勝:石井一8勝9敗 負:星野伸5勝10敗 
本:宮本3、飯田4、中井美穂の旦那14
 一発攻勢で快勝! 石井一、8回11Kで8勝目!
0−0で迎えた4回、ヤクルトは二死一、二塁とすると、宮本が3号3ランを叩き込み、3点を先制。続く4回には先頭の飯田が4号ソロをぶち込んで、1点を追加。8回には二死から中井美穂の旦那・古田が14号ソロを叩き込み、ダメ押しの5点目。投げては先発・石井一が8回まで11三振を奪う力投で無失点ピッチングを展開。9回は五十嵐にマウンドを譲った為、2試合連続の完封はならなかったものの、五十嵐がきっちり抑えて完封リレーを達成し、石井一に8勝目を献上した。三塁すら踏めずに敗れた阪神はこれで今季最多タイの借金15となった。尚、この日、阪神は佐々木,田村の両選手に来季戦力外である事を通告した。