球界トピックス

9月17日 M−F(千葉マリン):雨天中止
シドニー五輪予選リーグ:日本2−4米国 南アフリカ0−16キューバ 韓国10−2イタリア オランダ6−4豪州


東京ドーム:巨人16勝11敗
YB 000100000  1
G  01220000×  5
勝:上原9勝7敗
負:ハマのチンピラ9勝6敗
本:江藤31、チュウ7
 茂雄、あくなき嫌がらせラッシュ! 名手・川相、無念の凡退!
前日、川相をフル欠場に追い込みながらも、茂雄への反骨心に燃える斎藤雅の獅子奮迅の活躍とは言え、結果的に勝ってしまった事でご満悦の茂雄は、この日も名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。更に、またしてもヒットマン後藤をスタメンに戻し、特に不調な訳でもない同じ左の清水をもベンチに幽閉するツープラトンの嫌がらせを敢行。相も変わらぬ茂雄の嫌がらせラッシュに試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は2回、一死から江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンド中段へ31号ソロを叩き込み、1点を先制。続く3回には先頭の上原が川相不在で繋がりに欠ける打線では自分が打つしかないとばかりにセンター前ヒットで出塁。ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとくガッツな貴公子・仁志に犠打を指示するも、川相と比べて遙かにバント技術の劣る仁志はピッチャー前に小フライを打ち上げてしまう体たらく。しかし、上原の執念は無駄には出来ないとばかりにヒットマン後藤がセンター前に弾き返すと、二死後、今夜の松井さんがショート前へボテボテとなったのが幸いしたタイムリー内野安打。更に、破戒僧・清原がライト前にポトリと落ちるタイムリーを放ち、この回、2点。先発の上原は川相不在とあって、立ち上がりからペース配分を無視した全力投球で序盤は何とか0点で切り抜けてきたものの、飛ばし過ぎの影響で早くも疲労困憊。これに対して、横浜は直後の4回、二死からメカゴジラがライト前へ弾き返すと、続くハマの大馬人・駒田もセンター前ヒットを放ち、史上35人目となる通算3000塁打を達成。更に、礒?が一、二塁間の深い所へタイムリー内野安打を放ち、2点差と詰め寄った。その裏、巨人は先頭のソーサ元木がセンター前ヒットで出ると、続くチュウが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンド上段へ7号2ラン。更に、川相不在の打線に不安感を抱く上原がまたもやヒットで出塁。ここで茂雄は素直に代打・川相を投入してバントさせればいいものを、仁志に対して今度は強攻策を指示。これがまたも裏目に出て、ショートゴロゲッツーとなる最悪の展開相変わらずの茂雄ヘッポコ采配に加えて、川相不在と言う最悪の状況にイライラを隠せない上原の様子に、この儘では造反劇を起こしかねないと察知した茂雄は7回、上原の打席でようやく代打・川相を投入爆発寸前の上原を川相の投入によって、納得させて退場させる事で全てを丸く収めようと言う茂雄の狡猾な作戦だった。正に、恐るべき茂雄の知謀。これ程の知謀をもう少しマシな事に使っていれば、今頃、巨人は100勝はしていたであろう。さて、久々に打席に立った川相だが、長きに渡る幽閉生活により試合勘を失っており、得意の粘りで球数を投げさせはしたものの、惜しくもファーストフライに倒れ、これまた茂雄の目論見通りの暗黒の展開に! 当然の様に茂雄は8回から川相を守備につかせる事なくベンチに幽閉する嫌がらせを敢行すると、9回からは2度と出られない状況の川相にあてつけるがごとくニックンを守備固めとして起用するあくなき嫌がらせラッシュ。5回以降、川相不在の影響で拙攻が続いた巨人だったが、横浜のそれ以上の拙攻ぶりに助けられた巨人は5−1の儘、逃げ切る事に成功。上原の造反を食い止め、川相に対してあくなき嫌がらせを果たせた事ですっかりご満悦の茂雄は、今後も川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって、依然として、球団史上初の4年連続V逸の可能性を大きく残している。尚、マジックは1つ減って3となった。

シドニー五輪予選リーグ 日本0勝1敗
日本 0000000110000  2
米国 0000002000002× 4
勝:フランクリン 負:杉内
本:ニール
 延長13回、悪夢のサヨナラ2ランで黒星スタート!
霊感投手・松坂,シーツの両先発が互いに一歩も譲らぬ好投を展開し、0−0の儘、試合は終盤に突入。迎えた7回、ここまで二塁すら踏めずにいたアメリカだったが、先頭のコットンが右中間を破る三塁打を放つと、続くキンケードがレフト前にタイムリーを放ち、ついに1点を先制。更に、続くミエントキウィッツがエンドランを決めて、一、三塁となった後、ジェンセンのピッチャーゴロを松坂が二塁へ送球する間に、キンケードが本塁を陥れ、2点目を追加。直後の8回、代わったばかりのアメリカ2番手・ヒームズに対して、日本は一死からハイツ田口が右中間へ三塁打。続く代打・沖原のショートゴロの間にハイツ田口が生還し、1点差。土壇場9回には、先頭の中村がヒットで出ると、二死後、廣瀬のサード前へボテボテのゴロが幸運な内野安打となり、一、二塁。ここで弊社一押しの平馬が廣瀬と殆ど同様のサードへのボテボテゴロを放つと、焦ったサードのキンケードが一塁へ悪送球。この間に代走の野上が一気に本塁を陥れ、ついに同点とし、試合は延長に突入した。松中,中村と守備固め,代走と代えられてしまい、攻撃力の落ちた日本打線は延長に入ってからノーヒットと完全に沈黙。迎えた13回裏、11回からマウンドに上がっていた日本2番手・杉内が無死二塁からニールにライトスタンド中段へ2ランを叩き込まれ、無念のサヨナラ負けとなった。尚、キューバは南アフリカに16−0で7回コールド勝ちを収めた。

ナゴヤドーム:中日16勝9敗
S  100000000  1
D  01020000×  3
勝:前田5勝4敗 負:宮出2勝1敗 S:ギャラード1勝1敗32S 
本:ゴメス24
 ホビー、決勝二塁打! ギャラード、32セーブ目!
ヤクルトは初回、二死から四球で出た池山がすかさず二盗を決めると、続くペタジーニがセンター前へ先制タイムリー。一方、中日は2回、ゴメスが2試合連続となる24号ソロを叩き込み、同点。1−1で迎えた4回、中日は福留のヒット,立浪の四球で二死一、二塁とすると、ホビーが左中間を破る走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、勝ち越しに成功。投げては先発の前田が7回途中まで1失点と踏ん張ると、霊感投手・落合−岩瀬と繋いだ後、9回からは守護神・ギャラードが3人で締め括り、ゲームセット。ギャラードは32セーブ目、前田に5勝目がついた。

広島:広島12勝14敗1分
T  100100100  3
C  111000002× 5
勝:紀藤3勝2敗2S 負:葛西7勝6敗17S 
本:キムタク9、新井12、浅井12
 浅井、サヨナラ2ラン! 紀藤、タナボタ3勝目!
初回、新庄のタイムリーで先制された広島は、その裏、キムタクの9号先頭打者アーチで追い付くと、続く2回にも先頭の新井が12号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。更に、3回には一死二塁からロペスのタイムリーで3点目、2点を追う阪神は直後の4回、SAMのタイムリーで1点差と詰め寄ると、7回にはハートキーのタイムリーでついに同点。3−3の儘、迎えた土壇場9回裏、広島は先頭のロペスがヒットで出ると、一死後、浅井がライトスタンドへ12号2ランを叩き込み、サヨナラ勝ち。9回からマウンドに上がった2番手の紀藤に3勝目が転がり込んだ。

福岡ドーム:ダイエー16勝7敗1分
Bu 000100000  1
H  10000212×  6
勝:ラジオ8勝6敗 負:山村6勝8敗
本:柴原6、J.マッケンジー8
 柴原、決勝2ラン! 万全の継投で連敗脱出!
ダイエーは初回、二死二塁から小久保のタイムリーで1点を先制。1点を追う近鉄は4回、一死一塁から鷹野が右中間突破のタイムリー三塁打を放ち、同点。1−1の儘、迎えた6回、ダイエーは先頭の鳥越がヒットで出ると、続く柴原がライトスタンドへ6号2ランを叩き込み、勝ち越しに成功。続く7回には一死一、三塁から代打・林のタイムリーで4点目。更に、8回には一死一塁からJ.マッケンジーが左中間へ8号2ランを叩き込み、ダメ押し。投げては先発・ラジオが7回途中まで1失点に抑えると、8回には先発要員の若田部、9回にはセーブのつかない場面ながら守護神・ペドラザと万全のリレーで逃げ切り、連敗を3でストップ。マジックは2つ減って9となった。

GS神戸:オリックス11勝11敗2分
L  200000030  5
BW 03101021×  8
勝:嘉勢1勝2敗 負:石井10勝5敗
本:エセネオエセ松井21、五島1、アリアス22,23、藤井18、中島2
 アリアス、逆転弾含む2発! 嘉勢、プロ初先発初勝利!
初回、エセネオエセ松井の21号2ランで先制されたオリックスは2回、五島のプロ初アーチで1点差とすると、更に、アリアスが22号2ランを放ち、逆転に成功。続く3回には藤井のタイムリー,5回にはエセネオエセ松井のタイムリーエラーで1点ずつ加えると、7回には藤井に18号2ランが飛び出して、7点目。5点を追う西武は直後の8回、中島の2号ソロ、エセネオエセ松井の犠飛,フェルナンデスのタイムリー二塁打で2点差と迫ったものの、その裏、オリックスはアリアスがこの日2本目となる23号ソロを放ち、ダメ押し。プロ初先発となった嘉勢は8回途中まで5失点ながらも打線の援護に助けられ、プロ初勝利をマークした。