球界トピックス
9月16日
東京ドーム:巨人15勝11敗
YB 010000003 4
G 00142000× 7
勝:斎藤雅3勝0敗
負:細見5勝2敗
本:斎藤雅1、ソーサ元木5、鈴木なおのり17
斎藤雅、投打に渡る大活躍! 茂雄、またもや今季初完投を阻止する嫌がらせ!
前日、再三再四に渡る投入すべきポイントで徹底して川相起用を後回しにし、最後まで幽閉策を貫いた挙げ句、対横浜6連敗と言う醜態を晒したにも拘わらず、この日も茂雄は川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人先発・斎藤雅はいかにも旧三本柱解体プロジェクトの一環と言わんばかりの茂雄の怒濤の嫌がらせ攻勢に辟易としながらも川相不在のバックではアテにならないとばかりに立ち上がりからペース配分を無視し、いきなり石井タクロー,金城と連続三振を奪うなど、強引に三振を取りに行く投球を展開。しかし、続く2回、先頭のローズを歩かせると、メカゴジラにはライト前に弾き返されて、無死一、二塁。一死後、礒?に左中間へタイムリー二塁打を浴びて、先制点を献上。ローズに続いて、メカゴジラも一気に本塁を狙ったものの、これは間一髪アウトとなって、この回、1点止まり。一方、川相不在で粘りにも繋がりにも欠ける巨人打線は横浜先発・細見の前に2回までパーフェクト。続く3回もソーサ元木,チュウと倒れて、簡単に二死を取られたものの、ここで斎藤雅が川相不在で頼りにならない打線では自分が打つしかないとばかりに左中間スタンド中段へ自らを助ける今季1号ソロを叩き込み、同点。茂雄の旧三本柱解体プロジェクト阻止へ孤軍奮闘の斎藤雅の活躍がようやくナインに火をつけたか、続く4回、一死から今夜の松井さんがレフト線へ二塁打を放つと、続く破戒僧・清原がライト前にタイムリー。二死後、ソーサ元木が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ5号2ラン。更に、チュウがレフト前に弾き返すと、茂雄に対して反骨心剥き出しの斎藤雅が今度は一、二塁間を破り、一、二塁。ここでガッツな貴公子・仁志がセンター前にタイムリーを放ち、この回、4点。川相不在では何点あっても足りないとばかりに攻撃の手を緩めない巨人は続く5回には、一死一、二塁から江藤がライト前にタイムリーを放つと、二死後、チュウがセンター前にタイムリーを放ち、2点を追加。直後の6回、茂雄は江藤をベンチへ下げ、ソーサ元木をショートからサードに回したものの、ショートには名手・川相…ではなくニックンを投入して斎藤雅の神経を逆撫でするあくなき嫌がらせ攻勢。しかし、茂雄の嫌がらせプロジェクト阻止に燃える斎藤雅はこれにもめげず、百戦錬磨のコーナーワークを展開し、横浜打線を翻弄。迎えた8回裏、先頭打者となる斎藤雅に対して、今季初完投を阻止すべく、茂雄が嫌がらせ代打攻勢をかますのでは?と心配されたが、前回の登板時にも8回に同様の嫌がらせをかまし総スカンを食らった事が骨身に染みたのか、嫌がらせ攻勢はなく、その儘、斎藤雅を打席に送り込んだ。かくして、9回のマウンドにも上がった斎藤雅だったが、川相不在の為に初回から全力投球を続けてきた為に心身共に限界を通り越していたか、先頭の石井タクローにヒットを許すと、続く金城には左中間へタイムリー二塁打。更に、鈴木なおのりには左中間スタンドへ17号2ランを浴びて、この回、3点目。何とか川相を出さずに斎藤雅を引っ込めたい茂雄は、ローズを打ち取って一死となった所で、左が続くと言う大義名分を盾にショートを代えれば済むものをわざわざ斎藤雅の降板を選択する嫌がらせを敢行し、またもや斎藤雅の今季初完投を阻止! 代わってマウンドに上がった岡島は川相不在とは言え、ここで逆転を許してしまっては、嫌がらせプロジェクト完遂に近付く事になり、ますます茂雄を増長させてしまうと危惧し、死力を尽くして、後続を断ち切り、斎藤雅に3勝目を献上。斎藤雅に白星がついてしまったものの、何とか初完投は阻止し、川相もフル欠場に追い込めたとあって茂雄はご満悦で、今後も川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって、依然として、球団史上初の4年連続V逸の可能性を大きく残している。尚、マジックは1つ減って4となった。
ナゴヤドーム:中日15勝9敗 |
広島:広島11勝14敗1分 |
福岡ドーム:ダイエー15勝7敗1分 |
千葉マリン:ロッテ5勝19敗1分 |
GS神戸:オリックス10勝11敗2分 |