球界トピックス

9月13日


甲子園:阪神9勝17敗
G  000000010  1
T  00010300×  4
勝:ハンセル7勝5敗
負:メイ11勝7敗
S:葛西7勝4敗17S
本:ハートキー4、ヒットマン後藤5
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 茂雄、ヘッポコ采配爆裂で屈辱の大惨敗!
10日の試合で川相をフル欠場に追い込んだ事で悪夢の大惨敗を喫したにも拘わらず、この日も茂雄は懲りずに名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。前日、大阪への移動に使った新幹線が台風の影響による豪雨で足止めを食らった為に車中泊を強いられ、体調が万全でないガッツな貴公子・仁志,清水,ニックン,江藤らを使っておきながら、その冷静な分析力により空路を選び体調万全の川相を外すと言う信じがたい茂雄の非道なやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、阪神先発・ハンセルの前にあえなく三者凡退。続く2回には一死から破戒僧・清原,江藤の連打で一、三塁としたものの、ニックンはボテボテのサードゴロで清原は本塁憤死。続くチュウもショートゴロに倒れて、結局、二者残塁と川相不在を痛感させる拙攻ぶりを展開。0−0で迎えた4回裏、一死から和田の何でもないショートゴロを川相と比べて安定感に賭けるニックンが痛恨のエラー川相不在の重さを改めて思い知らされ愕然としたメイの動揺をついて、二死後、新庄が右中間を破るタイムリー二塁打を放ち、ついに1点を先制。川相不在で粘りも繋がりもない巨人打線は6回まで毎回の7三振を喫するなどハンセルの前に僅かに3安打と完全に沈黙。しかし、6回裏、ノムさんは何を血迷ったか、好投のハンセルに対して、代打・カツノリを投入する大暴挙。カツノリはボテボテのピッチャーゴロに倒れ、巨人にとっては万々歳の展開と思われたが、ハンセル降板で安心してしまったのか、メイは続く上坂にヒットを浴びると、二盗,三盗と簡単に許し、更に、和田を歩かせて、一死一、三塁。ここでハートキーにレフトスタンドへ4号3ランを叩き込まれ、致命的な4点目を失う最悪の展開。ハンセルから西川に代わった7回だったが川相不在とあって一向にモチベーションの上がらない巨人はマッスル千代の富士,今夜の松井さんとあえなく凡退。この後、破戒僧・清原,江藤と連打を浴びせたものの、3番手・伊藤の前にこの日、インケツ続きのニックンどん詰まりのピッチャーゴロに倒れるインケツぶりを発揮し、二者残塁と、またもや川相不在の弊害を露呈する有様。続く8回、4番手・福原に対して、代打・ヒットマン後藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ球団新のシーズン187本目となる5号ソロを叩き込み、ようやく1点。続く前略・三沢興一の打順で茂雄は名手・川相…ではなく斉藤宜を投入する嫌がらせを敢行。斉藤宜はあえなく空振り三振に倒れたが、川相をベンチに追いやる事が最大の任務である斉藤宜の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相の姿にご満悦で、結局、この回、1点止まり。土壇場9回、ここからマウンドに上がった遠山に対して、マッスル千代の富士は凡退したものの、今夜の松井さんが今季100個目の四球を選んで出塁。ここでノムさんは葛西にスイッチすると、葛西の前に破戒僧・清原はあえなく空振り三振。続く江藤が三遊間を破り、何とか繋いだ所で、茂雄は名手・川相…ではなく、マルちゃんを投入する嫌がらせを敢行。しかし、破戒僧・清原を出したい茂雄によって、耳にタコが出来る程「マルちゃんは疲れてますからねぇ、エヘヘヘ〜」と口撃をかまされる精神攻撃の上に、大したケガでもないにも拘わらず、肉離れと称して二軍へ島流しにされるなどして、打点王を初めとする打撃三冠のタイトル奪取の可能性を奪い取られる悪逆非道な行為を受け、たまにスタメンと思えばレフトを守らされて投手陣から総スカンと散々のマルちゃんただでさえ川相不在の上、茂雄の執拗な嫌がらせを打破する為には一発を狙うしかない状況とあって、繋ぐバッティングなど出来よう筈もなく、明らかに一発狙いの振り回すスイングでショートゴロに倒れて、ゲームセット。悪夢の川相フル欠場により敗れるべくして敗れた巨人だが、相変わらず、茂雄は敗因がそこにあるなどとは微塵も思っておらず、今後も川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって、依然として、球団史上初の4年連続V逸の可能性を大きく残している。尚、中日が敗れた為、マジックは1減って7となった。

ナゴヤドーム:中日12勝11敗
C  002220110  8
D  222000000  6
勝:山崎健5勝1敗3S 負:霊感投手・落合0勝2敗 S:紀藤2勝2敗2S 
本:中村3、ディアス5、浅井11、朝山5
 ロペス、決勝犠飛! 朝山、4安打2打点!
中日は初回、無死満塁からゴメスの犠飛で先制すると、続く立浪がタイムリーを放ち、この回、2点。続く2回には中村の3号ソロ等で2点を追加。直後の3回、ディアスの5号2ランで2点差とされるも、その裏、中村のタイムリー二塁打で再び4点差。粘る広島は4回、浅井の11号,朝山の6号と言う連続アーチで2点を返すと、5回には朝山のタイムリー内野安打と、ダブルスチールでついに同点。6−6の儘、迎えた7回、広島は一死三塁からロペスがレフトへ犠飛を打ち上げ、勝ち越すと、8回には代打・浅井のタイムリーでダメ押し。最後は紀藤が締めて、2セーブ目。4番手の山崎健に5勝目がついた。

神宮:ヤクルト10勝12敗1分
YB 0000000    0
S  0111202    7 7回降雨コールド
勝:伊藤智7勝6敗 負:野村2勝8敗 
本:岩村14
 伊藤智、7回零封! 岩村、先制弾含む3打点!
2回、ヤクルトは岩村がレフトスタンドへ14号ソロを叩き込み、1点を先制。続く3回には二死二塁からペタジーニのタイムリー,4回には二死二塁から飯田のタイムリー二塁打で1点ずつ加えると、5回には二死一、二塁からダブルスチールを決めた後、岩村がセンター前に2点タイムリーを放ち、5点目。更に、7回には宮本,飯田のタイムリーでダメ押しの2点を追加。投げては先発・伊藤智が7回までに5安打浴びながらも要所を抑える無失点投球を展開。試合は7回を終わった所で、降雨コールドとなった為、伊藤智は昨年9月以来の完封となり7勝目。これでヤクルトは3連勝となった。

福岡ドーム:ダイエー12勝13敗
M  010000110  3
H  001000000  1
勝:ジョニー黒木8勝11敗 負:若田部9勝10敗 S:小林雅11勝6敗7S
本:堀4,5
 ジョニー、力投! ダイエー、9連勝でストップ!
ロッテは2回、堀が4号ソロを叩き込み、1点を先制。1点を追うダイエーは3回、二死三塁から柴原がレフト前にタイムリーを放ち、同点。1−1で迎えた7回、ロッテは諸積がタイムリー二塁打を放ち、ついに勝ち越し。続く8回には堀がこの日2本目となる5号ソロを叩き込み、3点目。粘るダイエーは土壇場9回、一死一塁として、ロッテ先発・ジョニー黒木を引きずり下ろすと、代わった小林雅に対しても、松中,秋山と連打を浴びせて満塁としたものの、バンクス,代打・坊西と倒れてゲームセット。ダイエーの連勝は9でストップし、マジックは12の儘、変わらず。ジョニー黒木は5連勝で8勝目小林雅は7セーブ目をマークした。

大阪ドーム:近鉄15勝11敗
BW 000331000  7
Bu 20200310×  8
勝:香田5勝2敗 負:小倉6勝5敗10S S:大塚1勝1敗23S
本:中村38、藤立3、小川4、ナナリー3
 中村、先制38号2ラン! 武藤、決勝二塁打!
近鉄は初回、一死三塁から中村の38号2ランで先制すると、3回には一死二、三塁から吉岡のタイムリーで2点を追加。4点を追うオリックスは直後の4回、藤立の3号3ランで1点差と詰め寄ると、続く5回には小川が4号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。更に、6回にはナナリーに3号ソロが飛び出して7点目。しかし、その裏、近鉄は武藤,大村のタイムリーで3点を返し、追い付くと、続く7回には一死一、二塁から、またも武藤がライト前にタイムリー二塁打を放ち、勝ち越し。8回途中からマウンドに上がった守護神・大塚が9回は三者三振で締め括り、近鉄が逃げ切った。大塚は23セーブ目,3番手の香田に5勝目がついた。

東京ドーム:日本ハム10勝13敗
L  110031010  7
F  310000001  5
勝:森5勝6敗21S 負:清水5勝9敗
本:オバンドー28,トム34、垣内13、玉野2
 垣内、逆転3ラン! 日ハム、逆転Vへ崖っ縁!
初回、ウメさんのタイムリーで先制された日本ハムはその裏、二死一塁からオバンドーが28号2ランを叩き込み、あっと言う間に逆転。更に、続くトムも34号ソロを放ち、この回3点。直後の2回、西武は清水タイムリー二塁打で1点差。その裏、1点を返され、2点差の儘、迎えた5回には、二死一、三塁から垣内が13号3ランを叩き込み、一気に逆転。続く6回には玉野が2号ソロを放つと、8回には小関のタイムリーでダメ押し。土壇場9回、日本ハムは抑えの森に対して、一死一、二塁から片岡のタイムリーで1点を返し、なおもオバンドー,トムと続く場面を作ったものの、いずれも打ち取られて万事休す。