球界トピックス

9月8日


東京ドーム:巨人9勝12敗
S  100100100  3
G  101000000  2
勝:石井一6勝9敗
負:カリメロ12勝5敗
本:ガッツな貴公子20、中井美穂の旦那12
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 茂雄、ヘッポコ采配炸裂で連勝ストップ!
チュウと共に企画した焼肉決起集会効果によりチームを7連勝に導いたにも拘わらず、茂雄はまたも名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・カリメロは川相不在とあって愕然。ヤクルトはこのカリメロの動揺をついて、いきなり先頭の飯田がレフト線へ弾き返し、二塁を陥れると、続く土橋がチョコンと合わせて一塁後方に落とすタイムリーを放ち、電光石火の先制点をゲット。その裏、巨人は一死から茂雄に「ヒラメなんてものじゃない。オコゼだよ、オコゼ!」などと中傷されて怒り心頭の清水がライト前へ弾き返すと、続くマッスル千代の富士が右中間へ二塁打を放ち、二、三塁。ここで今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。完全にスタンドインと思われた打球だったが、これが何と天井に当たって失速してしまうハードラック。スタンドには届かなかったものの、それでもフェンス一杯まで届く犠飛としては十二分の当たりとなり、清水が同点のホームイン。更に、破戒僧・清原が歩いたものの、江藤が空振り三振に倒れて、二者残塁。川相不在とあってはペース配分無視の全力投球モードでいくしかないと悟ったカリメロは川相不在のバックはアテにはならないとばかりに2回,3回と6者連続三振を奪う快投を展開。その裏、巨人は先頭のガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ20号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。しかし、直後の4回、飛ばし過ぎの影響か早くも疲労の色が見えてきたカリメロに対して、ヤクルトは先頭の稲葉がレフト前に弾き返すと、続くペタジーニがレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、あっさり同点。2−2の儘、迎えた7回には先頭の中井美穂の旦那・古田がレフトスタンドへ12号ソロを叩き込み、勝ち越し。その裏、巨人は一死からニックンがヒットで出塁。ここで茂雄は二死にしてまで犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとく村田善に犠打の指示を出し、ニックンを二塁へ進めると、カリメロの打順で名手・川相…ではなくソーサ元木を投入する嫌がらせを敢行。ソーサ元木は見逃し三振に倒れる最悪の展開となったが、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるソーサ元木の結果などどうでもいい茂雄は川相がベンチで歯痒い様子を見せているとあってご満悦。続く8回、一死から茂雄は今更になって左の石井一が相手だからと、よりにもよって、その石井一からこの日、会心のヒットを放っている清水を引っ込めてマルちゃんを投入する果てなき嫌がらせ攻勢! しかし、破戒僧・清原を出したい茂雄によって、耳にタコが出来る程「マルちゃんは疲れてますからねぇ、エヘヘヘ〜」と口撃をかまされる精神攻撃の上に、大したケガでもないにも拘わらず、肉離れと称して二軍へ島流しにされるなどして、打点王を初めとする打撃三冠のタイトル奪取の可能性を奪い取られる悪逆非道な行為を受け、たまにスタメンと思えばレフトを守らされて投手陣から総スカンと散々のマルちゃんただでさえ川相不在の上、茂雄の執拗な嫌がらせを打破する為には一発を狙うしかない状況とあって、繋ぐバッティングなど出来よう筈もなく、明らかに一発狙いの振り回すスイングで空振り三振に倒れる最悪の展開で結局、無得点。土壇場9回、先頭の松井さんの一、二塁間への痛烈な打球はダイビングしたセカンド土橋のグラブを弾いて、ライト前へ。しかし、破戒僧・清原はセカンドゴロゲッツーに倒れる本領発揮のチャンスブレイク! 続く江藤もレフトフライに倒れて、ゲームセット。悪夢の川相フル欠場により敗れるべくして敗れた巨人の連勝は7でストップ。川相不在の弊害が如実に現れる無様な試合展開でむざむざ石井一に今季初完投勝利を許す醜態を晒したにも拘わらず、茂雄は「(初回の)松井さんの天井直撃弾は不運でしたねぇ、エヘヘヘ〜」と相変わらず敗因をツキのなさとしか思っていない様で、今後も川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている

横浜:横浜11勝11敗
C  302000101  7
YB 010300000  4
勝:ミンチー姉さん11勝9敗 負:ゲーリー川村6勝9敗 S:紀藤2勝2敗1S 
本:ロペス13,14、礒?1
 ロペス、2打席連発! 紀藤、5年ぶりのセーブ!
広島は初回、二死一、二塁からロペスが13号3ランを放ち、3点を先制。2回にディアスのタイムリーエラーで1点を返されるも、3回、二死二塁からロペスが2打席連続となる14号2ランを叩き込み、5点目。4点を追う横浜は4回、一死一、二塁から礒?がプロ初アーチとなる3ランを叩き込み、1点差。5−4の儘、迎えた7回、広島は東出のタイムリーで突き放すと、9回にも一死二塁からまたもや東出がタイムリーを放ち、ダメ押し。6回に後頭部に打球を受けた為に大事をとって降板した先発・ミンチー姉さんに代わって7回からマウンドに上がった紀藤が3イニングをノーヒットに抑える好投を見せ、5年ぶりとなるセーブミンチー姉さんに11勝目がついた。

千葉マリン:ロッテ12勝9敗1分
Bu 010000000  1
M  04010022×  9
勝:名手?川井3勝2敗 負:アゴくら5勝7敗
 
 名手?川井、悲願のプロ初完投勝利!
2回、近鉄は吉岡の三塁打,鷹野の死球で一死一、三塁とすると、武藤がスクイズを決めて1点を先制。その裏、ロッテは一死一塁から小坂のタイムリー三塁打で追い付くと、連続四球で満塁となった後、フクーラのファーストゴロの間に小坂が勝ち越しのホームイン。更に、ボーリックが歩いた後、佐藤の2点タイムリーが飛び出して、この回4点。4回にはまたも佐藤がタイムリーを放つと、7回にはサブローが2点タイムリーを放ち、7点目。続く8回には二死満塁から諸積が2点タイムリーを放ち、ダメ押し。投げては先発の名手?川井が走者を出しながら、要所を締める粘りの投球を見せ、プロ初完投で3勝目をマーク。近鉄の連勝は6でストップした。

西武吹き抜けドーム:西武14勝8敗1分
H  000101013  6
L  000030000  3
勝:若田部9勝9敗 負:橋本1勝2敗 S:ペドラザ2勝3敗30S
本:ポール4、J.マッケンジー7、松中32、小久保28
 代打・坊西、決勝タイムリー! 破竹の6連勝でマジック王手!
西武先発・オツは初回、一死から最近好調の大道に対して雀士東尾直伝のビーンボールを左手親指に食らわせて、退場に追いやる殺人投球大道は全治3週間の骨折で今季の復帰は絶望的となり、まんまと策略が成功した西武だったが、これに対して怒り心頭のダイエーは4回、小久保,松中の連打で無死一、三塁とするとJ.マッケンジーのショートゴロ併殺崩れの間に1点を先制。しかし、西武は5回、二死一、三塁から代打・ポールがバックスクリーン左へ4号3ランを叩き込み、一気に逆転。2点を追うダイエーは直後の6回、J.マッケンジーがレフトスタンドへ7号ソロを放ち、1点差とすると、8回には先頭の松中がバックスクリーンへ32号ソロを叩き込み、ついに同点。土壇場9回には、この回から代わった西武2番手・橋本に対して、一死から村松が右中間を破る三塁打で出ると、ここで代わったデニーから、代打・坊西がレフト線にタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。更に、続く小久保が左中間スタンドへ28号3ランを叩き込み、ダメ押し。最後は守護神・ペドラザが3人で締め括り、30セーブ目をマーク。先発・若田部に9勝目がついた。これでダイエーは6連勝となり、マジック「15」の点灯へついに王手。一方、敗れた西武は引き分けを挟んで6連敗