球界トピックス

8月28日


 4年連続V逸の危機!? あくなき茂雄の嫌がらせ攻勢!
名手・川相をスタメンどころかフル欠場させておきながら、監督室に呼びつけて「頑張っていきましょう、エヘヘヘ〜」といけしゃあしゃあと嫌味をかますなど、嫌がらせ攻勢に余念がない茂雄だが、連敗脱出を名目にキャンプ時からほたえていた「3番ニックン」案を実行に移そうと図り、江藤を降格させる嫌がらせを画策している事が明らかになった。破戒僧・清原を4番に置こうと今夜の松井さんに対して数々の嫌がらせを謀り、4番が無理ならばスタメンをとターゲットをマルちゃんに移しての執拗な精神攻撃マルちゃんを出す為には投手陣との約束を裏切ってまで清水を外してレフトに置く等、自分のお気に入りの選手の為ならば、他の選手の気力を萎えさせる事など、何とも思わない茂雄だけに、このプランが実現する可能性も高いと見られている。これにより江藤が逆ギレし、大爆発する可能性がない事もないが、より下降線を辿る危険性も十二分に出てきた。また、前日の試合で久々にファーストでのスタメン復帰を果たしたマルちゃんだったが、チャンスでの打席にダブルスチールを敢行させて失敗に終わると言う茂雄の嫌がらせ采配に水をさされるなど活躍しきれず、一方、下半身に張りを訴えていた破戒僧・清原は29日に早くもスタメン復帰の予定との事で、またもマルちゃんは茂雄の目論見通りにベンチに幽閉される事になった。更に、川相幽閉策も例によって徹底させるのは必至とあって球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている

東京ドーム:日本ハム12勝12敗
H  300300100  7
F  12101030×  8
勝:芝草うちゅー1勝0敗
負:篠原9勝3敗2S
S:ミラバル1勝3敗16S
本:野口7、トム29,30、オバンドー22
 トム、2打席連発30号一番乗り! 野口、逆転タイムリーで6連勝!
ダイエーは初回、二死一、二塁から松中がライト線へ走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を先制。更に、続くJ.マッケンジーがレフト前にタイムリーを放ち、この回3点。その裏、日本ハムは内野安打で出た井出をガッツのタイムリー二塁打で返すと、続く2回には四球の田中幸を一塁に置いて、野口がレフトスタンドへ7号2ランを叩き込み、同点。更に、3回にはトムがライトスタンドへ突き刺さる29号ソロを放ち、勝ち越しに成功。直後の4回、ダイエーは二死一、二塁から代打・大道がレフト線へ逆転2点タイムリー二塁打を放ち、日本ハム先発・関根をKO。更に、代わった高橋憲から柴原がセカンドへの内野安打で繋ぐと、続く村松は思い切り叩き付けた打球がピッチャーの頭上に高く跳ね上がっている間に一塁へ駆け込むタイムリー内野安打として、6点目。日本ハムは5回、先頭のトムが右中間スタンドへ史上210人目の通算100号となる2打席連続の30号ソロを叩き込み、1点差。ダイエーは7回、先頭の村松が歩くと、吉永が送って、一死二塁。続く小久保が歩かされ、一、二塁となった所で、またも松中が一、二塁間を真っ二つに破るタイムリー! しかし、粘る日本ハムはその裏、オバンドーがレフトスタンドへ特大の22号ソロを叩き込むと、更に、一死二、三塁から野口が三遊間を破る2点タイムリーを放ち、逆転に成功。1点を追うダイエーは直後の8回、一死から大道,柴原の連打で一、三塁。日本ハムはここで守護神・ミラバルを投入すると、代打・坊西をショートゴロゲッツーに打ち取って、このピンチを脱出。ミラバルは土壇場9回にも先頭の吉永にヒットを許したものの、小久保をサードゴロ,松中をセカンドゴロゲッツーに斬ってとり、1点差を守りきった。ミラバルは16セーブ目、3番手の芝草うちゅーに昨年7月17日以来となる白星がついた。これで日本ハムは6連勝。一方、敗れたダイエーは3連敗となった。

 セ・リーグ、来季は延長12回引き分け制濃厚!
この日、東京・銀座の連盟会議室でセ・リーグ理事会が開かれ、来季から5試合増の140試合制に移行されるにあたり、労働強化に繋がると言う選手会側の甘っちょろい戯れ言を受けて、現行の「延長15回引き分け再試合制」から「延長短縮の上、引き分け再試合もなし」とされる事が決定した。具体的な内容は9月に行われる実行委員会の前に再び理事会を開き、検討する模様で、パ・リーグと同様の「延長12回引き分け制」となる事が有力視されているが、引き分けの可能性が高まる事から延長15回引き分け再試合制に移行しただけに、懸念する声も多く、勝率1位と勝利数1位とのプレーオフ制等も検討されているとの事だ。