球界トピックス

8月27日


横浜:横浜10勝14敗
G  000000100  1
YB 20102005× 10
勝:ハマのチンピラ9勝4敗
負:上原7勝6敗
本:ローズ19、鈴木なおのり10,11
 名手・川相、悪夢のフル欠場で3連敗! 上原、3被弾でKO!
この日、破戒僧・清原が下半身に張りを訴え、マルちゃんが7月9日以来となる5番ファーストでスタメン出場。しかし、前日、名手・川相を早々に代打投入しながら、その儘、守備につかせずベンチに引っ込めてしまった為に中継ぎ陣が次々と火ダルマにあったにも拘わらず、またも懲りずに茂雄は名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、横浜先発・ハマのチンピラ・三浦の前にあっさりと三者凡退。その裏、横浜は川相不在とあって不安感一杯の巨人先発・上原に対して、一死から金城がヒットで出ると、二死後、ローズがライトスタンドへ19号2ランを叩き込み、2点を先制。3回には、一死から鈴木なおのりが右中間スタンドへ10号ソロを放ち、3点目。巨人は4回、茂雄に「ヒラメなんてものじゃない。オコゼだよ、オコゼ!」などと中傷されて怒り心頭の清水が左中間を破る二塁打で出ると、続く江藤が歩いて、一、二塁。一死後、久々のファーストでのスタメンに気を良くして、前の打席でヒットを放っているマルちゃんを迎えた所で、茂雄は何を血迷ったか、ダブルスチールを敢行させ、清水は三塁で憤死する最悪の展開清原がいないうちに俺に活躍されたら、そんなに困るのか!?とばかりに怒り狂ったマルちゃんは繋ぐ気力がすっかり失せて、一発狙いの大振りスイングで空振り三振に倒れ、結局、無得点。依然として川相不在の不安感が拭えない上原に対して、横浜は5回、二死から金城が歩くと、鈴木なおのりがレフトスタンドへ2打席連続となる11号2ランを叩き込み、5点目を追加。巨人は7回、先頭の今夜の松井さんの一塁線への強烈な打球をハマの大馬人・駒田が弾き(記録はエラー)、二塁を陥れるも、茂雄の嫌がらせ攻勢により戦意喪失のマルちゃん,マッスル千代の富士があえなく凡退。しかし、ニックンがセンター前にタイムリーを放ち、ようやく1点。続くチュウの打席で茂雄は名手・川相…ではなくヒットマン後藤を投入する嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤はライト前に弾き返し、一、二塁となった所で茂雄は名手・川相をさしおいて、ケガ人の破戒僧・清原を投入する嫌がらせを敢行。しかし、土台、下半身に張りを訴えてスタメン欠場した選手に期待する事自体間違っている話で、破戒僧・清原はあえなくレフトフライに倒れて、二者残塁。だが、お気に入りの清原が凡退しようとも、川相がベンチで歯痒い様子を見せているとあって茂雄はご満悦。その裏からマウンドに上がった西山も川相不在とあって不安感一杯で、三浦を歩かせると、金城には内野安打を許し、二死一、三塁。ここで、この日、2ホーマーの鈴木なおのりを迎えたが、痛烈ながらもサード正面のゴロに打ち取って、辛くもこのピンチを脱出。しかし、依然として川相不在の不安感が拭えない西山は続く8回にはローズ,多村にヒットを浴びると、駒田を歩かせ、一死満塁。ここで相川に押し出し死球を食らわせると、投手の三浦にまで押し出し四球この期に及んでも代えるべきはショートであってピッチャーでない事に気付かない茂雄は西山からノリダー柏田にスイッチ。しかし、代わったノリダー柏田も川相不在の影響で不安感一杯。これに対して、横浜は石井タクローのショートゴロの間に1点をあげると、続く金城がレフト前に2点タイムリーを放ち、この回、一挙5点。9回も先頭の松井さんがヒットで出るも、茂雄の嫌がらせ攻勢により繋ぐ気力がすっかり失せているマルちゃんは一発狙いの大振りスイングで空振り三振,最後はマッスル千代の富士のセカンドゴロゲッツーによってゲームセットとなる川相不在による拙攻地獄を象徴する結末で、巨人はこの3連戦3連敗三浦は完投で9勝目をマークした。名手・川相は悪夢のフル欠場で敗れるべくして敗れた巨人だが、茂雄は敗因がそこにあると察知するどころか、試合後、チュウと名手・川相の両ベテランを監督室に呼びつけた挙げ句「頑張っていきましょう、エヘヘヘ〜」などと、フル欠場させておきながら、いけしゃあしゃあと嫌味をかます始末。この様子では今後も川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている

甲子園:阪神13勝11敗1分
C  000200000  2
T  20200000×  4
勝:川尻9勝5敗 負:長谷川0勝2敗 S:葛西7勝4敗15S 
本:タラスコ14、桧山4、ロペス10
 タラスコ,桧山で全打点! 好投・川尻、9勝目!
今季初先発となる広島・長谷川に対して、阪神は初回、先頭のミスタースナイパー坪井が出ると、和田が送って、一死二塁。ここでタラスコが一、二塁間を破る先制タイムリー。更に、新庄が出た後、悠久の若虎・桧山がセンター前にタイムリーを放ち、この回、2点。3回にはタラスコの14号ソロ,悠久の若虎・桧山の4号ソロで2点を追加。4点を追う広島は4回、ロペスが10号2ランを叩き込み、2点差。土壇場9回、先頭の浅井がヒットで出ると、ノムさんは完投目前の川尻を諦め、遠山−葛西と繋ぐ必勝リレーを展開。遠山がキュラソ星人を退ける、最後は葛西がロペスをゲッツーに斬ってとり、ゲームセット。葛西は15セーブ目川尻に9勝目がついた。

神宮:ヤクルト8勝14敗
D  000001000  1
S  00322603× 16
勝:伊藤智5勝6敗 負:小山1勝1敗 
本:飯田3
 ゴメス欠場で打線沈黙! 投手陣も火ダルマで痛恨の大敗!
0−0で迎えた3回、ヤクルトは一死満塁から稲葉がセンターへ犠飛を打ち上げ、1点を先制。更に、ペタジーニがライト線へ2点タイムリー二塁打を放ち、この回、3点。続く4回には真中のタイムリーで2点、5回にも副島のタイムリーで2点を追加。6回には6安打を集中して、一挙6点を奪うと、8回には飯田の3号ソロ等でダメ押しの3点を追加。投げては先発・伊藤智が8回を6安打1失点の好投で5勝目。調子の上がってきたゴメスが寝違えによる頸椎捻挫で欠場となり、得点力がダウンした中日は6回に山崎のタイムリーで完封を逃れるのがやっと。投げては4人の投手陣が19安打16失点とメッタ打ちを食らう散々な試合内容だった。

大阪ドーム:近鉄10勝13敗
L  000000000  0
Bu 00000010×  1
勝:香田3勝1敗 負:土肥3勝1敗 S:大塚1勝1敗18S
 
 礒部、決勝三塁打! 完封リレーで連日の首位いじめ!
両軍共、序盤からチャンスを掴みながらも、あと一本が出ず、0−0の儘、試合は終盤へ突入。迎えた7回、西武はヒットと四球で一、二塁とし、近鉄先発・エルビラをKO。代わった香田に対して、雀士東尾は造反をかましたジェファーソンに代わり一軍に昇格したポールを投入するも空振り三振。続く小関も倒れて、結局、二者残塁。その裏から西武もここまで2安打に抑えていた先発・潮崎から土肥にスイッチするもこれが裏目。近鉄は一死後、吉岡が二塁打を放つと、続く礒部が右中間を破るタイムリー三塁打を放ち、ついに均衡を破る先制点。最後は守護神・大塚が三人でピシャリと締めて、完封リレーを達成。大塚は18セーブ目。2番手の香田に3勝目がついた。

GS神戸:オリックス11勝10敗1分
M  000020000000  2
BW 020000000000  2
 
 

 鈴木、脇腹痛で途中退場! ドローで連敗阻止ならず!
現在、「6」と続いている連敗を何とか阻止したいオリックスは2回、先頭のアリアスが二塁打で出ると、一死後、五島がセンター前へ先制タイムリー。続く塩崎もヒットで繋ぐと、三輪がライトへ犠飛を打ち上げて、この回、2点目。2点を追うロッテは5回、二死一、三塁から諸積,サブローの連続タイムリーが飛び出して、試合を振り出しに戻した。オリックスは、鈴木が3回の第2打席でファールを打った際に右脇腹を痛め、4回終了後にベンチに退くアクシデントに見舞われ、得点力がダウン。走者を出しながらも決め手に欠く苦しい展開を強いられたが、先発・戎,2番手・小倉が必死の粘投で防戦。試合は2−2の儘、延長に突入したが、両軍共、あと一本が出ず、決め手に欠いた儘、結局、延長12回規定により引き分けに終わった。尚、途中退場した鈴木は神戸市内の病院へ直行。診察の結果「右腹斜筋挫傷」で全治3〜4週間の診断で、今季中の復帰も難しい状態となってきた。既に、規定打席に到達している為、7年連続の首位打者はほぼ安泰と言っていいものの、2年連続して最多安打のタイトルを手放す事になるのは確実で、4割挑戦も夢と消える事になりそうだ。優勝争いへ食い込みたいオリックスにとっても、計り知れない大ダメージとなった。また、この日、ファーム落ちを通告された下痢ニールだが、首脳陣との会談の結果、(球団側の発表によると)「自己都合により」28日に帰国する事が決定。再来日は未定との事だが、来季の戦力構想には入っていない模様で、この儘、退団となる可能性が高いと見られている。

東京ドーム:日本ハム11勝12敗
H  000004010  5
F  00130003×  7
勝:高橋憲2勝0敗1S 負:吉田7勝3敗1S
本:トム28、松中29、田中幸12
 田中幸、逆転3ラン! 日本ハム、5連勝で首位に肉迫!
0−0で迎えた3回、日本ハムはガッツの犠飛で1点を先制。続く4回にはトムが28号2ランを叩き込むと、更に、奈良原のタイムリーで、この回3点。ダイエーは6回、無死満塁から小久保の犠飛で1点を返すと、続く松中が29号3ランを叩き込み、一気に同点。更に、8回にはJ.マッケンジーのタイムリーでついに勝ち越し。しかし、その裏、日本ハムは二死一、二塁から田中幸が12号3ランを叩き込み、逆転に成功。8回途中から登板した高橋憲が最後まで投げきり、2点のリードを守りきった。これで日本ハムは今季3度目の5連勝