球界トピックス

8月24日


東京ドーム:巨人12勝10敗
C  2010000000  3
G  1011000001× 4
勝:岡島4勝2敗6S
負:高橋4勝7敗4S
本:町田12、マッスル千代の富士20、今夜の松井さん33
 川相不在で悪夢の残塁地獄! 今夜の松井さん、起死回生のサヨナラ33号!
前藤田政権の残党狩りを謀る茂雄によって、名手・川相がフル欠場に追い込まれたばかりか、桑田がワンテンポ遅れて登板させられた事によりリズムを狂わされ斎藤雅の復帰戦をぶち壊した事で、とてもマジック点灯目前の首位チームとは思えない深刻な状況に追い込まれた巨人だが、そんな事には委細構わず、自分の嫌がらせ采配が全てシナリオ通りに進んだ事に大層ご満悦の茂雄は、この日も名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この日、ナベツネが茂雄の去就について「優勝すれば当然(続投)だが、しなくてもそうなるかもしれん」と茂雄信者以外の巨人ファンが凍り付く爆弾発言をかました上に、連日のあくなき嫌がらせ行為に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・メイは川相不在とあって「3連敗している状況で何で懲りずにカワイを外すんだ!? 批判文書をバラまくぞ!」とばかりに怒り心頭。これに対して、広島は初回、一死から東出が歩くと、町田がレフトスタンド中段へ12号2ランを叩き込み、2点を先制。その裏、巨人は二死から、この日、3番に昇格したマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーンに飛び込む20号ソロを放ち、1点差。しかし、依然として川相不在の影響から情緒不安定のメイに対して、広島は3回、先頭のキムタクがヒットで出ると、東出が送った後、町田がセンター前にポトリと落とし、一死一、三塁。ここでキュラソ星人が高いバウンドでファーストの頭を越えるタイムリーを放ち、3点目。その裏、巨人は川相不在では自分が突破口を開くしかないとばかりにメイが自らヒットで出塁。一死後、茂雄に「ヒラメなんてものじゃない。オコゼだよ、オコゼ!」などと中傷されて怒り心頭の清水もヒットを放ち、一、三塁。ここでマッスル千代の富士のボテボテのサードゴロの間にメイが返って、再び1点差。続く4回には先頭の破戒僧・清原の止めたバットに当たった打球が飛んだコースが良く内野安打となると、6番に降格された江藤が三遊間を破り、無死二、三塁。しかし、ニックン,チュウが空振り三振に倒れ、あっと言う間に二死。ここで、やはり川相不在では自分が打つしかないとばかりにまたもやメイがセンター前に弾き返すタイムリーを放ち、ついに同点。なおも、一、三塁のチャンスだったが、仁志はセンターフライに倒れて、二者残塁。5回、広島は、先頭の町田がこの日、3本目のヒットで出ると、すかさず二盗。一死後、ロペスの犠飛でタッチアップで三塁へスライディングした際、右足をベースに強打し退場するアクシデント。二死三塁から、朝山が空振り三振に倒れ、結局、町田は無駄死にと終わった。その裏、巨人は茂雄に「その茶髪がいけない」などとノムさんのごとき理不尽なイチャモンをつけられて怒り心頭の清水がライト前ヒットで出るも、マッスル千代の富士がセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。6回,7回と先頭打者を出して、二死三塁まで持っていきながら、あと一本が出ず。8回にも先頭の今夜の松井さんが四球で出るも、続く破戒僧・清原がサードゴロゲッツーに倒れる本領発揮のチャンスブレイク。好調の町田が抜けて得点力がダウンした広島相手に野村−南と繋いで、必死の防戦を図る巨人だが、肝心の打線の方が拙攻続きで勝ち越せない儘、土壇場9回裏に突入。先頭のニックンが死球を食らうと、チュウが送って一死二塁となった所で茂雄は敬遠されるに決まっているにも拘わらず、名手・川相ではなくマルちゃんを投入する嫌がらせを敢行。案の定、マルちゃんは歩かされると、仁志の三遊間へのゴロが内野安打となり、一死満塁。ここで代わった高橋に対して、清水がキャッチャーフライに倒れると、マッスル千代の富士もセンターフライに終わり、結局、三者残塁とまたしても川相不在の弊害を露呈。試合は3−3の儘、延長にもつれ込んだ。迎えた10回、先頭の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ33号ソロを叩き込み、サヨナラ勝ち川相不在の影響で拙攻につぐ拙攻続きとなったものの、松井さんのサヨナラアーチと言う劇的な結末を呼んでしまった事で茂雄はすっかりご満悦とあって、今後も川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている

大阪ドーム:阪神10勝9敗
S  21000001000000  4
T  20101000000001× 5
勝:葛西6勝4敗14S 負:高橋一0勝1敗
本:新庄23、岩村9,10、ミスタースナイパー坪井4
 延長14回、SAM、サヨナラタイムリー!
初回、ペタジーニのタイムリー,中井美穂の旦那・古田の犠飛で2点を先制された阪神は、その裏、新庄がレフトスタンドへ3試合連続となる23号同点2ラン。直後の2回、岩村の9号ソロで勝ち越されるも、3回、ミスタースナイパー坪井が4号同点ソロ。更に、5回には二死二塁から和田がタイムリー三塁打を放ち、ついに勝ち越しに成功。1点を追うヤクルトは8回、岩村がこの日2本目となる10号同点アーチを掲げて、試合は延長戦に突入した。4−4の儘、迎えた14回、阪神は二死一、二塁から途中からマスクを被っていたSAMがライトオーバーのサヨナラタイムリーを放ち、5時間40分の激闘にピリオドを打った。

ナゴヤドーム:中日11勝9敗
YB 001000001  2
D  100000000  1
勝:細見3勝1敗 負:山本昌8勝7敗 S:木塚5勝3敗9S 
 
 代打・進藤、決勝タイムリー! 山本昌、粘投及ばず!
初回、中日は一死から李ボンジョムが三塁打で出ると、続くホビーのショートゴロの間に1点を先制。1点を追う横浜は3回、二死から石井タクロー,金城,鈴木なおのりと3連打を浴びせて、同点。その後、両軍譲らず、試合は1−1の儘、土壇場9回に突入。横浜は二死から、中根の四球,波留のヒットで、一、二塁。ここで代打・進藤がレフト前へタイムリーを放ち、ついに勝ち越しに成功。9回は森中−木塚と繋いで、この1点を守りきり、ゲームセット。木塚は9セーブ目8回4安打1失点と好投した先発の細見に3勝目がついた。中日先発・山本昌は9安打を浴びながらも2失点完投と粘ったが打線の援護に恵まれず、無念の7敗目

西武吹き抜けドーム:西武14勝7敗1分
H  000000010  1
L  000000000  0
勝:若田部8勝9敗 負:豊田5勝6敗
 
 松中、値千金の一打! 若田部、完封で連敗阻止!
ダイエー先発・若田部が7回まで僅か1安打無四球とつけいる隙を許さない好投を展開すると、負けじと西武先発・豊田も走者を出しながらも要所を締める粘りの投球で一歩も譲らず、0−0の儘、終盤に突入。7回裏、西武は二死満塁と初のチャンスを掴んだものの、代打・貝塚が空振り三振で三者残塁。直後の8回、ダイエーは柴原のヒット,小久保の死球で二死一、二塁とすると、松中がレフト前にタイムリーを放ち、ついに均衡を破る先制点をゲット! 若田部はこの1点を守りきり、散発2安打10三振の完封で8勝目。ダイエーの連敗は3でストップし、首位西武とのゲーム差は再び1と縮まった。

福井:オリックス13勝9敗
F  300010411 10
BW 000030000  3
勝:伊集院光の弟子・金村7勝3敗 負:カルロス5勝3敗1S
本:島田6。ガッツ22
 猛爆・ビッグステーキ! 毎回15安打で3位浮上!
日本ハムは初回、2つの四球で二死一、三塁とすると島田がレフトスタンドへ6号3ランを叩き込み、3点を先制。5回にはガッツの22号ソロで4点目。その裏、オリックスは代打・下痢ニールのタイムリー二塁打,谷の2点タイムリーで1点差。しかし、日本ハムは7回、一死一、三塁からオバンドーの犠飛で5点目。更に、二死満塁から、田中幸,野口の連続タイムリーでこの回、4点を追加し、試合を決定付けた。8回には島田の犠飛,9回にも奈良原のタイムリー二塁打で加点した日本ハムは毎回15安打10点を奪う猛攻で快勝し、5連敗のオリックスと入れ替わりで3位浮上となった。