球界トピックス

8月20日
第82回全国高校野球選手権:智弁和歌山7−5光星学院 育英7−10東海大浦安


東京ドーム:巨人14勝8敗
D  000100310  5
G  030000000  3
勝:岩瀬8勝5敗1S
負:上原7勝5敗
S:ギャラード1勝0敗25S
本:ニックン7、ピンキー井上9、李ボンジョム7
 名手・川相、悪夢のフル欠場! 自業自得の逆転負けでマジック点灯失敗!
中日のバッテリーエラーと大拙攻に助けられたに過ぎないにも拘わらず、名手・川相を幽閉した儘、マジック点灯に王手をかけてしまった事に図に乗った茂雄は、この日も名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は2回、一死から破戒僧・清原がレフト前に弾き返すと、マッスル千代の富士がファーストへの内野安打で一、二塁。ここでニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ7号3ランを叩き込み、3点を先制。3回にも二死二、三塁とチャンスを掴んだものの、破戒僧・清原がセカンドゴロに倒れる本領発揮のチャンスブレイクで二者残塁。人身事故を起こした上に同乗していた女性を現場から逃がした件で週刊誌に叩かれまくられた影響から受けた深い心の傷がようやく癒えて、一軍に復帰してきた巨人先発・上原だったが、復帰早々、完全に癒えた訳ではない心の傷に塩を塗るがごとく川相を外される嫌がらせを受け、初回からペース配分無視の全力投球モードを強いられる羽目となった。その影響で疲れの見え始めた4回、中日は先頭の関川が二塁打で出ると、一死後、ホビーがセンター前に弾き返し、一、三塁。ここでゴメスがセンターにきっちり犠飛を打ち上げて、関川がホームイン。川相不在の影響で繋がりに欠ける巨人打線は相変わらずのタイムリー欠乏症を露呈し、拙攻を繰り返すばかりで、一向に追加点をあげられず、上原の不安感は募る一方。これに対して、中日は7回、ホビー,ゴメスの連打で無死一、三塁のチャンスを掴むと、立浪がレフトに犠飛を打ち上げ、1点差。更に、二死後、ピンキー井上がライトスタンドへ9号2ランを叩き込み、逆転に成功。その裏、上原の打順で茂雄は無死走者なしと言う場面にも拘わらず、名手・川相ではなく、マルちゃんを投入すると言う適材適所を全く無視した嫌がらせを敢行。ただでさえ川相不在で一発に賭けるしかない状態の上、一発を狙えと言わんばかりの起用に、マルちゃんは繋ぎのバッティングなど出来よう筈もなく、明らかに一発狙いの振り回すスイングで空振り三振に倒れ、この回、結局、無得点。8回からマウンドに上がった南は今季ここまで無失点を誇っていたが、この茂雄のやり口に辟易とし、モチベーションが一気に低下。これに対して、李ボンジョムが左中間スタンドへ7号ソロを叩き込み、貴重な5点目を追加。土壇場9回、中日は守護神・ギャラードを投入する必勝パターンを展開したのに対して、先頭のニックンがあえなく三振。ここで茂雄はこの期に及んで名手・川相…ではなく、ヒットマン後藤を投入する嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤はに倒れたが、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるヒットマン後藤の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相の姿にご満悦。ゲームセットまであと一人と言う場面になっても、茂雄は川相を出す事なくソーサ元木を送り込む嫌がらせを敢行。ソーサ元木はセンター前に弾き返して、何とか繋いだものの、ガッツな貴公子・仁志が空振り三振に倒れ、ゲームセット。名手・川相は悪夢のフル欠場で敗れるべく敗れた巨人はマジック点灯に失敗! 茂雄ヘッポコ嫌がらせ攻勢の前に上原は対中日戦プロ初黒星を喫する結果となったが、茂雄は敗因がそこにあるなどとは微塵も思っておらず、今後も川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている

神宮:ヤクルト10勝11敗
C  200004010  7
S  102101003× 8
勝:本間1勝1敗 負:河野4勝5敗9S 
本:キュラソ星人25、副島7、ロペス9、岩村8、町田10
 稲葉、サヨナラタイムリー! 本間、プロ初勝利!
初回、キュラソ星人の25号2ランで先制されたヤクルトは、その裏、副島の7号ソロで1点を返すと、3回には中井美穂の旦那・古田の2点タイムリーで逆転に成功。更に、4回には山部のタイムリーで1点を追加。2点を追う広島は6回、ロペスが10号グランドスラムを叩き込み、一気に逆転。その裏、岩村の8号ソロで1点差とされるも、8回、町田が10号ソロを放ち、再び2点差に。土壇場9回、ヤクルトは一死二、三塁とすると、ここで代わった河野に対して、副島のファーストゴロの間にまず1点。更に、ペタジーニ,古田の連続四球で満塁となった所で稲葉がレフト前に2点タイムリーを放ち、逆転サヨナラ勝ちを収めた。4番手のルーキー本間はプロ初勝利

横浜:横浜12勝9敗
T  011000000  2
YB 40000000×  4
勝:ハマのチンピラ8勝4敗 負:湯舟4勝7敗 
 
 ハマのチンピラ、完投で8勝目! 阪神、8連敗!
横浜は初回、先頭の石井タクローがヒットで出ると、すかさず二盗。ここで金城がセンター前タイムリーを放ち、1点を先制。なおも、無死満塁となった所で中根のレフト前タイムリーで2点目。更に、波留,相川の内野ゴロの間にも1点ずつ追加し、この回4点。阪神先発・湯舟は早くも降板となった。直後の2回、阪神は二死一、三塁からワイルドピッチで1点を返すと、3回には二死二塁から新庄がタイムリー二塁打を放ち、2点目を追加。しかし、立ち直った横浜先発のハマのチンピラ・三浦の前に4回以降は沈黙。結局、三浦は完投で8勝目をマーク。阪神はついに8連敗となり、今季最多の借金12となった。

福岡ドーム:ダイエー11勝10敗
M  003010101  6
H  200021000  5
勝:ウォーレン3勝2敗16S 負:篠原9勝2敗2S S:小林雅9勝6敗3S
本:小久保25
 山本、決勝二塁打! ダイエー、首位陥落!
初回、小久保の25号2ランで先制されたロッテは3回、一死満塁から佐藤のタイムリー内野安打で1点を返すと、続く橋本が2点タイムリーを放ち、逆転に成功。更に、5回には山本のタイムリーで1点を追加。その裏、ダイエーは秋山,J.マッケンジーの連続タイムリーで追い付くと、続く6回には松中のタイムリーで勝ち越し。しかし、粘るロッテは直後の7回、二死三塁から代打のイワオ画伯がセンター前にしぶとく落とすタイムリーを放ち、同点。土壇場9回には二死三塁から山本が右中間を破るタイムリー二塁打を放ち、勝ち越し。最後は小林雅が締めて、逃げ切った。敗れたダイエーは1日で首位陥落

GS神戸:オリックス11勝10敗
Bu 010200000  3
BW 000100000  1
勝:香田2勝0敗 負:杉本友4勝8敗 S:大塚1勝1敗15S
本:礒部3、藤井16
 礒部、先制3号! 香田、136日ぶり2勝目!
近鉄は2回、一死から礒部がライトスタンドへ3号ソロを叩き込み、1点を先制。4回には一死から礒部,鷹野の連打でオリックス先発・杉本友をKO。更に、代わった木田画伯から、山下がセカンドへのタイムリー内野安打を放つと、前田も内野安打で続いた後、水口が押し出し四球を選び、この回、2点を追加。オリックスはその裏、先頭の藤井がライトスタンドへ16号ソロを叩き込むと、続く小川が四球で出た所で近鉄先発・真木は降板。しかし、代わった香田が7回まで4イニングを無失点の好投を展開。8回は石毛−柴田と繋いだ後、9回は守護神・大塚が締めて、2点差を守りきった。大塚はこれで15セーブ目香田は4月6日以来の2勝目がついた。

松山:日本ハム10勝11敗
L  007000000  7
F  000300000  3
勝:ミャオ5勝4敗 負:清水5勝7敗
本:伊東5、トム26
 一挙7点のビックイニング! 西武、首位奪回!
0−0で迎えた3回、日本ハム先発・清水の前にここまでノーヒットに抑えられてきた西武は清水,小関,高木大の3連打で1点を先制。更に、、エセネオエセ松井のバントヒットの後、和田のタイムリー,清水のワイルドピッチ,金村弟の2点タイムリーで清水をKO。更に、代わった立石から伊東が5号2ランを叩き込み、この回、大量7点。日本ハムは4回、ガッツが二塁打で出ると、二死後、島田がタイムリー。更に、トムが26号2ランを叩き込み、3点を返したものの、西武先発・ミャオは5回から立ち直りを見せ、8回途中からは橋本−森と繋ぐリレーの前に反撃を断たれた。これで西武は1日で首位に返り咲き