球界トピックス

8月19日
第82回全国高校野球選手権:育英8−7長崎日大 樟南1−2光星学院 東海大浦安2−1横浜 柳川6−7智弁和歌山 


東京ドーム:巨人14勝7敗
D  000000100  1
G  00111000×  3
勝:西山2勝2敗
負:武田3勝6敗
S:桑田5勝6敗5S
本:破戒僧・清原13
 清水、怒りの3安打! 中日、怒濤のワイルドピッチで、マジック点灯に王手!
前日、川相の投入が遅れた影響で無惨に敗れたにも拘わらず茂雄はまたもや名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。この茂雄の仕打ちに重苦しいムードに包まれた巨人は初回、一死から2試合連続アーチを掲げながら、前日、スタメンを外される嫌がらせを受けて怒り心頭の清水が左中間を破る二塁打で出ると、二死後、今夜の松井さんが歩かされて一、二塁。しかし、破戒僧・清原がライトフライに倒れて、二者残塁。3回裏、その平松が四球を選んで出塁。一死後、茂雄に「ヒラメなんてものじゃない。オコゼだよ、オコゼ!」などと中傷されて怒り心頭の清水がライト前に弾き返すと、二死二、三塁と場面が変わった所で中日先発・武田が痛恨のワイルドピッチを犯し、巨人は労せずして1点を先制。続く4回には破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドに13号ソロを叩き込み、2点目を追加。更に、一死後、ニックンの四球,チュウのヒットで一、三塁と追加点のチャンスを掴んだものの、平松,ガッツな貴公子・仁志と倒れて、またもや二者残塁。川相不在で不安感一杯の巨人先発・平松は初回に一死一、二塁、2回に無死二塁、3回に二死二塁、4回に一死一、二塁と毎回、得点圏に走者を背負いながらも、ペース配分無視の全力投球モードで何とか凌ぎ続けてきたものの、その影響で5回には早くも疲労困憊。これに対して、中日は二死からホビーのヒット,ゴメスの四球で一、二塁のチャンス。ここで茂雄は、ここまで再三再四ピンチを迎えながらも続投だった事で、ここも続投を信じていたであろう平松に対して、よりによって勝利投手の権利まであと一人と言う所で降板させる嫌がらせを敢行。代わった西山はここで打たれる様な事があるとチーム不和の危機に陥ると言うプレッシャーの中、山崎に内野安打を浴びて、満塁とされたものの、何とか立浪を三振にとって、このピンチを脱出。すると、その裏、茂雄に「その茶髪がいけない」などとノムさんのごとき理不尽なイチャモンをつけられて怒り心頭の清水が右中間を破る二塁打で出ると、ここで茂雄は犠打世界記録を狙う川相にあてつけるがごとく、何と江藤に対して犠打を指示し、一死三塁。打席に松井さんを迎えた所で、星野監督は武田を諦め、中継ぎ要員に降格された野口を投入。しかし、ここでも野口がワイルドピッチを犯し、またしてもやらずもがなの3点目を献上。なおも松井さんが歩いたものの、破戒僧・清原がセカンドゴロゲッツーに倒れる本領発揮のチャンスブレイク。3点を追う中日は7回、一死から井端がレフト前ヒットを放つとワイルドピッチで二進。ここで、この日3安打と当たっているホビーが右中間を深々と破るタイムリー二塁打を放ち、ようやく1点。その裏、茂雄は西山の打順で名手・川相…ではなくヒットマン後藤を投入する嫌がらせを敢行。ヒットマン後藤は空振り三振に倒れて、結局、無得点に終わったが、川相をベンチに追いやる事が最大の任務であるヒットマン後藤の結果などどうでもいい茂雄はベンチで歯痒い様子の川相の姿にご満悦。すると直後の8回、早くも桑田がマウンドに登場。桑田は川相不在と言う絶望的な状況下ながら、持ち前の強靱な精神力で持ちこたえ、2イニングを気迫の投球で切り抜け、連夜の5セーブ目をマーク。これで巨人は対中日4年ぶりの勝ち越しが決定し、マジック点灯に王手をかけた。勝ったとは言え、川相不在の影響からくるタイムリー欠乏症は相変わらずで、3点中2点はワイルドピッチで貰ったに過ぎず、10残塁と言う中日の拙攻に助けられただけの事で到底、手放しで喜べる試合ではないにも拘わらず、茂雄は破戒僧・清原の一発に夢中で川相不在によるほころびなど、全く気付いておらず、今後も川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている。、

神宮:ヤクルト9勝11敗
C  000000000  0
S  00102342× 12
勝:石井一4勝9敗 負:佐々岡9勝3敗 
本:ペタジーニ29、佐藤8
 ペタジーニ、2戦連発29号! 石井一、7回12Kの力投!
ヤクルトは3回、二死二塁から、真中がセンター前タイムリーを放ち、1点を先制すると、5回には一死二塁から、石井一のタイムリー二塁打,真中の犠飛で2点を追加。続く6回にはペタジーニが2試合連続となる29号2ラン,宮本の犠飛で3点、7回には中井美穂の旦那・古田,稲葉,岩村の3連続タイムリーで4点を追加。更に、8回にも佐藤の8号ソロ,古田のタイムリー二塁打でダメ押しの12点目。投げては先発の石井一が7回を投げて毎回の12三振で無失点の好投を展開。8回からは山本−宮出と繋ぐ完封リレーで最下位を脱出石井一は5月30日以来となる4勝目がついた。

横浜:横浜11勝9敗
T  100001000  2
YB 00203100×  6
勝:ゲーリー川村6勝8敗 負:福原4勝8敗1S S:河原1勝2敗2S 
本:タラスコ12,13、メカゴジラ4
 タラスコ、2発も空砲! 7連敗で最下位転落!
初回、タラスコの3試合連続となる12号ソロで先制された横浜は3回、二死満塁からローズが2点タイムリーを放ち、逆転に成功。5回には二死一、二塁から田中シュータのタイムリーエラー,中根の2点タイムリー二塁打をで3点を追加。直後の6回、阪神はタラスコがこの日2本目となる13号ソロを放つも、その裏、メカゴジラに4号ソロを浴び、ダメを押された。投げては先発のゲーリー川村が6回をタラスコの2発のみに抑えると、7回から登板した河原が3イニングをピシャリと抑え、2セーブ目ゲーリー川村に6勝目がついた。阪神は今季初の7連敗で再び最下位に逆戻り。 

福岡ドーム:ダイエー11勝9敗
M  004000000  4
H  05000001×  6
勝:田之上7勝3敗 負:ノット1勝1敗 S:ペドラザ1勝2敗27S
本:初芝16、松中27
 ニエベス、仰天! 福岡ドーム初の天井直撃ヒット!
ダイエーは2回、二死から秋山が二塁打で出ると、続くJ.マッケンジーがタイムリーを放ち、1点を先制。更に、湯上谷,鳥越,柴原の3連続タイムリーの後、林もヒット。ここでニエベスが福岡ドーム初となる天井に当たってインフィールドに落ちるヒットを放ち、柴原が生還し、この回、怒濤の7連打で、5点をゲット。しかし、直後の3回、ロッテは二死からサブロー,フクーラの連打の後、ボーリックのタイムリー三塁打で2点を返すと、初芝が2試合連続となる16号2ランを叩き込み、あっと言う間に1点差。その後、膠着状態が続いたが、8回、松中の27号ソロでダイエーが貴重な1点を追加。最後は守護神・ペドラザが締めて27セーブ目。これでダイエーは1日にして首位に返り咲いた

GS神戸:オリックス11勝9敗
Bu 022001000  5
BW 000000000  0
勝:アゴくら3勝6敗 負:水尾0勝1敗
 
 鷹野、4安打2打点! アゴくら、移籍初完封で連敗脱出!
2回、近鉄は先頭のローズがヒット、続く吉岡が歩いた後、礒部が送って、一死二、三塁。ここで鷹野がレフト前にタイムリーを放ち、先制すると、更に、大村がスクイズを決めて、この回2点。続く3回には二死二、三塁から礒部のセカンドゴロの間に1点をあげると、またも鷹野がレフト前へタイムリーを放ち、リードを4点と広げ、オリックス先発・水尾をKO。6回には一死三塁から今度は前田がスクイズを決めて、ダメ押しの5点目を追加。投げては先発のアゴくらが丁寧に低めをつく投球でオリックスにつけいる隙を与えず、近鉄移籍後初の完封で5月12日以来の3勝目をマーク。これで近鉄の連敗は7でストップした。

高松:日本ハム10勝10敗
L  100010300  5
F  10212000×  6
勝:下柳5勝2敗 負:オツ9勝5敗 S:高橋憲1勝0敗1S
本:井出10、トム25、エセネオエセ松井17
 西武、1日天下! オツ、6失点KO!
初回、西武は一死満塁から和田の犠飛で先制すると、その裏、日本ハムは井出が10号先頭打者アーチを放ち、すかさず同点。更に、3回には二死二塁から片岡のタイムリー二塁打で勝ち越すと、続くオバンドーもタイムリーを放ち、この回2点。続く4回にはトムの25号ソロで1点を追加。直後の5回、エセネオエセ松井の犠飛で1点を返されるも、その裏、またもオバンドーが2点タイムリー。粘る西武は7回、エセネオエセ松井が17号3ランを叩き込み、1点差と迫り、日本ハム先発・下柳をマウンドから引きずり下ろしたものの、8回から登板した高橋憲の前に後続を断たれて、あと一歩及ばず、僅か1日で首位陥落となった。高橋憲はプロ初セーブ。対西武4連勝となった下柳に5勝目がついた。