球界トピックス

8月18日
第82回全国高校野球選手権:長崎日大6−2徳島商 智弁和歌山11−7PL学園 松商学園3−11樟南 柳川10−1瀬戸内



5回、ジョニー黒木の5球目を激振

レフト前に弾き返し2000本安打達成!

秋山の快挙を祝福し、花火が舞い上がる

愛娘・真凛ちゃんに花束を贈呈される秋山

真凛ちゃんを抱き上げ、歓呼に応える秋山

金やんと王さんの名球会コンビも祝福

北九州:ダイエー10勝9敗
M  600000011  8
H  000050000  5
勝:ジョニー黒木4勝11敗 負:星野3勝3敗 S:小林雅9勝6敗2S
本:ニエベス13、初芝15
 秋山、2000試合出場&2000本安打、ダブル達成!
ダイエー先発は2試合連続完封中と好調の星野。これに対して、ロッテは初回、先頭の諸積が右中間を破る二塁打で出るとサブローが送って、一死三塁。ここでフクーラがレフト前へタイムリーを放ち、1点を先制。更に、ボーリック,初芝,佐藤,吉鶴と5連打を浴びせた後,山本の押し出し四球,小坂の2点タイムリーで6点をあげ、星野は二死もとれずにKO。6点を追うダイエーは5回、この回が終了した時点で史上32人目の2000試合出場達成となる秋山がカウント2−1からの5球目のストレートをレフト前に弾き返し、史上28人目(ドラフト外入団としては史上初)の快挙となる通算2000本安打を達成すると、これで勢いづいたか、J.マッケンジーもレフト前ヒットで続いた後、ニエベスがライトスタンド中段へ飛び込む13号3ラン。更に、鳥越,柴原のヒットで二、三塁とすると、吉永がしぶとくセンター前へ抜ける2点タイムリーを放ち、一気に1点差に詰め寄った。初回でKOされた星野の後を継いで、前日、4回KOとは言え先発登板したにも拘わらず、マウンドに上がった若田部の汚名返上の力投の前に追加点を阻まれてきたロッテだったが、8回、初芝がレフトスタンド上段へ15号ソロ。続く9回には二死三塁から、フクーラのショートゴロを鳥越がトンネルするタイムリーエラーを犯し、8点目を献上。最後は小林雅がピシャリと締めて逃げ切り、連夜のセーブをマーク。先発のジョニー黒木は6回1/3で5失点と不本意な内容ながらも6月17日以来となる4勝目。敗れたダイエーは、この日試合のなかった西武と入れ替わりで首位陥落となった。


東京ドーム:巨人13勝7敗
D  001030003  7
G  001002000  3
勝:山本昌8勝6敗
負:メイ10勝6敗
本:ガッツな貴公子18、ゴメス16,17、立浪6、江藤25
 あまりにも遅過ぎた川相投入! メイ、究極破滅オーダーにぶち切れ、5回KO!
前日、解説者が揃って絶賛した粘り腰で起死回生の2ホーマーを呼び込んだ名手・川相だったが、案の定、茂雄は2発そのものに夢中で、それを呼び込んだ川相の存在に気付くべくもなく、この日も名手・川相をベンチに幽閉する大暴挙に打って出た。しかも、中日先発が左腕・山本昌だからと、前日、起死回生の同点3ランを放つなど、2試合連続アーチで好調の清水を外す嫌がらせをかまして、レフトにマルちゃんを入れる究極破滅オーダーを炸裂させたのだ! この茂雄のやり口に試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・メイは「何であれだけのグッドジョブをこなしたカワイを外すんだ!? しかも、レフトにマルティネスだと!? 俺に恨みでもあるのか!? 批判文書をバラまくぞ!」とばかりに怒り心頭。このメイの精神的動揺をついて、中日は初回、一死から井端がヒットで出ると、続くホビーが粘りに粘って四球を選び、一、二塁。ここでダブルスチールを敢行して、チャンスを広げたものの、完全にボールと思われた球をストライクと判定され、ゴメスが三振。ゴメスのあわや退場の猛抗議も受け入れられず、二死となると、山崎もレフトフライに倒れて、結局、二者残塁。続く2回には、一死から原田が三遊間を破ると、続く鈴木郁もレフト前へ! ヘッポコレフトのマルちゃんの緩慢な動きを見た原田は一気に三塁を陥れ、一、三塁。しかし、ここでも山本昌,李ボンジョムと倒れて、またもや二者残塁。3回には、先頭の井端がヒットで出ると、続くホビーのレフト前のフライをヘッポコレフトのマルちゃんが目測を誤るまずい守備でヒットとしてしまい、無死一、二塁。一死後、山崎が粘った末にレフト前にタイムリーを放ち、ついに1点を先制。その裏、巨人は一死からガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトポール際へ18号ソロを叩き込み、あっと言う間に同点。しかし、依然として川相不在とヘッポコレフトのマルちゃんの存在が気になってイライラを隠せないメイに対して、中日は5回、先頭のホビーがセンター前に弾き返すと、続くゴメスがレフトスタンドへ16号2ランを叩き込み、勝ち越し! 更に、一死後、立浪もライトスタンドへ6号ソロを放り込み、メイはこの回で無念の降板! 巨人は6回、先頭のニックンが内野安打で出ると、続く江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンド上段へ2試合連続となる25号2ランを叩き込み、1点差。なおも、二死一、二塁のチャンスながら、チュウが空振り三振に倒れ、二者残塁。すると、中日は土壇場9回、川相不在で不安感一杯の巨人4番手・岡島から、先頭のゴメスがレフトスタンドへこの日2本目となる17号ソロを放ち、貴重な1点を追加。更に、山崎が四球で出た所で、代えるべきはピッチャーでなく、ショートだと言う事に気付かない茂雄は、ここで河本組長にスイッチするも、やはり川相不在で不安感一杯の河本組長立浪に右中間を破るタイムリー二塁打を浴びると、一死後、鈴木郁にあっさりとスクイズを決められて、リードを4点に広げられた。その裏、中日はセーブのつかない場面ながらも、守護神・ギャラードを投入する万全の逃げ切り体勢。茂雄は一死からようやく名手・川相を代打で出したものの、既に、時遅し。最後は江藤が空振りの三振に倒れて、連勝は6でストップした。あまりにも遅過ぎた川相投入の影響で敗れるべくして敗れた巨人だが、茂雄は敗因がそこにあるなどとは微塵も思っておらず、今後も川相幽閉策を徹底させるのは必至とあって球団史上初の4年連続V逸の陰が徐々に忍び寄ってきている

神宮:ヤクルト8勝11敗
C  000100000  1
S  00007402× 13
勝:伊藤智4勝6敗 負:紀藤1勝2敗 
本:ペタジーニ28、岩村7、土橋1、稲葉4,5
 ヤクルト、怒濤の一発攻勢! 5発13点で圧勝!
4回に、森笠のタイムリー二塁打で1点を先制されたヤクルトは5回、伊藤智,真中の連打の後、土橋が送って一死二、三塁となった所で副島が2点タイムリー二塁打を放ち、逆転に成功すると、続くペタジーニがレフトスタンドへ28号3ランを叩き込み、広島先発・紀藤をKO。更に、代わった酒井から、中井美穂の旦那・古田,デカが連続四球を選んだ後、岩村が7号3ランを浴びせて、この回、大量7点。続く6回には土橋の1号ソロ,代打・稲葉の4号3ランで4点を追加すると、8回には稲葉が2打席連続となる5号2ランを放ち、ダメ押し。投げては先発・伊藤智が7回を投げて7三振1失点の好投を展開し、4勝目をマークした。

横浜:横浜10勝9敗
T  00000001001  2
YB 10000000002× 3
勝:木塚5勝3敗7S 負:葛西5勝4敗14S 
本:タラスコ11
 石井タクロー、サヨナラ打! 金城、ついに規定打席到達!
初回、横浜は二死二塁からローズのセンター前タイムリーで先制。1−0の儘、迎えた8回、阪神は二死一塁から矢野のタイムリー二塁打でようやく同点に追い付き、試合は延長にもつれ込んだ。延長11回、阪神はタラスコがレフトスタンドへ11号ソロを叩き込み、ついに勝ち越しに成功。しかし、その裏、横浜は二死三塁から、代打・井上が同点タイムリー。更に、井上が二盗を決めた後、石井タクローもライト前にタイムリーを放ち、今季6度目のサヨナラ勝ち。3番手の木塚に5勝目がついた。敗れた阪神は今季3度目の6連敗。尚、この日、金城がついに規定打席に到達し、2位のローズを大きく引き離しての首位打者に立った

GS神戸:オリックス11勝8敗
Bu 000102000  3
BW 10321105× 13
勝:加藤3勝3敗 負:山村5勝7敗
本:下痢ニール7、吉岡14
 近鉄、悪夢の7連敗! 投手陣、次々と火ダルマ! 
オリックスは初回、谷のタイムリー三塁打で1点を先制すると、3回には一死一塁から藤井,ハイツ田口,下痢ニール,塩崎の4連打で3点を追加。4回、礒部のタイムリーで1点を返されるも、その裏、代打・アリアスのタイムリー二塁打で2点を追加。続く5回には下痢ニールが7号ソロ。近鉄は直後の6回、吉岡の14号2ランで応戦するも、その裏、ハイツ田口のタイムリーで1点、8回にも5安打を集中されて5点を失い、ダメを押された。オリックスは先発全員の17安打13点の猛攻で快勝。先発・加藤は9安打を浴びながらも、打線の援護に助けられ、3失点完投で3勝目をマーク。敗れた近鉄は、昨年9月以来となる7連敗